昼寝ネコの雑記帳

シャーロット・ランプリングvsシャロン・ストーン

実に何ヶ月ぶりか、思い出せないぐらいしばらくぶりに
TSUTAYAに行った。棚の前を行ったり来たり・・・
なんの予備知識もなく、面白そうな映画を探すのも
なかなか楽しいものだ。
だって、最新映画情報とかいうテレビ番組や
雑誌の記事にはとんと縁がないものだから、
行き当たりばったりで判断するしかないんだもの。

で、出演者の名前がシャーロット・ランプリングと
シャロン・ストーン・・・もちろん主役は
シャロン・ストーンなのだが、彼女の名前だけだったら
手を伸ばさなかったと思う。
シャーロット・ランプリングは、はるか昔に
「春の嵐」で出会った。その後、ポール・ニューマンが
主演した「評決」という法廷もので再会した。

「春の嵐」は、結局のところどんなプロットだったか
さっぱり覚えていないが、シャーロット・ランプリングの
不思議な魅力に少し捕らわれていた。

「評決」では、主要人物の背景は
すっかり明かされなかったように記憶しているが
決して明るくはない過去を背負いながら、法曹界に復帰・・・。
そんな感じの、多分「元」優秀な女性弁護士だったのだろう。
こっぴどい結婚生活に破れ、深い傷を負って生活のために
とりあえず元の勤め先の法律事務所に戻った・・・
らしい設定を匂わせるのだが、結局のところは
最後まで彼女の素性は明かされない。

ラストシーンは印象的で、彼女はポ−ル・ニューマン扮する
弁護士に電話をし続け、一方のポール・ニューマンは
彼女からの電話だと知りつつ、無理矢理抑制して
受話器を取らない・・・つまり、法廷では敵対する
事務所同士であり、潜入スパイ的な働きをした彼女を
許せないという現実的な立場と裏腹に、
お互いに孤独の中で出会った、同じ嗅覚の人間同士という確信が、
葛藤の固まりとなって二人を遮っている・・・
単なる法廷ドラマの枠を超えた、なかなかの秀作だと思う。

シャーロット・ランプリングという名前からすると、
英国人なのか米国人なのか、それすら知らないのだが・・・。

さて、話題がすっかり脇道にそれてしまったが、
この映画ではシャロン・ストーンが主役で
アメリカ人女流作家を演じている。
舞台は英国・・・画面には何度かテムズ川の風景。
そして、ハムステッドとかハイゲートという
ロンドン北部の閑静な住宅地の名前が出てくる。
シャロン・ストーンは、画面に出てくるたびに、
毎回異なる、ド派手で趣味の悪い衣装をまとい、
一方のシャーロット・ランプリングは
毎回黒いドレスで、一瞬いつも同じ洋服かと思わせる。
シャーロット・ランプリングは、おそらく軽く60歳を
越えていると思うのだが、知的でエレガントな
精神科医を演じている。

いやあ、長々と書いてしまったが、
俳優としても役どころとしても、
圧倒的にシャーロット・ランプリングが秀逸なのだ。
どちらから見ても、拡がりのある存在感と不透明な透明感を持った
そして、見る人の耳目を惹きつける魅力を持っている。

もし私が映画のプロデューサーなら、ためらわずに
彼女が主演の映画を作るだろうと思う。
それを言いたかった・・・だけである。
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# by hirune-neko | 2008-11-07 00:16 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(2)

寒い国にやってきたスパイ

寒い国にやってきたスパイ・・なんていう
格好のいいものでは全然ありません。

6月以来の札幌で、まだ積雪していないものの
肌寒い夜気でした。深夜に目が覚めると
異様に寒く、歯がガチガチいうほどでした。

昨年は、10月から2月まで札幌に滞在し
真冬に、函館から青森まで
営業に行ってきましたが、今思えば
本当に吹雪の中の行軍でした。
残念ながら、思ったほどの成果もなく
試行錯誤が続いています。

久しぶりに開いたパソコンは、私の留守中に
電話回線をADSLから光に換えたせいで
インターネット接続ができなくて
結局、昨晩は何もできないまま寝ました。

・・・こんな風だと、まるで小学生の作文ですね。
小学生といえば、ネット将棋スクールには
何人もの小学生が入門しています。
名前も、ちびまるこちゃん、コナンくん、なるぞうくん
など、お利口さん風の名前ばかりです。
実際に県代表の子どもさんもいるようで、
私なんか、軽くあしらわれそうです。

1ヶ月間、実務的な作業ばかり続けていましたので
頭の中も感覚も、非常に現実的になっており
ストーリーなんて全く思い浮かばないんです。
寂しいものですよ。
でも、世の中が不安要素だらけになって
あまり浮世離れしたことばかりは
考えていられないというのも現実です。

まあ、浮き足立たないで
基礎固めに専念しますけど、いやはや
水面下に隠れていたいろいろな悪事が
だんだん露呈する・・・そんな時代に
なってきたように思います。

みなさんも、どうぞしっかり目を開いて
世の中の行く末を見てくださいね。
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# by hirune-neko | 2008-11-03 00:52 | Comments(0)

大変ながらくのご無沙汰でした

ちょうど一ヶ月前にスタートした
ホームページのリニューアル作業が一段落しました。
昼寝ネコカラーを前面に出して、
図々しく、言いたいことも言って
なんとか基本機能が構築できました。
なぜ私のような素人がここまで作れたのか?
Quick Homepage Makerというソフトのおかげです。
普通はHTMLで作成するもののようですが、
かなりの作業が自動化されているので、
まるでブログを更新するかのように
内容や文章を考え、修正しながら作ることができました。

ただし、クレジットカード決済に伴い、
ショッピングカートをどうするか、
SSL認証が必要だけど、お金がかかるしなあ、
注文入力フォームを1枚ずつHTMLで作るのは
えらく大変そうだなあ・・・と、
やはり課題も多かったんです。
でも、PayPalというインターナショナルな
決済システムを、まったく無審査で
利用できることが分かり、ラッキーでした。
もちろん、マニュアル通りに行かなくて
一晩中、頭を痛めた局面もありました。
でもまあ、なんとか形になりました。

海外在住の日本人だけでなく、外国人の方も
利用できる仕組みにしたかったbのですが
なんとかできたんですよ。
将来は、日本語だけでなく、少なくても
英語、フランス語・・・欲を出して
スペイン語、イタリア語、ドイツ語と・・・
徐々に多言語化したいという希望があります。

是非一度、お立ち寄り下さい。
昼寝ネコのイラストもいっぱいありますよ。
「ご苦労さん」と、ひと言激励していただければ
とても嬉しいです。アドレスはこちらです。

http://www.crossroads.co.jp
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# by hirune-neko | 2008-10-31 20:47 | 現実的なお話し | Comments(12)

5年間放置していたホームページ

c0115242_125643.jpg

わが同胞の運営する出版社、クロスロードが
とうとうホームページをリニューアルすることになりました。
なんと、5年間も手つかずの放置状態。
ひどいにもほどがありますよ。
で、結局わたしにおはちが回ってきて
昼寝ネコプロデュースのホームページとして
生まれ変わることになったのです。
ですからもう、わたしは勝手好き放題に準備しています。

絵本づくしという訳はありませんが、
従来から販売している「グリーティング絵本」大切なわが子へ
に加え、「メッセージ絵本」大切なあなたへ、そして
かわゆいペットを丸ごと絵本にするという
「ペット絵本」大切な友へ・・・さらに、
絵本作家になりたいという夢を捨てきれない人のために
小ロットの絵本出版を実現した、その名も
「絵本作家としてデビューしたい人のための絵本」。
それと、大切なお子さんの生い立ちを写真とエピソードで綴る
「大切なお子さまの写真絵本」・・・とまあ、
なんでこんなに出てくるの、というぐらい出てきます。
もう1種類あるのですが、内容はまだヒ・ミ・ツ・・・です。

そんなわけで、目下ホームページの素材作りで
連日かなり激務状態が続いています。
ブログも間が空いてしまいますが、どうぞお許しください。
それと、別に健康を害しているわけではありませんので
どうぞ、ご心配なく・・・晴れてリニューアルができましたら
改めてご案内させていただきます。
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# by hirune-neko | 2008-10-01 01:03 | 現実的なお話し | Comments(4)

再び失踪人捜索願い

c0115242_23341270.jpg

一昨日からシロの姿が見えない。また失踪だ。
別に何か予感がしたわけではないが、
数日前、珍しく自分から私の膝の上に乗ってきたので、
記念に撮影し、保存しておいた。
まさか、これが遺影になるなど考えられず、
またひょっこりと戻ってくるような
楽観的な気持ちでいるのだが、さてどうだろうか。

このところずっと、私は忙しく余裕がない生活を送り
シロはシロで、猛暑の中、私の腕枕で寝たいと思わなかったようで
家庭内別居状態だったのは事実だ。
しかし、ネコはなんて身ぎれいな生き物なのだろうか。
別れも告げず、静かにそっと姿を消すなんて。
15年以上苦楽をともにし、悲しいときはともに抱き合い、
眠いときは一緒に昼寝し・・・
一心同体だと思っていたのは、人間の思い上がりなのだろうか。

でも、それでいいのだと思う。
シロにはシロのライフスタイルがあり、
言葉に出さずとも、何か鬱積したものがあったのだろう。
無理せず気ままに・・・気の赴くままに生きる、
そんな自由さがあってこそ、わが友人だと思う。
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# by hirune-neko | 2008-09-22 23:41 | 現実的なお話し | Comments(4)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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