昼寝ネコの雑記帳

実売部数と公称部数・・・生き残れる出版社の条件・メディア雑感


Bill Evans Trio - Seascape

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 雑誌には、発行部数と実売部数、さらには公称部数というのがある。ある、といっても随分前のことなので、現在も使われているかどうかは、調べてみないと分からない。日本ABC協会や日本雑誌協会のサイトで、調べることができるようだ。私の会社は書籍のみを出版しており、雑誌は発行していないため、詳細は把握していない。

 昨日の夕方、電話がかかってきた。出ると「山と渓谷社です」と名乗った。懐かしい名前だ。聞くと、30年ほど前にわが社が出版した選書シリーズの1冊を、自社から文庫で出版したいという。このシリーズは、草野心平さんの息子さんに編集をお願いし、自然界と関わる著者をシリーズで紹介したものだ。もちろん快諾した。何十年経っても、どうやら同じコンセプトで出版活動を継続されているようで、敬服すると同時に嬉しく思った。

 あるブログを開いたら、次のような文章が目に留まった。何かと話題を提供している雑誌についてである。

(一部引用開始)
 「有田芳生の盟友で民青あがりのガチの共産党員が社長になってからの文藝春秋社はその看板雑誌の週刊文春や月刊文藝春秋などで極端なアカへの転回を行い、甘利明大臣を嵌めた一色武について一色武の後ろに見え隠れしている共産党による仕込みの構図を完全に隠して甘利明だけが一方的に悪いように騒ぎ続けたり、その後も証拠ゼロで大臣の噂話を事実のように騒ぐなど安倍潰しの為ならどんなクズ記事でも書くという有様でした。」
(一部引用終了)
 【引用元・パチンコ屋の倒産を応援するブログ】
 「全国のマッサージ業者を敵に回す積もりかね?」

 この情報が事実とすると、文藝春秋社に対する認識が浅かったようだ。

 出版物ではないが、歴史や社会事象を丹念に調べ、創作作品としてブログで発信している人もいる。国々を擬人化してコミックにしている「ヘタリア」のスタイルをそのままに、読み物として作品化している。なかなかリアリティを持ち、また作者の日本語と着想が秀逸である。創作作品以外にも、頻繁に時事情報を追いかけて紹介している。私は個人的にファンになっており、出版するといいのに、と思っている。以下にその作品の冒頭の一部を紹介させていただく。

(以下、途中まで引用開始)
【徒然なるままに [時代の行方⑱・花綵(はなづな)列島]】
ブログ主・ちはや

英:一年か、早いものだな…

日:はい、G7の在り方、意味合いが変わった伊勢志摩サミットから、間もなく一年になりますね。我が国の国会は『蕎麦』で空転した一年でしたが、日米同盟は一層強固になりました。

英:ああ、日米首脳会談も好感触で世界に発信されたしな。

日:ええ、特亜の傀儡メディアはほとんど放映しませんでしたけどね。

英:そう言えば、日米首脳会談の一次ソースは日米首脳のTwitterだったな。メディアなんてもう要らないんじゃないか?
日:おっしゃる通りですね。本来のニュース報道は何処へやら、継ぎ接ぎ捏造印象操作ばかり、日本語すら正しく使いこなせない報道機関に存在意義などありませんしね。

英:トランプ大統領が、フェイクメディアに愛想を尽かし、対抗手段として始めFacebookやTwitterからの情報発信は、大衆に受け入れられ娯楽化しつつある。国民との距離も近くなり、また国民の反応もストレートに理解できる。自分の言葉で発信するっていうのは大事だよな。

日:トランプ大統領が、安倍総理のTwitterをフォローしているのを見て、思わずフォロワーになってしまいました、フフフ。案外、可愛らしい方なのですね。

英:日本が思っている以上に、安倍首相の動向は世界から注目されているからな。
北朝鮮が急遽、核実験、ミサイル実験の中止、核実験場の廃棄を発表したのは、日米首脳会談の蜜月振りに危機感を抱いたからだろうな。メディアは、Korea主導で米朝首脳会談を取り付けたと印象づけ、日本は置いてきぼりと煽り、鉄鋼やアルミの懲罰関税が日本にも適応されたことで、日米の関係は冷めたと印象づけようとした。日米首脳会談の失敗、とは言わないまでも『成果はなかった』と印象づけたかったんだろう。

英:だが、ネット時代の到来は、メディア報道よりも濃密に日米首脳会談を伝えただけでなく、トランプ大統領一家との親密な関係まで伝えた。メディアは、『日米冷却』『成果なし』という事前のシナリオの結論通りに演出する為、最重要である日米首脳会談をまともに報じようとはしなかった。だが、結局それは、メディア不用論を補強したに過ぎなかったわけだ。本当に、彼奴等、ブーメラン大好きだよなwww

日:フフ、イギリスも、メイ首相がご活躍ではありませんか。鉄の女サッチャー首相の再来かと思うばかりの確固とした政治決断は称賛するばかりです。あのロシアに対して一歩も引かないばかりか、シリア空爆を主導したのですからね。イギリス女性が強いのは、伝統なのかもしれませんね。

英:まあな、俺のベス(エリザベスⅠ世)は大英帝国の基礎を造り上げた女だからな。

日:国家と結婚した女王陛下。生涯独身を貫き、イギリス王国を帝国へと導き、世界最強の国家に造り上げた。イギリス女性が強いのは、宜(むべ)なるかなですね、フフフ…

英:お前と英日同盟を築いていた時代が、大英帝国の最後の栄光の時代だったのかもな…あの栄光も今は彼方だが、お前とまた『準同盟』が結べて…、ああ、つまりだな…

日:私は嬉しいですよ、アーサーさん。『日英同盟再び』と、世界から歓迎されればされるほど、『戦後』が遠ざかっていくようで…やっと、『敗戦国』ではなくなったのだと、そう思えるのが嬉しいのです。

英:嬉しい…

日:はい…

英:その、すまない、日本…

アーサーは頭を下げた。

日:え…、あの…

英:日本にもドイツにも、敗戦国の軛を負わせ続けたのは、俺たちの責任だ。東西冷戦時代が終わって、俺たちには次なる敵が必要だった。国内の不満を粉塗(こと)し、一つに纏め上げる為には、『外なる敵』が必要だったんだ。1990年代初頭は、ドイツが東西統一を果たした結果、欧州一人勝ちだったドイツ経済は、元東ドイツを支える為に急激に疲弊し、その影響は欧州全域に及んでいた。アメリカも、後に『貿易戦争』と揶揄された日本との貿易競争に敗北して、青息吐息の状態だった。世界経済一人勝ち状態の日本を、『次なる敵』に仕立て上げるのはとても容易いことだった。剥がれかけた『敗戦国』のレッテルを貼り直せばいいだけだったからだ。だが、自らを省みず、日本を敵認定し、日本を都合良く利用したツケは、結局自分たちに還って来ただけだった…

日:……

【平成29年度、対外純資産26年連続世界一】

英:バカだよな、俺たちは…他人の所為にして、その上に胡座をかいて、それで国内問題が解決するなんて、そんなことがあるはずないのに…結局俺たちは、戦前も戦後も、こつこつと努力を積み重ねて来た日本に勝てなかったんだな。

日:それでも、我が国にとって、欧米は近代化の師です。昔も今も、理不尽なことは多々あれど、我が国はその恩を忘れることはないでしょう。

『仇は水に流しても、恩は忘れない』

日:そういう国民なのです、我が民は。
(以上、途中まで引用終了)


 メディアに対する改めての雑感である。書籍も雑誌も、もちろん新聞も、一定部数を販売したり広告収入がなければ継続できない。従って、売れそうな内容かどうか、広告の営業ができるだけの販売部数を確保してるか、が重要な要素になっているはずだ。数十年前は、売れれば売った者勝ちだった。膨大な発行部数の雑誌や新聞が情報を発信すれば、かなりの数の読者に影響を与えることはできた。検証したり疑問に思う読者は少なかった。

 しかし今はどうだろうか。メディアが捏造情報を発信するなら、ネット上ではすぐさま実態や真実に反する点を指摘されてしまう。情報市場を寡占していたメディアの優位性は急速に色あせており、その背後で蠢いている政治関連組織の存在が見破られてしまう。

 信念と理念・理想を持ち、私心を持たず、正義感に促されて創作したり情報発信を継続している個人の存在が、クローズアップされるべき時代になっていると感じている。またぞろ妄想狂といわれるのを承知でささやかな宣言をしたい。

 出版社を創業してからの37年間、書籍出版と販売の両方で辛酸を舐めてきた経験を活かし、真の著者を発掘しつつ、出版リスクを最小化してその出版を実現できる手法を編み出したいと考えている。求めよ、さらば与えられん、だと思っている。

 大切なことを忘れていた。そのためには、私自身が心身ともに壮健であるよう努めることが先決である。堅固な理念・理想と意志薄弱さが同居したような欠陥人間ではあるが、もうしばらく見守り、声援を送っていただきたい。


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# by hirune-neko | 2018-05-10 01:29 | 心の中のできごと | Comments(2)

隣の芝生は青く見えるものだ〜昼寝ネコの黙示録


"The Grass Is Always Greener" - Woman of the Year - Tony's

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 この動画は、かなり以前にも紹介した憶えがある。全編は観ていないが、ブロードウェイ・ミュージカル作品の1曲のはずだ。隣同士の、家事に追われる専業主婦と、派手派手しく活躍中の女性とのやりとりが、コミカルに描かれている。

 今日は私が、95歳の義母の夕食当番だった。昼食で使用した食器を下げようとトレイで運んでいたら、何かのはずみで箸が転げ落ちてしまった。視力が低下しているので、とうとう1本しか見つからなかった。懐中電灯で探している最中に、義母の部屋からラジオのニュースが流れてきた。耳が遠いため大音量なので、離れている私にもはっきり聞こえる。「・・・委員長が書記長と会談した」と聞こえたので、動きを止めて耳を澄ました。
 どうやら金正恩委員長が訪中し、習近平書記長と会談した後、声明を発表したらしい。条件によっては核廃絶に向けて歩み寄る、という風に聞こえた。他国が北朝鮮を敵視しなければ、核兵器を保有する必要がない、というのが理由だそうだ。二人は、武力によらず話し合いで事態を解決に導くことで合意した、とも聞こえた。

 さて、明日の各新聞はどのように報道するのだろうか。日本の野党6党はどのような談話を発表するのだろうか。中朝両首脳の英断により、話し合いで東アジアに恒久平和樹立の機運が高まった。安倍政権は、北朝鮮を威嚇し武力挑発するアメリカ・トランプ大統領に盲従せず、平和実現のために今こそ日朝会談によって、恒久的平和を東アジアにもたらす自主的な外交を推進すべきだ・・・という論調になるのではないだろうか。
 明日の朝日、毎日、東京、神奈川、北海道などの各新聞のトップ記事、そして各野党党首の談話が、私の上記の文章と、どの程度酷似しているか比較してみていただきたい。あくまでも予測ではあるが、かなり似通った論調になっているのではないかと想像している。・・・私でも、リベラルな新聞社の記者が務まるかもしれない。

 そんな最中に、読者の千波矢さんから「要注意情報」が送られてきた。個人的には、中朝首脳の話し合いによる核のない朝鮮半島、という声明は、額面通りに受け取ってはいけないトラップだと思う。それと、アメリカという国は決してお人好しではなく、百戦錬磨の強者だと思っているので、小手先のごまかしは通用しないだろう。下手に時間稼ぎをしようものなら、秘密裡に中国の黙認を取り付け、CIAが北朝鮮国内の不満分子を支援・扇動して、内部分裂に見せかけたクーデターや委員長暗殺などを、容易に実現してしまうと想像している。

 以下は、読者の千波矢さんが送ってくれた情報である。

(千波矢さん情報開始)
■「朝鮮半島有事へ備えを」 河野太郎外相、外務省サイト「たびレジ」への登録を呼びかけ - 産経ニュース

2018.5.7 17:49
 河野太郎外相は7日の参院決算委員会で、万一の北朝鮮有事に備え、海外緊急情報をメールで受け取れる外務省サイト「たびレジ」への登録を広く呼び掛けていると強調した。「いざという時の半島有事に向け、しっかり対応できるように努力したい」と述べた。

 米朝首脳会談への動きに注目が集まる北朝鮮情勢に関し、日本政府として引き続きあらゆる展開を念頭に邦人安全対策に取り組んでいるとの認識を示唆した発言。
 「たびレジ」に関して河野氏は「有事が発生した場合、情報を出せるようになっている。『登録してください』と宣伝しているところだ」と説明した。
無所属の藤末健三氏への答弁。

■たびレジ - 外務省 海外安全情報配信サービス

■外務省 海外安全ホームページ|国・地域別情報

◆海外安全ホームページ: 北朝鮮

◆海外安全ホームページ: 大韓民国(韓国)

◆海外安全ホームページ: 中華人民共和国(中国)
(千波矢さん情報終了)

 この場を借りて、千波矢さんにお礼申し上げる。

 信じがたい話だが、40年来のアメリカ人友人夫婦が、5月5日にアメリカを発ち、ツアーで中国旅行に出発している。帰路、日本に立ち寄るので会いたい、と連絡が入っている。私は、国際テロを主テーマにした映画ばかりを観ているせいか、あらゆる事態を想定してしまう。外国人を見たら、スリーパーの工作員ではないかと疑いの目で見てしまう。気を許せる相手は、非常に限られてしまう。

 でもまあ、子育て中の家庭や個人の方を対象に、インテリジェンス情報サービスを提供しようと考えているのだから、相手の言葉を真に受けず、万事を疑ってあらゆる可能性を想定するぐらいでなければ、とても務まらないだろうと思っている。それでいいのだと思う。

 隣の国を良く見せようという情報操作は恒常的に行われているようだが、個人的には日本がこれからますます不思議なパワーを身につけ、世界平和に貢献する時代になっていくだろうと、拙くはあるが預言させていただく。昼寝ネコの黙示録である。


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# by hirune-neko | 2018-05-09 00:49 | インテリジェンス | Comments(0)

終わってみれば、人生もただ一日のごときものなのだろうか


Charles Aznavour - L'amour c'est comme un jour

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 シャルル・アズナヴールを初めて聴いたのは、学生の時だった。演劇サークルに参加し、劇中で使われたのが「帰り来ぬ青春」と「ラ・ボエーム」だった。今でも、アズナヴールが歌う作品は何曲かだが、好きで耳を傾けている。

 隠されていた重い鉄製の扉が目の前に姿を現し、ようやく入口が見つかったと安堵している。しかし、なんとかして開けようとしているのだが、鍵も鍵穴も見当たらない。必ず開ける方法はあるはずなのだが、手探り状態である。

 提案書を書くには、セールスレターを書く技法が役に立つということは理解している。しかし、なかなか手が付けられず時間だけが経過していた。かねてから、いろいろなセミナーの資料をダウンロードしていたが、短時間のにわか勉強をしたいと考え、いつものようにYouTubeで検索したら、いくつも見つけることができた。まったくの初心者なのだから、学ぶべきことが多かった。あくまでも基本セオリーであり、実際には商品の特性を把握している自分自身で書かなくてはならない。ある意味では、創作作品を書くプロセスと似ているのかもしれない。

 思うように進展していないときは、訓練期間だと思うようにしている。基礎鍛錬で、必要な筋力を蓄えているのだと思うようにしている。今日は、ある乳業メーカーの九州の支店と、北海道の支店に電話した。全国を統括している東京の本部にも電話してみた。引きこもらずに、外界の空気に触れて、感触を確かめながら手探りで鍵と鍵穴を探している。

 昨日の言葉ではないが、文字通りStand Aloneの心境である。いかに相手に共鳴と共感を感じてもらうか。基本軸となっている理念・コンセプト、実績と信頼、さらには、相手の営業の苦労を実らせる要素を持っていることを理解してもらう。そんな手法を考えている。

 名入り絵本が産声を上げた2003年からの、毎年の売り上げ金額を表とグラフにするのを手伝ってもらっている。二人の子持ちの主婦の方が、在宅で奮闘してくれている。産婦人科相手の営業は、そんなに生やさしいものではない。一時期は大阪と京都で営業にチャレンジしたが、完敗だった。おそらく私の営業手法は、とても淡泊すぎるのだと思う。それと、大阪、京都、名古屋それぞれの地域の平均的気質というものを、まるで理解・把握せずに勝手に解釈してしまっていたと思う。次回、再び営業で訪れる機会があったら、大阪手法、京都手法、名古屋手法と、ちゃんと地域性に合わせた営業をしようと思っている。再チャレンジである。

 そんな感じで、いつだって前方に視線を向け、建設的・積極的に考えてしまっている。そこには、あと何年間動き回れるか、という視点がまったく欠落している。だから子どもたちが心配と不安を感じ、私にもしものときの対応方法をレポートするようにと、申し出ているのだろう。

 今年は後半に向けて、営業に軸足を移すつもりでいる。産婦人科への直接の営業と、産婦人科を営業対象としている企業との提携の、二本立てである。もし何か情報や助言をいただければ大変有難い。


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# by hirune-neko | 2018-05-07 23:54 | 心の中のできごと | Comments(0)

あちゃ、和菓子をひと箱いただいてしまった


Yasunori Imamura - Silvius Leopold Weiss: Prélude & Fantasie in C Minor (Lute)

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 近所のアパートに、ご主人を亡くし独り住まいのおばあさんがいる。先日、古新聞を重そうに下げ、足を引きずって運んでいるのを家内が目にした。聞くと、トイレットペーパーと交換してくれるらしい。家に戻った家内が、買い置いていたトイレットペーパー2パックを届けた。

 そのおばあさんが今日、わざわざお礼に来てくれて、紙袋を置いていった。中を見ると、地元の三吉野という和菓子屋の箱で、15個の和菓子が入っていた。不自由な足を引きずってまで買いに行ってくれたのだと思うと、いかに断糖宣言をしている私でも無視するわけにはいかず、感謝の念を込めて頂戴した。久しぶりの甘い物だったせいもあるかもしれないが、なかなか美味であり脳の中心部まで至福感が届いた。

 高齢で独り住まいのおばあさん・・・ふと、Aloneという言葉が思い浮かんだ。すぐにジャズナンバーの、All AloneとかLeft Aloneが思い出された。同時にふと、Stand Aloneという言葉が浮かんだが、さて、どのようなときに使う言葉だったかが思い出せない。GoogleやYouTubeでも検索してみたが、それらしい用途が見つからない。NHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」のテーマソングとしてのStand Aloneだけがやたらと検出される。何かの用語だったはずなのだが、記憶の彼方である。(推敲中にやっと思い出した。パソコン1台だけを単独で使用している状態を、確かStand Aloneと表現するはずだ)

 私自身は人と群れるのを好まずに生きてきたので、なんとなくStand Aloneという言葉がしっくり来る。和を尊ばず、ひたすら我が道を行くことに馴れてしまっている。しかし、時間は容赦なく経過し、全身機能も徐々に蝕まれているはずだ。普段あまり使わなくなっている単語が、なかなか思い出せないのもそのせいだろう。ある意味では寂しいことではあるが、逆に、厭なことや思い出したくない心象風景も風化していくだろうから、それでいいのではないだろうかとも思う。

 あらゆる不毛な論争が私の頭上を飛び交っているが、ただ傍観するだけである。この歳になって、人生の本質、そして人間の魂の尊さというものへの理解が深まってきたように思う。高齢で病弱で、自分でできることがどんどん少なくなっている人。そのような存在の人こそが崇高な精神性を持っているように思える。

 私ができる物理的な支援には限界がある。しかし、短編作品を創作し、人の心に癒しや感動、平安を感じていただけるようなお手伝いはできそうな気がしている。アメリカの公的機関の調査によれば、世界で一番難しい言語は日本語だそうだ。英語ならYouという一語、フランス語でもVousあるいはTuで済ませてしまう言葉も、日本語ではどうだろうか。あなた、あなた様、貴殿、貴公、おぬし、きみ、お前、あんた、てめえ、おまえ、おんどれ・・・おそらくまさまだあるのではないだろうか。

 そんな多面的な日本語を操って文章を書くのも大変だが、的確に理解する読解力を持つのも大変なことだと思う。願わくば、身体が多少不自由になったとしても、脳内がほぼ正常で、指先もキーボードを叩ける程度に機能が維持されているといいなと、切実に思う。

 もう少し、自分全体に負荷をかけてみようと思っている。


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# by hirune-neko | 2018-05-06 23:47 | 心の中のできごと | Comments(0)

今日の雑感あれこれ


Astor Piazzolla - Viaje de Bodas

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 知人がFacebookでシェアした記事が目に留まった。記事は、倉山満という方が書いており、以下のように表現されていた。

(以下引用開始)
議論参加資格の必読文献
 本気で憲法のことを勉強したいなら、下記の本くらいは読んでほしい。すべて私の本。軽く読める。
 少なくとも、創価学会に改憲を飲ませるより、はるかに楽。

『保守の心得』(扶桑社)
『帝国憲法の真実』(扶桑社)
『帝国憲法物語』(PHP研究所)
『日本国憲法を改正できない八つの理由』(PHP研究所)
『右も左も誤解だらけの立憲主義』(徳間書店)

 読まなくてもいいけど、ここに書いてある程度の中身を理解できないで憲法を私に語った場合、その後に起きる自体はすべてその人の責任。
 言論の自由を行使するけど、議論参加資格に足る勉強をしないで世の中を動かそうなど、おこがましい。
 不勉強な人間が、「改憲」を叫んでも逆効果。
 足手まといだから、黙って勉強しててくれ。
(以上引用終了)

 不勉強で倉山満というお名前を、初めて目にした。調べると、倉山塾の塾長で現在は国士舘大学に勤務しているという。鋭い切り口に興味を持ったので、Amazonで調べてみたら、著書が多いものの幸いにして上記の5冊はすべて、Kindle版で出版されていたので購入した。読むのが楽しみである。


 今日の「株式日記と経済展望」には、以下のタイトルの記事が引用されていた。

 米国インサイド情報紙が「安倍3選は確実」と分析した理由〜「世論とメディアの動きは逆」と指摘/歳川 隆雄

 このインサイト情報誌の名前は「OBSERVATORY VIEW」であり、世間知らずの私はその存在自体を知らなかったが、国際的に評価の高いニュースレターのようだ。その記事の一部を紹介すると、論調は以下のようになっている。

(以下、抜粋引用開始)
<安倍総理を引き摺り下ろすことを望む勢力が大声で騒ぎたてているにも拘わらず、最新の世論調査によると、安倍内閣の支持率は30%台前中半でそれなりのフロアを形成しているようだ。この水準だと、9月の総裁選でチャレンジャーが安倍総理に勝利するシナリオを描くのは難しい。我々の使う支持率は11の主要メディアの毎月の世論調査結果の平均値である。NHK、大手新聞5社(朝日、産経、日経、毎日、読売)、大手通信社2社(共同、時事)、民放3社(日本テレビ、TBS、テレビ朝日)の11社だ>

より興味深いのは、福田財務次官のセクハラ疑惑発覚後、麻生大臣の辞任を要求する声が激しさを増していないことだ。実際、メディアの連日の報道にも拘わらず、そうした意見は(誤差の範囲だが)弱まっている
事実、「日本経済新聞」の最新世論調査(4月27~29日実施)を見てみると、麻生太郎財務相は「辞任すべきだ」は49%で「辞任する必要ない」の43%を上回ったが、「辞任すべきだ」は前月比7%低下している。
それだけではない。野党6党が麻生財務相の辞任など求めて国会審議を拒否していることについて「適切ではない」は64%で「適切だ」の25%を大幅に上回った。上述の「大声で騒ぎ立てている」のは野党6党と一部メディアだと、同紙は分析しているのだ。
(以上、抜粋引用終了)
・引用元記事「株式日記と経済展望」 https://blog.goo.ne.jp/2005tora


 引用が少々長くなってしまったが、読みながら感じたことが3点ある。

 第1点は、このアメリカの情報紙「OBSERVATORY VIEW」の情報収集力と冷静な分析手法が、かなり優れているように感じたことだ。

 第2点は、俗にいわれる左翼政党と左翼メディアの明らかな退潮傾向である、と感じたことだ。先刻セブンイレブンに寄った際、新聞スタンドを見てみた。ときどき夕刊フジと日刊ゲンダイの一面の記事内容を見較べるのだが、夕刊フジは1部も見当たらなかった。それに較べ、日刊ゲンダイは3カ所に分散してかなりの部数が売れ残っていた。いや、売れ残ったというよりは、配達されたままほとんど買われずに、そのまま残っているという印象だった。

 第3点は、安倍政権をなんとしても引き下ろそうとする左翼勢力に加え、その動きに呼応する自民党内部の勢力の懸命な奮闘にも拘わらず、どうやら大部分の国民は醒めた目で彼等を見放しているように思えることだ。同士であるマスメディアの絶大な支援を得てはいるものの、その画策が水泡に帰するのではなかという印象を強く感じている。長年にわたって、もの言わぬ沈黙の羊だった人々が、インターネットの影響で徐々に覚醒し、発言だけでなく行動に移すようになっている。ネトウヨとかレシストというレッテルを貼り、必死の印象操作を行っているものの、今では大多数の人々が実態を洞察しているように感じる。


 さて、では私は何をすべきなのだろうか。あれこれ考えるまでもなく、これまでの延長線上をマイペースで進むだけである。ともすれば、論争の渦中に身を置き、自陣の勝利を確信して邁進することが、人生の主要な部分を占めるようになっている人も多く存在するように思う。しかし、闘いに勝って得られる高揚感に浸っていても、やがてその反動として自己の内面に大きな空洞が存在し、そこには徒労感と空虚感が充満していることに気づくだろう。

 人生で最も価値あることは何か、という視点は常に持ち続ける必要がある。いわゆる手段が目的化してしまうと、それは本末転倒だというのが私の個人的な考えである。想定余命1年とかいっているが、現実はともかくとして、紀元前1000年からかれこれ3000年を生きている、という妄想には、そのような人生観が満ちるようになっている。

 人生は長いが、ある意味では短い。私自身を含め、一人でも多くの皆さんが、心の目を開き、悔いのない人生を送ることができるよう願っている。


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# by hirune-neko | 2018-05-06 00:32 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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