昼寝ネコの雑記帳

昼寝ネコの「大人の恋愛講座」進入禁止編

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(これもカトリ〜ヌ・笠井さん作の画です。ちょっぴり世間ずれしたネコで、まあいうなれば世知に長けた存在であり、こういうのをアメリカではStreet Wiseというらしいです。ちょっとした規模の都会を縄張りに生きており、世の中の裏表や男女の・・・古今東西、あちこちで繰り広げられている恋愛ドラマにも、うんざりしながら聞き耳を立てる、そんなネコなんです。ちょっと、憎めない奴ですね)

「Just One of Those Things」という曲は
実に多くのジャズシンガーが歌っている。
直訳すれば、「たくさんのうちのひとつに過ぎない」
という意味になるのだと思うが・・・。

さて、「大人の恋愛講座」というタイトルで
たまには趣きを変え、
ちょっと私見を述べてみたいと思う。

講座名の後ろに「進入禁止編」という
副題があることに注意していただきたい。
結論を先にいってしまうと、大人の皆さんは
・・・既婚者の皆さんは、という意味だが、
こと恋愛に関しては、進入禁止の標識が見えたら
敢えてそれ以上進まない方がいい、
というのが私の持論である。
別に、倫理学や道徳論を振りかざすのではなく
現実を直視して、そう思うからである。
いや、それでも構わない、機会があったら
是非とも恋愛経験をしてみたい、という無謀な方は
このまま読み進んでいただきたい。
そうではなく、やはり大人になってからの恋愛は
慎むべきである、という良識派の方は・・・
そういう方も一応は読んでみていただきたい。
さらに決心を強めるためにも・・・である。

さて、告白するに、昼寝ネコは実に恋愛経験が多い。
実際の私をご存知の方も多いので、補足するが、
昼寝ネコの場合の恋愛というのは、実体験ではない。
なんのことはない。映画を観ては登場人物に成り代わり、
勝手なストーリーを頭の中で思いめぐらすだけなのだ。
小説しかり、オペラしかり・・・という、いわば
妄想恋愛に過ぎないのだが、これが結構疑似体験として
図々しく脳内消化してしまっている。

「カサ・ブランカ」だって、いつの間にか
ハンフリー・ボガードになりきって、
20年後に偶然、老人ホームで再会するシーンを想像する。
バーグマン:
「私たちのこと、もうすっかり昔の出来事になってしまったわね」
昼寝ネコ・ボガード:
「昨日のことなんて、ずいぶん昔のことで忘れてしまったけど、
君とのことは、どんなに昔のことでも、昨日のことのように
鮮やかに覚えているよ」
・・・ウゲゲ、なんて臭いセリフなんだろう。
しかし、脳内の妄想では、誰も咎めたりはしない。
いたって自由なものだ。

あらあら、まだ序論にも到達しないのに
こんなに字数をかけてしまった。
あまり長いと退屈されると思うので、
続きは次回ということで、お楽しみに。

ちなみに、「赤と黒」や「パルムの僧院」の作者、
スタンダールは、かなり熱烈な恋愛経験者だと
知人が評したが、同感だ。
恋愛は、その人間の感性と密接な関わりを持つものなので
その視点から、次回の講座を進めたいと思う。

本日はこれまで。
起立・・・礼。

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# by hirune-neko | 2008-07-17 23:24 | 現実的なお話し | Comments(6)

またまた原稿が遅れて窮地に・・・

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(これもカトリ〜ヌ・笠井さん作の画で、最近はどういうわけか小さくて可愛らしいネコが続いている。実際にこんなネコがそばにいたら、気持ちも和むのだろうと思う)

仕事で依頼を受けた原稿が、手つかずのまま遅れている。
それよりも緊急度の高い仕事が次々と発生するのだから
自分としては仕方がないなと思っているのだが、
でも、待ちわびている人の気持ちを考えると
自責の念を否定することはできない。

もうひとつの理由は・・・
ちっとも理由になんてなっていないのだが、
夜、床につく時間を徐々に早くしていることが
挙げられると思っている。
従前は、終わるまで、あるいは「へばる」まで
コンピュータに向かっていたので、
当然のごとく明け方まで起きていて、
日の出とともに寝るという生活リズムになっていた。
睡眠は浅くなり、疲れがすっきりと抜けない。
集中力が欠けるので、仕事がさらに遅れる。
いらいらして気短になり、周囲の人間に迷惑をかけてしまう。
ここでまた自己嫌悪に陥り、人生が少しいやになる。

無理してもうひとつの理由を挙げると・・・
これこそ理由になんてなりっこないのだが、
私の体質は、四六時中、機械的に仕事だけをするのに
向いていないのだと自覚している。
全然創造的な要素がなく、ただひたすら事務的な
資料や文書を作るのは、非常に苦痛に思える。
そう感じるのだから仕方がないが、これはもう
理由というよりも、気ままなわがままだと自覚している。
だから、さらに自信喪失し、自己嫌悪が深まる。

私のような人間は、やはりこの社会では
存在価値や存在理由など与えられていないのだ、
とすら思えてくる。
「人間失格」とか「廃人」とかという言葉が
無意識のうちに頭の中を駆けめぐる。
そんなときに限って、母の言葉を思い出す。
口癖のように
「わたしより先に逝くなんていう親不孝だけは
絶対にしないでね・・・」
別に自殺願望があるわけではない。
でも、人間には残念ながら自分の死期を選べる自由がない。
だから、母にその種の希望を述べられても、
確信と自信を持って、
「はい、わかりましたよおっかさん。
オイラ、まだまだ死なないから、心配いらないよ」
などと、口が裂けてもいえない。
「そんなに心配なら、早く先に死になさいよ、アンタ」
などとは・・・確か一度そんな内容のことをいった記憶があるが
母は当然、冗談だと受け取り、嬉しそうにケタケタと笑った。
「アンタの心配事はそれだけなんだから、うらやましいよ」
というのが、私の本心である。
うぎゃっ!

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# by hirune-neko | 2008-07-16 15:58 | Comments(6)

7月14日。今日はパリ祭・・・だそうです

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(これまた、カトリ〜ヌ・笠井さん作の画です。誰にだって、こんなに無邪気で無垢なときがあったのです。できれば、あまり大人びでしまいたくないのですが、でもこれからの時代は、警戒心なしでは生き抜くのが難しいでしょうね)

フランス・リヨンにお住まいのshi.shiさんが
日記で、パリ祭の起源について書いていらっしゃいます。

1789年はフランス革命が起きた年で、
ルイ16世とマリーアントワネットが
政治犯として、ギロチンにかけられましたが、
マリーアントワネットの処刑の日が、7月14日であり、
その日を記念して、今日ではパリ祭として
フランス国中、大騒ぎのようです。

フランス革命とパリ祭、そして私の間には、
切っても切れない思い出深い出来事・・・
なんて、なんにもありゃしません。

アズナブールの「ラ・ボエーム」と
プッチーニの「ラ・ボエーム」の両方に
心酔していましたので、モンマルトルの丘に建つという
白いサクレ・クール寺院を訪ねたときのことです。
丘の頂上から坂道を下りきった道は「クリシー」といって
ムーランジュールやいかがわしい店が建ち並び
まだ昼だったのに、いかがわしいお姉さん・・・
いや、おばさんたちも立ち並んでいて、
思い描いていたイメージが、見事に
塗りつぶされた気分でした。

それでもまた、パリには行ってみたいし、
リヨンにも行ってみたい。
できればドゥーヴィルにも行きたいし、
せっかくだからシェルブールの港にも行ってみたい。
でもね、飛行機でも道中が長くて、
年々海外に行くことが億劫に思うようになりました。
もっと近くでのんびりと・・・
タイ、ヴェトナム、シンガポール・・・
ええい、面倒だ、もう熱海でいいや。

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# by hirune-neko | 2008-07-14 20:56 | Comments(0)

どっこい、オイラも生きている

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(カトリ〜ヌ・笠井さんの最新作です)
ずいぶん寝不足の日が続きました。
朝の5時過ぎまで仕事なんていう日も多く
かなり消耗しましたが、なんとかまた
日常生活が普通に戻ってきました。

知人からは、お互いにもう若くないんだから
徹夜なんてしない方がいいよ、と忠告され、
本当にそうだなと思っています。

そんなわけで、今日は久しぶりに
旧作映画をスキップさせながら観たんです。
繰り返し10回以上は鑑賞済みなんですが
とても好きな映画で、飽きません。
邦題は「ニューオリンズ・トライアル」、
原題は「Run Away Jury」で、法廷ものです。
原作はジョン・グリシャム。
出演はジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、
ジョン・キューザック・・・脇役の人たちも皆
非常に好演しており、プロットもいいし
音楽もいいし、私にとっては秀作です。

で、今日のネコは、長い昼寝から目覚め
何やらいい夢を見たのか、表情が充実しています。
私の実際の夢なんて、人様に詳しく説明できないような
本当にトンチンカンなものばかりなんですよ。

毎日が時間に追われていると、妄想タイムもなく
精神的にひからびた状態になってしまいます。
最近は特に、東アジア情勢と日本の政治家や
官僚の皆さんの動静を聞くにつけ
ああ、このまま日本で一生を過ごせるのだろうかと、
不安が増幅してきています。

先が見えない時代に突入して来ましたね。
いよいよ、われら昼寝ネコ一族が
なんらかのアクションを起こさなくていけない
そんな風に感じる昨今です。
ふう・・・。

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# by hirune-neko | 2008-07-12 23:22 | Comments(2)

かすりもせず落選の公募作品公開1

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(カトリ〜ヌ・笠井さんの、この画から着想を得ました)


公募ラジオドラマ、落選作品大公開!

 北海道・札幌市にあるSTVラジオが公募した「北のシナリオ大賞」の発表がありました。昨日の北海道新聞紙上で結果が報道され、昼寝ネコ作「雪女の甘いささやき」は、かすりもせずに見事落選でした。うぐぐ・・・残念でした。
 結果が判明しましたので、これで晴れて作品を公開したいと思います。約1万2千字ですので少し長いですが、比較的SF小説感覚で気楽にお読みいただけると思います。
 掲載できる字数制限の関係で、以下に何部かに分けて公開します。


雪女の甘いささやき【その1】 昼寝ネコ・作

 羽田発、新千歳空港行きの飛行機は、ほぼ満席状態だった。あいにく真ん中の席で、両側を少々肥満気味の男性に挟まれ、肩身の狭い思いだった。新聞も機内誌も広げる気になれず、頭の中はまだ昨晩の負け将棋の棋譜で占められていた。
 対戦相手は「フォアグラ肝臓」さんという風変わりな名前で、一年ほど前に入門したネット将棋スクールの兄弟子に当たる。大のアルコール好きだそうだ。酒量と体重が徐々に増えてしまい、気がついたら脂肪肝になっていたという。そのついでにフォアグラ肝臓と、自ら命名したらしい。
 兄弟子といっても面識があるわけではなく、ネット上で対戦相手になってもらっているだけである。実力は雲泥の差で、ネット将棋スクールの堀川師匠の話では、フォアグラ肝臓さんはアマ四、五段だそうだ。私は学生時代に、寮の談話室で寮生仲間と時々指す程度で、かれこれ四十年近く、駒に触ってもいなかった。それが、どういうわけかネット上で将棋の対戦ができることを知り、すっかりはまってしまった。連戦惨敗の悔しさが後押ししてネット将棋スクールを探し当て、入門したというのが実情だ。だから、実力はやっとアマ十二級近くでうろついている。
 いつもフォアグラ肝臓さんには、いいようにあしらわれるのだが、昨晩は違った。どうしたわけか、序盤から中盤にかけて調子が良かった。どうやって寄せようか、これで有段者に初めて勝てるぞ・・・そんな思いが頭の中いっぱいに拡がったとき、6四角と打たれた。おお飛車取りか、とりあえず安全なところに避難しておこう、と飛車が逃げた瞬間、ノータイムで3六桂と打たれた。角が睨んでいるので歩で取れないし、相手の持ち駒には「金」があって、これでは即詰みだ。気をつけていたのに、美濃囲いの弱点をもろに突かれてしまった。
 勝利への期待感がふくらんでいたのに、一気に奈落の底に突き落とされた瞬間だった。悔しさより、呆然とした思いで何も考えられなかった。あのときは、どう指せばよかったのだろう・・・新しい一日が始まったのに、今さら考えても仕方のないことを、あれこれ思い巡らしていた。
 やがて飛行機は離陸し、ぐんぐん高度を上げていった。

 ガクンという衝撃で目が覚めた。どうやらいつの間にか眠りに落ちていたらしい。窓の外は少し暗くなりかけていたが、雪で覆われた新千歳空港の景色が拡がっている。あと半月もすればクリスマスの時期だ。札幌の街は、夜ともなればイルミネーションできれいに装っているのだろう。雪の似合う街だ。

 母は長年、札幌の手稲前田に独りで住んでいる。私が高校を卒業して北海道を離れ、数年後に父が亡くなってからのことなので、三十数年は今の家に住んでいることになる。
昨年から札幌出張の機会が増え、その都度、母の家に居候している。 
 国道五号線から手稲駅方面に右折し、石狩街道に入ると、きれいな並木道が続いている。月面宇宙センターのような外観の、石狩図書館を過ぎてしばらく走ると、夜だったせいか、信号もまばらで人の気配がしなくなる。降り続く雪で視界も悪くなる。
 そんなとき、何やら雪女が、人待ち風に道路脇にたたずんでいそうな気がする。あるとき、将棋の対戦後のチャット感想戦で、フォアグラ肝臓さんに雪女の話をしてみた。そのとき初めて、フォラグラ肝臓さんが道東の出身であることを知った。
 フォアグラ肝臓さんにいわせれば、雪女の出没する場所は石狩街道などではなく、北見峠か金華峠の方がそれらしいという。私は、たまたま、全道に病院を展開している医療法人の本部に営業している。いつか契約が決まって道東に行く機会があったら、是非ともその峠を経由して行ってみようと思っている。やはり雪女には、都会ではなく、茫洋とした雪深い大自然の方が、よく似合うのではないだろうか。



   *   *   *



 一昨日の夜、仕事帰りにふと大通り公園に立ち寄った。厳しい冷え込みだったが、雪の積もったベンチに腰を下ろした。この何十年もの間、久しく訪れていなかったので、ふと懐かしく思い出したのである。夜気は冷たく、テレビ塔を見上げながら、長居はしない方がいいなと思い始めたそのとき、いつの間にか横に奇妙な雰囲気のネコが座っていることに気づいた。
「ニャ〜」
「おやおや、今晩ニャ〜」
 得意のネコ語で話しかけてみたが、返事はすべて「ニャ〜」だった。
「なんだい、ネコのくせにブーツなんか履いて。おまけにお前の足はまるでバレエダンサーのように、しっかり百八十度に開いているね。プレパラシオン一番のポーズじゃないか」
「ニャ〜、ニャ〜」
 どうやら何かいいたいらしい。そっと手を近づけてみたら、横腹が異常に冷たい。かわいそうに。コートのボタンを外し、抱き寄せて暖めようとしたが頑強に拒む。
「まあいいや。で、こんなところで何をしてんの?お腹、空いてない?」
 こいつ、ネコだけどバレエダンサーのように減量してんのかな。やたらなものは食べないんだろうな。
「昼寝ネコさん!」
 女性の声がする。
「ん?!」
 誰だろう、私のニックネームを知ってる人なんてほんの数人なのに。おまけに札幌で知ってる人なんてごくわずかだし・・・。そう思ってベンチの後ろを振り向いたが誰もいない。念のためにもう一度周りを確かめたが誰もいない。
「昼寝ネコさん!」
 また女性の声がする。まさかとは思ったが、ネコに視線を向けてみた。
「昼寝ネコさん!わたしが呼んでいるんですよ」
 確かにネコがしゃべっている。なんてこった、とうとう幻覚と幻聴が始まったのか。愕然とする思いだった。
「びっくりさせてごめんなさい。昼寝ネコさんを探していたんです」
「えっ?私を探してた?キミはどこの誰なんだい?」
「わたしはずっと遠いキラキラ星から、昼寝ネコさんに会いにやってきました。ようやくお会いできましたね」
「ええっ?遠い星?キラキラ星?それよりよくできたロボットだね。誰かが遠隔操作しているんでしょう?もしもし?ハロー?」
 そういうと、私はネコの目に向かって手を振った。おそらく目がカメラになっているのだろう。
「もしもし、隠れているのは、どなたですか?こちらは昼寝ネコですよ。本日も晴天なり」
「昼寝ネコさん、わたしはロボットではありません。遠い星からやってきたんですよ」
「まあいいや。じゃあ話を聞くからさ、何の用件か説明してくれる?さっぱり理解できないよ」
「はい。わたしは地球から三万光年離れたキラキラ星からやってきました」
「ほう、三万光年ね。で、何年かかってやってきたの?」
 いたずらにしてはなかなか良くできていると思ったので、会話に付き合うことにした。
「ご理解いただけないと思いますが、宇宙空間をねじまげる特別なルートを使い、ごく短時間で到着しました」
「なるほど」
「ご理解いただけたんですね?」
「いや、全然」
「では、昼寝ネコさんに会いにきた理由を、簡単にご説明しますね」
「うん。そうしてください」
 彼女の会話にはついていけなかった。理解力と想像力を遙かに超えた内容だったので、頭の中でイメージが固定化されなかったのだ。やりとりを要約するとこのようになる。 
 彼女の住んでいるキラキラ星では文明が最高度に発達しているのだが、星の持つ再生能力が急激に低下してしまった。そのため、海水の温度が上昇し、低温の海底で眠っていた、さまざまなウィルスが活動し始めたらしい。長年地表に出てこなかったウィルスなので、ワクチンもなく誰も抗体を持っていない。このまま感染が拡がると、キラキラ星に住んでいる生き物はすべて絶滅する危険性が高いという。
 水と空気の豊富な他の惑星に集団移住するか、あるいは強力な抗体をもつ「個体」を宇宙から探し出し、血清を作って住民を救わなければならなくなった。そこで、広範囲な宇宙に無数の無人探査衛星を派遣して調べた結果、地球人に抗体を持つ人が存在することが分かった。DNAの状態が重要らしいのだが、地球人のものはかなりの確率で、安全に適応することが分かった。しかし問題なのは通常のDNAだけでなく「m-DNA」の適合性の問題らしい。「m-DNA」とは、感性をコントロールするDNAのことを指すという。
 キラキラ星の人々は、高度に精神性が発達しており、感性のDNAが適合しないと精神が破綻したり凶暴になったり、廃人になってしまうというのだ。そこで無人探査衛星が入念に調査した結果、地球上ではこの私が、最適のm-DNAの持ち主であることを発見したという。そこで彼女が全権を委任され、ネゴシエーターとして私に接触するために地球に派遣されてきたらしい。

【第2部に続く】

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# by hirune-neko | 2008-06-28 17:26 | 創作への道 | Comments(4)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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