昼寝ネコの雑記帳

再びStand Aloneについて

Bill Evans Trio - Blue in Green (Take 3)

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 一昨日の記事「私のブログにも、何やら異変が及んでいるようだ」に対し、読者の暇工作さんが興味深いコメントを残してくださった。以下にご紹介する。

【暇工作さんのコメント】
(コピー開始)
 以前昼寝ネコ氏が言及していた Stand Alone について。私は「Stand alone」と聞けば、攻殻機動隊の 「Stand Alone Complex」を想定してしまいます。
 この「Stand Alone Complex」とは、「独立した個人が、結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象を言う。 孤立した個人(スタンドアローン)でありながらも全体として集団的な行動(コンプレックス)をとることからこう呼ばれる。」という注釈の通りであります。
 現在進行形の懲戒請求は、まさにS.A.C.的な動きなのだと思います。こんな事を書けば、仮想と現実が認識出来ていないのだと非難されるでしょうが...。
 少し思った事を。
(コピー終了)

 このコメントを読み、暇工作さんが軍事関係の方か、あるいは社会学の研究者の方だと思ってしまった。調べると、攻殻機動隊というのは著名な漫画・アニメのようだ。

 同じコメント欄での、読者・千波矢さんとのやりとりで、暇工作さんは以下のコメントを追記されている。

【暇工作さんの追記コメント】
(コピー開始)
 「集団的総意に基づく行動を見せる社会現象」は、所謂『価値観の共有』が必須であると思っています。道徳観が中庸で比較的に高い位置にある日本人の性質は、『価値観の共有』が早くて、他国から見れば「Stand Alone Complex」と写るでしょうね。
(コピー終了)

 暇工作さんのコメントは、日本人の気質を的確に表現していると思う。以前も触れたが、アメリカの公的機関の調査によれば日本語が世界で一番難解な言語だそうだ。その難解な言語を自在に操る日本人を、非日本的かもしれない無国籍人間の私が客観的に見て、思うところがある。

 アメリカ人が個の個性を尊重するのに対し、日本人は同調するのを好む傾向が強いと感じる。集団的和の世界だ。アメリカ人が独創的でユニークなシステムや商品を創出するのに対し、日本人は改良工夫を加え、職人気質によって精度を高めるのに長けているように思う。もちろん一概には断定できないだろうが、そんなに大きく外れていないのではないだろうか。

 私には、多国籍の人たちと親しくなれるという特技がある。アメリカ、カナダ、英国、アイスランド、フランス、ドイツ、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、中国、ヴェトナム、フィリピン・・・いずれも同じようなスタンスで接している。

 諸外国の中で、少々特殊だと感じるのは韓国ではないだろうか。個人的な人間関係では、お互いの人の人格、人間性、信頼性が関係維持の尺度になる。しかし、外見が日本人と変わらず、自在に日本名を名乗り、日本人社会のあらゆる分野で職を得ている人たちが、すべてではないものの、集団で日本人社会・国家の安全を毀損しかねない動きに出ているのが、ここ数年は明確に開示されてきていると認識している。

 その実態が、熱心な研究家達の手によって調査・把握され、さらにはインターネットの力によって顕在化され、今日に至っているといえるのではないだろうか。既得権化している様々な特権とその取得手法が、問題視されて久しい。一般国民の危機認識が高まるはるか以前に、おそらくは現政権はかなり正確な実態を把握し、それが国家安全保障に及ぼす危険性を認識・危惧するに至ったのではないだろうか。

 日本の国家安全を脅かしてきた勢力は、気がつけば現政権と一般市民の行動によって、かなり外堀を埋められてしまったことを認識し、危機感を抱いて攻勢に出ようとしているのが、現段階なのではないだろうか。自分たちの行動を非難し忌避する人たちをレイシスト呼ばわりし、ヘイトスピーチを禁止する条例を制定して拡大解釈させ、自分たちに不都合な動きを封じようとしているように感じる。

 そのような実態を認識する日本人は着実に増えているようだ。かかる反国家勢力を必死に擁護するメディアの凋落傾向も顕在化しているようだ。政治意識の高まった日本人に、忌避されつつある結果だと見られている。

 今後、日本人はどのような行動に出るだろうか。

 街宣行動に出ている人、ブログで積極的に情報発信している人は、全体から見るとごく一部だろうと思う。大多数の日本人は、表だった行動に出ず、言葉に出さず、上記の「Stand Alone Complex」気質によって暗黙の裡に、国益を実現する候補者を支持し、国益に反する候補者、メディア、団体、企業への忌避が拡大するだろうと予測している。
 
 特定のメディアや商品の不買・忌避運動も、誰かに扇動されるのではなく、自らの判断と意思で粛々と行う分には営業妨害にはならないだろう。選挙での特定の候補者への不投票呼びかけも、公に扇動するのではなく、同様に自らの判断と意思で粛々と行う分には、公職選挙法違反にはならないだろう。

 一定の危機意識を持つ日本人は、暗黙の裡に共通の危機感を共有し、なおかつ暗黙の裡に共通の防衛策を選択して、あたかも集団行動のように連携・結束した行動をとるだろと予測している。それが日本人特有の、独特な同調結束力であり、客観的には「Stand Alone Complex」と見られるのではないだろうか。

 大震災の直後であっても、暴動は起こらず整然としている姿こそが、日本人特有の国民性なのではないだろうか。日本人全体を敵に回してしまうと、かなり手強いことになるだろうと見ているが、さてどうだろうか。


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# by hirune-neko | 2018-05-19 23:07 | インテリジェンス | Comments(6)

暑く、消耗した一日だった

Eliane Elias - Time Alone - Dreamer (2004).wmv

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 私は寒いのにも暑いのにも弱い体質なので、冬と夏が苦手である。夏にはサーフボードを担いで海に行く、などという経験は一度もない。そもそも海で泳いだ記憶すらない。久しぶりにクーラーを動かしたが、さっぱり冷気が出てこない。ガスを補填しなくてはいけないのかもしれない。

 急に気温が上昇したため、身体がついていけないようだ。どうも消耗度が激しい。この夏を乗り切れるだろうかと、つい弱気になってしまう。改めて、まずは肉体を鍛えなくてはと、切実に思っている。スポーツジムの会員になって半年は過ぎただろうか。ただの一度も行っていない。阿呆な話である。

 明日は高校の同窓会に行く。すでに半世紀も前の日々を思い起こしている。半世紀も経てば、それなりに経験を積み、辛酸を舐め、興味を持てる分野もどんどん絞られてきている。しかし、あまり変わっていないと感じる部分もある。それはどうやら、感性とか感覚の領域だと思う。ものごとの理解に深みは加わったと思うが、好んで聴く音楽の傾向はそんなに大きく変わってはいないようだ。

 高校生当時は、政治や国際テロ、諜報活動、国際政治・外交などにはまったく興味がなかった。高校生の時から、そのような分野に興味を持つ人間はほぼ皆無だと思う。ビデオレンタル店がまだ存在しなかった頃、近所の個人的なレンタルショップで、アメリカ製の映画を観るようになった。映画の好みは、刑事・警察ものから始まり、法廷、戦争、ハードボイルド、サスペンス、スパイと変遷して現在に至っている。

 おそらくはそのせいで、表面的な事象をそのまま鵜呑みにせず、背景を推測する習慣が身についたのだと思う。スパーやコンビニで売られている食料品でも、原材料の原産国が日本ではないケースがある。工業製品でも同様である。セブンイレブンで新しい加工食品を目にすると、必ず原産国をチェックする。Amazonでも緊急医薬品セットを購入したところ、特亜国から郵便で届き、驚いた経験がある。返品は受け付けてもらえなかったので、廃棄処分した。少なくとも、製造国は明確に表示してほしいものだ。相変わらず、Amazonには特亜国製造の商品が多いようなので、注意している。で、これを指して、ヘイトスピーチだと非難する人がいるのだろうか。奇妙な社会風潮もあるものだ。

 ちょうど、読者の千波矢さんから世界のバーコード情報が届いた。特定の国のバーコードが表示されているサイトで、国別のコードが分かるようになっている。書籍につけるISBNコードやJANコードだと、国別コードの桁数が統一されていると思っていたのだが、勘違いなのかもしれない。以下のサイトで、特定の国のコード番号を記憶しておけば、実際の購入の際の参考になるのではないだろうか。

 こうしていても、全身に汗が流れている。今晩はこのまま入浴して、横になることにする。

【バーコード屋さん】


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# by hirune-neko | 2018-05-19 00:44 | 心の中のできごと | Comments(0)

私のブログにも、何やら異変が及んでいるようだ


Shirley Horn - "Solitary Moon”

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 ときどき、どのような方がブログを読んでくださっているのだろうと思い、解析データを確認することがある。連日、ほぼ同じ人数の訪問者数なので、いわゆる常連の皆さんばかりだと思っていた。どのような検索ワードで見つけられたかにも興味があったが、いつも「昼寝ネコ」がキーワードになっているし、検索して来られる方はほとんどいらっしゃらない。それで、常連読者の方ばかりだと思っていた。

 この数週間少しずつ来訪者が増えており、書き手としては励みになっている。ところが数日前からは訪問者の増加率が高くなり、昨日、今日は20%〜40%増と、急激に増えた。不思議に思い確認したところ、新規で検索して訪問されている方はほんの少しだが、検索ワードは以下の通りだった。すべて余命関連のキーワードである。

・余命三年時事日記 信憑性
・余命三年時事日記
・初代余命 かず
・五十六パパかく戦えり

 いわゆるアンチ余命ブログが増加傾向にあるように感じたので、拾い読みをしてみた。するとある記事で、かつては余命情報の拡散に努めていた、花菱さんご自身が余命ブログを離れ、かつてのご自分の拡散行為を反省している、と述べていた。おそらくはご本人なのだろう。

 アンチ余命ブログに対する興味はないので、いつ頃からどのような形で姿を現してきたのか、その実態は把握していない。余命ブログを否定する記事を何本か閲覧してみた。ごく一部しか読んでいないので、あくまでも印象程度だが、読者の実名と住所を曝している(ブログ主が不手際を謝罪している)、寄付を集めておきながら使途の報告がなされていない、書籍販売など読者を金儲けに使っている、弁護士に対する懲戒請求をするよう読者を煽ったのに、自分は請求せず安全な所に隠れて無責任だ・・・ざっと記憶に残っているのはその程度だ。正直にいうと、私には、まるで訴訟などの法律関係の文章のように、難しく感じてしまった。どうも読解力が及ばない世界のようだ。

 懲戒請求に対する弁護士の記者会見もあり、余命ブログの注目度は、いい意味でも悪い意味でも高まってきているのだろう。あるアンチ余命ブログのタイトルだけを概観すると、保守的な傾向の方のように受け取れる。そのようなブログ主が余命ブログを徹底的に否定し、非難するのだから、余命ブログに共感している読者の間には、不安と混乱が拡がっているのではないかと想像している。もっとも、それが目的なのだろうという印象を持った。

 私自身は、初代のかず先生存命中からの読者である。よくありがちな、相手を非難し否定する論調の政治ブログとは異なり、いわゆるマスメディアが報じない隠れた実態を開示していることに興味を持った。捏造情報であれば、2チャンネルの掲示板などで即、叩かれるだろう。あくまでも事実を、第一発信者にならないよう慎重に開示していたと理解している。

 かず先生が他界された後を受け継いだ余命二代、三代・・・詳細は把握していないが、ある時点から突然、攻撃的になったという印象を受けたのを憶えている。集団通報、官邸メール、外患罪集団告発、そして現在話題の懲戒請求である。これら一連の行動が・・・多くの読者の共感行動を得たこれらの行動が、とりたてて何の効果も影響もないものであれば、冷笑・嘲笑され、放置されるだけだったのではないだろうか。個人的には、決起された皆さんの一連の行動は、いわゆる国家にとってのカウンターインテリジェンス効果をもたらし、日本を実効支配しようとしている勢力にとっては、はなはだ都合の悪い事態になりつつあるのではないだろうかと推測している。

 残念ながら私には、理路整然と矛盾を突いたり反駁できるだけの読解力がない。ただいえることはひとつだけある。

 何度も申し上げるが、言葉には外延と内包という両概念があり、理論の組み立てに卓越した能力を持つ人が操る言葉には、説得力があるように感じるのは自然だろうと思う。しかし、論理を超越した判断領域も存在する。印象や感覚・感性という非論理的な直感力や判断力を働かせることが、重要となる局面もあると思う。

 巧みに言葉を操っているが、その本質はなんなのかを体感することだ。つまり、相手の手法、ミス、不手際、失言などをひたすらあげつらい、不信感を醸成して不安や混乱を煽り立て、最終的には離反させてしまう人物かどうかを洞察することだ。そのような人物より、建設的な構想、具体的で生産的な行動、人を希望や理想に駆り立てる動機・・・これらを発信・提供している人物を、私は評価したい。

 どんな人間にだって、判断ミスや手違い、間違いはつきものではないだろうか。弁舌巧みに相手の非本質的な領域で、否定的な印象を醸成する言葉を繰り返す。その行動は、人々をどのような場所に誘導しようとしているのだろうか。・・・そのような視点を持ち、洞察に努めるなら、心の中の迷いや動揺、混乱が鎮静化し、さらには新たな確信が生まれるのではないかと、楽観的に考えている。

 最終的にどちらをどのように判断選択するかは、まったく個人の自由である。私は、何年もかけて個人や家庭に必要なインテリジェンスとは、どのような手法なのかを考えている。ようやくアウトラインが見えてきている程度である。しかし、特定の選択肢を断定的に相手に勧めるのではなく、あくまでもご自分で判断していただく上で有用と思われる情報を提供するまでで留める、とりうのが私の基本ポリシーである。

 改めて、情報戦争・プロパガンダ活動が明確に顕在化している時代になっていると実感している。大多数の賢明な皆さんの選択により、日本が平和で安全な国として存続するよう、心から願っている。


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# by hirune-neko | 2018-05-18 02:15 | インテリジェンス | Comments(6)

ボランティアの遅延案件が、ようやく残りひとつになった


Eliane Elias Minha(All MIne)

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 私としてはかなり集中し、遅延していたボランティア案件をひとつ片付けることができた。半日がかりだった。残りは最後の大物がひとつである。

 斜め読みではあるが、今日、気になった報道が二つある。ひとつは北による南北会談の無期限延長宣言と、米朝会談も開催が危ぶまれるようになったことだ。これでもし、北の将軍様が自暴自棄になり、再び挑発行動に出てしまったら、最悪の想定として日本攻撃、さらには米国攻撃の可能性も想定しなければならないのだろう。

 二つ目の気になった報道は、弁護士に対する懲戒請求を行った原告に対し、当の弁護士が謝罪と損害賠償を求めつつ、和解と示談金の支払いを求めていることだ。そしてその件に関連して記者クラブで会見を行ったようなのである。懲戒請求の根拠は事実無根であり、業務妨害と精神的苦痛を被った、というのが論旨のようだ。根底には朝鮮人学校に対する補助金の拠出が憲法違反だ、という判例がある。それに異を唱えて補助金の拠出を迫る弁護士に対して、日本の弁護士としてふさわしくないという判断から、一般人が懲戒請求を申し立てたのだと解釈しているが、私の理解は間違っているだろうか。

 懲戒請求を行った人たちの大半は一般民間人だろうと想像している。正義感に駆られて弁護士の懲戒を請求したら、いきなり当の弁護士から訴訟をちらつかされ、謝罪と示談金の支払いによる和解を迫られた、という図式だと理解している。これは、いわゆるスラップ訴訟に該当しないのだろうかと思うが、素人の私には判断ができない。

 記者会見では実名を出さなかったものの、あるブログが中心になって「そそのかした」というような表現を使っていたようだ。その流れで、余命ブログに対しても損害賠償請求の訴訟を視野に入れている、という推測情報もあった。

 対立構造が表面化し、緊張感が増しているように感じる。しかし、対立構造や論点は一つではない。社会事象に対する理解が深まるに従って、自分自身が旗幟鮮明になり、どちらかのサイトに加わろうとするのは自然な感情だと思う。

 願わくば、ある特定の対立構造の渦中に埋没し、大局観を失ったまま視野狭窄で感情的になってしまうことだけは避けたいものだ。冷静客観的に事象を捉え、最終的には選挙で棄権せず、賢明な選択を行うことが、とても重要だと思う。その途中で必要性を感じれば、特定の法案や対立テーマに関心を持ち、研究することも貴重だと思う。行動に移すことも価値があると思う。しかし大前提として、自己の人生観、価値観を見失わず、自らの人格や人間性を手放さないよう、感性を働かせることが必要なのではないだろうか。

 当面は東アジア情勢、また国内情勢に目が離せないと思っている。日々の出来事を冷静客観的に見られるよう、できればいくつかの信頼に足るブログを選定して、進行している事象を複眼的に観察し、あくまでも個人的になすべきこと、できることを感情を排して冷静に思い巡らすことなのではないだろうか。

 余命ブログで、上記の弁護士の会見に関する記事と、実際に弁護士から懲戒請求に対する書面が送られてきた方のコメント記事が掲載されている。私自身は時間がなくて深く読んではいないのだが、参考までに目を通されてはいかがだろうか。

【余命三年時事日記】
「2518 北山考察」

「2519 日本人と在日朝鮮人の戦いが始まった」

【参考記事・弁護士ドットコムNEWS】
「懲戒請求者は90億人」の手紙も…大量請求受けた弁護士2人が提訴へ「非常に不当」
https://www.bengo4.com/internet/n_7889/


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# by hirune-neko | 2018-05-17 00:55 | 心の中のできごと | Comments(0)

心を澄ますときに、清流が心に流れ込んでくるかのようだ


Bill Evans plays "I Love You, Porgy”

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 今、世界で一番不安と怖れを感じている人には、どんな人がいるだろうか。誰にでも多かれ少なかれ、不安と怖れはつきものだろうと思う。

 ここ数日、米朝会談を中心とする情報が飛び交っている。驚いたことに、南北朝鮮の和平交渉の延長線上には、両首脳のノーベル平和賞受賞が描かれているという。核ミサイルで国際社会を恫喝していた張本人が、ノーベル平和賞で自尊心をくすぐられ、懐柔されつあるのだろうか。それとも、それが格好の退路なのだろうか。

 私は何十年も前に、成田からソウル経由の飛行機でアメリカに向かう途中、突如飛行機が飛ばなくなり、ソウルのホテルに一泊を余儀なくされたことがある。韓国の土を踏んだのは、後にも先にもあの一度だけである。北朝鮮には足を踏み入れたこともない。皆目想像もつかない国ではあるが、脱北者の話や現地の若人の本音を読むならば、決して安泰の独裁国家ではないように思う。

 想像するに、北朝鮮に対するアメリカからの圧力は、本気で相当なものだろう。金正恩委員長は、国を留守にするとクーデターが起きることを懸念していると聞いている。自分に対する暗殺未遂も、何度か経験しているようだ。正確な人数は把握していないが、兄弟や親族を含むかなりの人たちを粛正してしているというのも、事実だろう。直接接する周りの人たちからは、ちやほやされているかもしれないが、北朝鮮の一般の人たちの本心はどのようなものだろうか。餓死寸前まで追いつめられた農民が、農耕用の牛を屠殺して食用にして死刑になったこともあるようだ。現在も、兵士ですら劣悪な食糧事情にあるらしい。再び餓死予備軍が、相当数控えているのかもしれない。

 そのような北朝鮮と対峙するアメリカ、中国、ロシア、韓国、そして日本は、北朝鮮の窮地をいかに自国の国益に結びつけるか、という政治的な発想で様々な駆け引きをしているのだろう。

 私はどの国の政権とも完璧に無関係だが、韓国を除く各国首脳はとっくに北朝鮮を見切り、いかに自国に有利な環境を作るかに腐心しているように思う。韓国の文在寅大統領は別で、北に対してはどうやら強烈な同胞意識があり、強い融和感を持っているように見える。過日、英語だけのミーティングに出席したが、司会者は韓国人男性だった。間接的に聞いたのだが、その男性は「北朝鮮は敵ではない」と明言し、逆に親近感を持っているようだったそうだ。

 ある新聞の電子版には、北朝鮮が日本を攻撃する5つのシナリオというタイトルで、想定される攻撃パターンを紹介していた。かなり以前、中国人民解放軍による日本侵攻マニュアルなるものが漏洩したことがあった。いずれにしても、日本に侵攻しようという作戦は実在し、国内に潜伏しているスリーlパー工作員も、それなりの人数にのぼると考えるべきなのだろう。仮に、米朝会談が決裂に終わったとき、北朝鮮が日本を攻撃する可能性が高まると、その記事では述べられていた。

 つまり、日本も決して安泰の国ではなく、状況によっては軍事侵攻があり、あるいは国内に潜伏する工作員による、テロ攻撃が実行に移される可能性が高まると見るべきなのだろう。

 それらを勘案し、何年も前から安倍総理は布石をうってきているのではないだろうか。外国人登録法の改正、マイナンバー制度の導入、共謀罪、テロ関連法案。そしてある日突然、竹島不法占領を根拠とする有事宣言と、それに伴う外患罪の適用、戦時国際法の適用・・・これらによって国家の安全保障を脅かす勢力の一掃を、目指して来ているのでは内だろうか。余命記事で何度も表現されていた、「安倍総理は一括処理を目指している」というのは、どうやらそういうことではないかと考えている。

 前置きが長くなったが、私は個人的にずっと、自然災害以外の非常事態・緊急事態の発生を想定して、個人レベルの備えをするよう勧めてきている。食糧、飲料水、日用必需品、医薬品、燃料、予備電源、などである。その考えは今でも変わらない。変わらないどころか、急激にその警戒心は高まってきている。

 さらにいえば、軍事侵攻以前に繰り広げられている情報戦争に目を向け、どの政治家、政党、マスメデイア、司法関係者、ジャーナリスト、学者などが、他国の国家や情報機関の影響下で、日本国内におけるプロパガンダ活動を、捏造情報、印相操作や世論誘導の形で展開しているかを英邁に見抜くことも期待されているのではないだろうか。

 選挙には棄権せず、日本の将来を託せる候補者に一票を投ずることが、国民としての権利であり、同時に義務でもあることを認識すべき時代に、私たちは生きているという自覚を持つべきなのではないだろうか。

 雑音に遮断されず、心を静かに澄ますときに、私たちそれぞれは、自らの責務に思いが向くのではないだろうか。


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# by hirune-neko | 2018-05-15 23:43 | インテリジェンス | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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