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昼寝ネコの雑記帳

<   2019年 04月 ( 29 )   > この月の画像一覧

ほぼ3年近く、余裕のない日々だったようだ

Pigro (feat. Daniela Spielmann)
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 2016年の母の死後、急に忙しさが加速したように思う。長かった遠距離介護を終えた後なのに、不思議なことだ。

 世の中はいよいよ本格的な連休になってしまった。それなのに、普段通りにパソコンに向かって仕事をしてはいけないような気がした。このままだと、世の中からますます取り残されてしまような、疎外感を感じてしまった。とりあえず、切羽詰まった用事はなんとか終えたので、少し仕事を離れてみることにした。

 しかし、いざとなってみると、何をすれないいのかが思い浮かばない。かなり重症である。とりああえず、映画を観ようと思いAmazonのプライムビデオを開いた。次々と目で追っ手が、どうも興味を感じない。

 いずれ観ようと思って保存しいている、ウォッチリストのページを開いた。真っ先に目に飛び込んできたのは、懐かしいジャック・バウワーの顔と、24・TWENTY-FOURというタイトルだった。

 24・TWENTY-FOURは、アメリカのテレビドラマで、1シーズンが24話の構成である。1話は約40分であり、1シーズンだけで約960分なので、約16時間だ。それをシーズン1からシーズン8までの全てを観てしまっている。

 アメリカ政府の非公開組織であるCTU(カウンター・テロ・ユニット)が、テロ組織と戦うシーンが全編で繰り広げられる。ジャック・バウワーは、その主人公である。

 24・TWENTY-FOURの続編のシーズン9(Live Another Day・12話)、シーズン10(Legacy・12話)を観るのをずっと我慢して、もう2年にはなるのではないだろうか。そこまでして、私的な時間を削っていたのである。

 ここ10日ほど、ときどき心臓に違和感があり、息苦しさを感じることも増えていた。身体の芯が外れたような、集中力が途切れるような、少し異変を感じていた。

 今日は思い切って全てを中断し、本当に久しぶりでジャック・バウワーと対面した。危機的な状況に長面しても、必死の形相で打開に努める姿が懐かしかった。

 単純なものであら不思議、30分ほど見たところでふと気がついた。脳内がすっきりし、集中力が増し、心臓の違和感も息苦しさも、きれいに消え去っていた。疑似体験を通して心身がシャキッとしたようだ。とても有効なストレス解消だったようだ。

 1話を視聴し終えて、元の古巣に戻ったような爽快感を感じた。このまま、この澄み渡るような戦略的感覚を維持し、自治体と産婦人科向けの提案書を、一気に仕上げたいものだ。

 不調と戦いながら、溢れかえる案件と悪戦苦闘してきたが、残るのは本命の案件だけである。CTU(カウンター・テロ・ユニット)の皆さんと一緒に机を並べているような感覚で、なんとか力作を仕上げたいものだ。

 明日からの連休中は、24・TWENTY-FOURの観すぎに気をつけて、ほどほどの刺激を与えてもらい、提案書の作成と向き合いたいと思う。

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by hirune-neko | 2019-04-30 01:05 | 心の中のできごと | Comments(0)

10連休が始まったようだが、今のところは通常通りだ

Astor Piazzolla Moderato Mistico (original)
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 少しばかり疲れが溜まっているような気がする。脳と心臓に。

 明日は少しペースダウンした方がいいかもしれない。疲れていると、とんでもない昔のことを思い出してしまう。


 大学2年生の時だったと思うが、父が癌で亡くなった。当時は学生寮に住んでいたが、卒業する先輩の後がまで、学習塾の講師をするようになった。塾の経営者のお嬢さんが中学生で、授業を受けていた。

 塾長の奥さんは、電車のホームから転落死したと、聞かされていたが、私が働き始めて数年後に、塾長は再婚した。もう半世紀近くも前の、当時のことが時々思い出される。

 おそらくは小学生の頃、母親が事故死し、中学生か高校生の頃に父親が再婚した。心の中には、どのような思いがあったのだろうか。そんなことを、今頃になって思い巡らせている。その父親も、数年後には病死している。

 私が大学生の頃、彼女は中学生だった。ということは、年の差は6〜7歳ぐらいだろうか。40数年も会っていなければ、どこかですれ違っても分かろうはずもない。

 かろうじて名前は憶えていたので、Google検索してみた、一人ヒットした。大体の年齢と出身地は適合するが、さてどうだろうか。

* 1956年 東京都生まれ。
* 1974年 東京都立富士高等学校を卒業後、上智大学外国語学部イスパニア語学科に進学。
* 将来、自分には何が出来るかと悩んでいたところ、大学の外国人講師に自国の文化を大切にすることを教わり、高校3年生の時駿台予備学校の夏期講習で古文科・桑原岩雄の講座を取った結果、古文が良く読めるようになった事を思い出し、1975年、上智大学を中退。再び駿台予備学校に通い大学受験勉強。この時の駿台の同期に後に自由民主党衆議院議員となる松島みどりがいた。
* 1976年 東京大学に入学。その後文学部国文学科に進学。
* 1980年 大学卒業。駿台予備学校古文科専任講師になる。
* 1989年4月~1990年3月 エフエム東京の「スーパーFMマガジン」第一部(NORU SORU)パーソナリティー(毎週金曜日深夜1時~3時)。
* 1989年 NHK教育テレビ「まんがで読む古典 『更級日記』」の解説を担当。

 この女性の動画をYouTubeで見つけた。視聴してみたが、40年以上の時間経過がある。しかも女性なので化粧をしている。どうも自信がない。まったく別人とも思えない。しかし声質は年齢を経てもそんなに変わらないと思うのだが、違うように思う。

 今頃になって、なぜそんな昔のことが気にかかるのだろうか。不思議なことだ。私自身の内面に変化というか、転換期が訪れているのだろうか。それとも、そろそろお迎えが来る前兆なのだろうか。不思議なことである。

 今日はこのまま風呂に入り、寝た方が良さそうだ。

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by hirune-neko | 2019-04-29 00:21 | 心の中のできごと | Comments(0)

朝鮮半島情勢に関するレポートを作成した

John Barry - Midnight Cowboy • TopPop
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 半日がかりで作成したレポートの一部を、以下に紹介させていただく。

 過去に何度か書いたが、ボランティアで国際組織の福祉団体に関わっている。昨年から、トップが韓国人男性になったが、今秋、韓国・ソウルで催し物を計画し、そこに多数の若い日本人男女を参加させようとしている。

 旧知の信頼できる人物からの依頼で、私自身も関わるようになっている。レポートは彼が発行人で、私が編集・製作担当となっている。従って、まずは私が作成し、発行人である彼の許諾を得てから配信することになっている。

 発行日を明日にして、試作を終えた。A4判で全12ページなので、文字量が多いため、以下に一部を転記して紹介させていただく。韓国人のトップの方が読まれたら、激怒して怒鳴り飛ばされるかもしれないし、お払い箱になる可能性もある。それはそれでいいではないか、という考えだ。

(転載開始)
【東アジア情勢レポート】
Open Source Information of East Asia Region

■編集担当者からの補足説明
 朝鮮半島情勢が、不穏な状況になりつつあるというのは、多くの識者の共通認識になっています。  

 日本の国家安全への影響は当然のこととして、仕事や旅行などで韓国に居住・滞在している日本人に及ぶ影響を、改めて検証する必要があると考えます。  

 少し過去の話題になりますが、現在は休戦中とされている朝鮮戦争の再開が懸念された時期がありました。その時に、在韓外国人の避難・救出問題が浮上しました。当時、韓国政府は米軍による在韓米国人の救出に関し、アメリカ政府との協議に応じることを表明しました。しかし、在韓邦人の救出のため、自衛隊の出動に関する協議には応じないと明言しました。

 その当時の関係記事を掲載します。少し以前の記事ではありますが、当時と比較しての状況には変化がないと見なすべきだと思われます。従って、朝鮮戦争の再開や、韓国内でのクーデターや内乱が発生しますと、日本人の救出手段がなく、捕虜・人質となり、無事に帰国できる可能性が非常に低くなることが予測されます。現在はそのような、各種非常事態の発生を想定すべき状況になりつつあると考えます。

(以下、タイトルのみで記事本文は省略)
●朝鮮半島有事でも、日本人5万人が 退避できない「痛い理由」

●韓国で「クーデター」の声も・・・朝鮮半島を襲う「End Games」の結末

●【赤化韓国】韓国の歴代政権が“求心力”高めるため植えつけた「歪んだ復讐心」 慰安婦像、徴用工像を道端に設置

●便器より汚いカップも?ソウルのカフェで驚きの調査結果 =韓国ネットユーザーも衝撃

●「助けて! プーチン」が袖にされた金正恩の哀れ 具体的提案のない社交辞令に終始した・・・“やる気”のないプーチン
 ■JBPRESS 2019.4.27 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56246

●金正恩、ロシア訪問の収穫は「亡命ルート」の確認か
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ロシア・ウラジオストクの市街地

■編集後記
【朝鮮半島情勢の流動性と予測の難しさ】  

 韓国および北朝鮮の両国内では、失政と、それに伴う経済環境の悪化に対する不満が鬱積しているようです。そのことから、両国では反政府運動、クーデターの動きが顕在化しています。とくに、北朝鮮では、CIAではなくFBIが反政府勢力に加担して、政権転覆を狙っているという情報もあります。  一方、韓国政府は国際的に孤立を深めており、財閥の経営悪化、国民の韓国籍離脱増大など、末期的状況だとも言われています。日本国内でも。政府自体が韓国に対する種々の制裁を検討し、徐々に実行に移されています。

 元々、反日教育・政策によって政権浮揚を行ってきたと言われる政府ですので、韓国在住邦人や、この時期に訪韓する日本人を標的とする。種々の拉致・テロ、犯罪行為を懸念すべきタイミングだと考えます。
(転載終了)

 さっと、こんな感じである。来月の今頃には、出入り差し止めになっているかもしれない。そうなったら、改めてご報告させていただく。

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by hirune-neko | 2019-04-28 01:14 | 心の中のできごと | Comments(0)

解放感と虚脱感の両方が、同時に襲ってきた

Astor Piazzolla / Sinfonía de tango - Tzigane tango
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 今日は4月の実質的な月末だった。振り込み作業を終えると、目の前は10連休。取引先も休みが多くなり、問い合わせや依頼がほとんどなくなると考えただけで、緊張感から解放される。実際には、来週の木曜日にも平常通り製本所に行くので、連休中でも作業を行うため、担当者は出社する。

 私自身は、完成を待たれている、自治体向けと産婦人科向けの、2種類の提案書を仕上げるつもりだ。それに付随し、会員制ファミリー・インテリジェンスサービス・みるとすの、運営企画書がセットになる。いよいよ本格的な営業にシフトすることになる。

 しかし、そうはいっても、さすがに世の中が10連休一色になると考えただけで、私も少しは仕事を離れ、気分転換をしたいと考えた。久しぶりに映画でも観ようかと思い、Amazonのプライムビデオを覗いてみた。あるいは将棋も初心にかえるため、新規アカウントを開設して3級ぐらいで登録してみようという気にもなった。

 インターネット上の将棋対局場はハンドルネーム登録なので、なんでもいい。ちょっとためらったが、真夜中のカウボーイという映画のタイトルを使い、midnigjt_cowboyに決めた。ところがうっかりして、メールアドレスをすでに使用済みのを使ったため、エラーになってしまい、しかもハンドルネームもロックされてしまった。やれやれである。

 そこでふと、先日癌の手術を受け、退院してる知人女性に、痛みや熱の様子を訊こうと思ってお見舞い電話を入れた。すると驚いたことに、昨日から再入院してるという。術後の痛みが治まらないため、検査に行ったところ、MRIなどの精密検査を受ける必要があると判断されたらしい。私まで憂鬱な気分になってしまった。そして、どっと疲れが出てしまった。せっかく退院したのに、また逆戻りとは・・・。

 今日、東日本大震災のときに、現地に住んでいた人から聞いたという話を、間接的に家内から聞いた。津波にのみ込まれるその瞬間、父親はまだ小さい息子に向かって笑顔を見せて沈んで行ったそうだ。恐怖と格闘し、力尽きた絶望のさなか、子どもとの別れを覚悟したそのときに。無言の笑顔で別れを告げた父親。言葉などではとても言い尽くせない、父親としての様々な思いが凝縮されていたのだろうと想像した。そのシーンを思い浮かべただけで、涙が溢れ、自分でも驚いている。

 計算し尽くされた緻密な脚本や老獪な演技力をもってしても、決して再現できない純粋な感動が、事実として残っていることの重みを、心の底で受けとめている。


 依然として未完の大作のままになっている舞台作品、「気仙雪時雨(けせんゆきしぐれ)」は、舞台は江戸だが、自らの信念を貫くために自害した女性が舞台に立ち、この世に残した愛する人に向けた気持ちを伝える。東日本大震災で、津波によって突如落命した人達の無念の気持ちを代弁し、生き残った愛する人たちが、他界した家族からの、いたわり思いと癒しを感じてほしいというのが、制作意図である。

 この、最期に子どもに笑顔を遺して絶命したお父さんの無言のメッセージは、私自身の心深くにも深い感動を伝えてくれた。「気仙雪時雨(けせんゆきしぐれ)」は、娘にお願いして舞と主役を演じてもらおうと決めている、振り付け家の先生も決めて折る。そして、舞の背景で奏でられる音楽は、江戸時代・和の舞とはまったく関連性がないと思われるだろうが、全曲をピアソラの作品と決め、すでに選曲も終えている。

 初演は、大船渡市のリアスホールと決めており、遺族となられた地元の皆さんをご招待して、同時に、突如の他界を余儀なくされた、無念の気持ちの霊界の方々に対する慰めとしたい、というのが私の偽らざる気持ちである。

 気仙の海岸線を車で走り、廃墟と化した街並みと、神秘色の水を湛えた湾を目にした印象が、今でもずっと記憶に残っている。仕事に追われる毎日ではあるが、いつかきっと公演を実現したいと思っている。・・・それまでは死ねないと思ってはいるが、人間の運命は誰にも分からない。

 しかしながら、いつも紀元前の時代から3千年を生きてる、という強迫観念に囚われているのは、何かしら人間離れした使命を与えられているのかもしれないと、最近はそのように思い始めているのも事実である。

 本当の私は、一体誰なのだろうか。ときどき不思議な気持ちで自問することがある。

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by hirune-neko | 2019-04-27 01:53 | 心の中のできごと | Comments(0)

朝から電車を乗り継いで告別式へ行ってきた

Shirley Horn - Here's To Life (Verve Records 1992)
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 相鉄線に初めて乗った。告別式は教会で行われ、着いたときにはすでに1階の礼拝堂が満席で、2階の小部屋に案内された。スクリーンに投射された画像を見ながら、告別式の進行を見守った。

 亡くなったのは81歳の女性で、ご主人は癌が転移し、首の骨が溶けてコルセットで固定している。そのご主人が、挨拶をした。初めて耳にする内容が多かった。

 彼女は18歳の時に、心臓弁膜症で手術し、医師からは20歳までしか生きられないと宣告されたそうだ。結婚したものの、出産は命取りだと厳禁されたそうだが、生涯で3人の子どもと5人の孫を持つことになった、と説明した。そんな状態の女性が、81歳まで生きたのだから、人生は分からないものだ。

 なんでもご主人の介護をしながらの家事の最中に、ドスンという音がし、駆けつけたときには、すでに呼吸が止まっていたそうだ。おそらく急性心不全だったのだろうと想像した。

 告別式が終わり、帰宅したときは歩行数が6千歩を超えていた。暑い日だったので、かなり消耗してしまった。

 やはり、人の人生の最期を見届けたり、人生の終焉で静かに諦観する人に対面すると、改めて人間の生涯について考えさせられる。

 20代の後半から、渡米する機会が増え、いろいろなアメリカ人と身近に接する機会を得た。最も刺激的だったのは、自分の意見を持ち、自己主張するのが当然という精神土壌に対峙したことだった。空気を読みながら、自分の意見を述べるという、日本的な土壌からは徐々に抜け出し、今では相手が誰であろうと、臆せずに自説を述べる体質になっているのを実感している。

 そんなに長期間ではなかったが、その後、英国、フランス、ドイツでも仕事をする機会があり、各国の人達の国民性を実際に対比するいい機会だったと思う。

 たとえ相手が異なる考えであっても、それを尊重しつつ、自分の信念や理念を明確にを伝えることは、とくに多国籍の集団の中にあっては重要だと考えている。

 詳細は明かせないが、ボランティアで手伝っている福祉団体のトップが韓国人で、ソウルでプログラムを計画し、日本からも若い人達を大勢参加させようとしている。当然のことながら、私は様々なリスク情報を提供している。健康被害の懸念、日本人対象の犯罪、クーデターや内乱の際の救出が困難であることなどだ。当然のことながら、私は煙たがられ、嫌われ、排除の対象となるのは目に見えている。

 しかし、リスクを指摘されて論理的に実務的な検証をせず、感情的に反感を持ち、忌避するような管理者ならば、こちらから関わりを辞退したいというのが、正直な気持ちだ。

 人間としては、日本で生まれ日本で育っている。しかし、自分の精神・心理構造を客観的に考えてみると、どうやらやはり、古代イスラエルに生まれ、旧約時代を経て、いろいろな国で過ごしたような気になってしまう。おそらくは読んだ本や観た映画が疑似体験となり、深層心理に沈殿しているのではないだろうか。

 自分の葬儀には、生前に書き置いたメッセージを、参列してくださった皆さんに伝えてもらうようにしようと思った。そして、自分自身を送る音楽を選び、式場に流してもらうかとも考えた。しかし、一番いいのはおそらく、棺から起き上がり、自らの言葉で皆さんに最期のご挨拶をし、そしてまた棺に戻る・・・それが最も理想的な気がする。

 肉体は朽ち果てても、精神・霊魂は不滅で永続するのではないだろうか。

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by hirune-neko | 2019-04-26 00:03 | 心の中のできごと | Comments(0)

国会議事堂に行ってきました。

Ave Maria-アヴェマリア-|『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ
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 いや別に、衆参同時選挙を見越して、立候補を検討しているという意味ではない。なんと、いただいた菓子箱のラベルを見たら「国会議事堂に行ってきました」という商品名が印刷されていた。へえ、こんなネーミングのお菓子があるんだ、と驚いてしまった。中はクッキーだった。

 過去に何度かご紹介したことのある、池田クレモナ・モダンタンゴ五重奏団・・・今は音楽工房という名前なのか・・・が、CDリリースのため上京し、平和島の音楽スタジオで録音するというのでお邪魔して来た。その際に、お土産で頂戴したのが、上記のお菓子である。

 スタジオに到着した時は丁度、ロコのバラードを演奏・録音していた。録音後の微調整の様子は初めて見たが、ハイテクであり何がなんだか、さっぱり理解できなかった。続いて、アディオス・ノニーノで録音が完了した。

 彼等の演奏は、もう何年も聴いているが、音楽的な幅と深みが出て来たと感じた。編曲・監督兼務の梶野さんと、スタジオ内の演奏家の方とのやりとりは、時として上方漫才のノリである。

 つい最近、ブログでピアソラのPreparense・プレパレンセという曲を紹介した。調べると、スペイン語で「準備をしなさい」という意味のようだ。この曲を聴きながら、どういう訳かクレモナのお嬢さん達が演奏する光景が目に浮かんだ。ピアソラにしては珍しい曲想だと思う。割と陰影が薄く、どらかというと、明るく、希望に向かって前進する清々しさを感じる。そんなところから、クレモナのメンバーの皆さんが思い浮かんだのだろう。

 録音終了後、梶野さんに質問してみた。ピアソラのプレパレンセはレパートリーの中にあるかどう訊いてみた。すると、候補の中にあるという。「結婚する準備をしなさい」という曲想だからぴったりだね、というと笑顔になった。

 スタジオは初めて行ったが、平和島から20分と聞いていたので歩くことにした。iPadのカーナビに予め住所を登録し、駅から案内開始ボタンをタップした。起動時の最初だけは反応せず、違った方向に向かったが。最終的には無事に到着した。

 帰りも駅まで歩いたので、今日は一日だけで歩行数が1万歩を超えた。

 いずれCDがリリースされたら、改めてご紹介させていただく。ピアソラにとっては、若い女性達に音楽的な反逆ののろしを上げられ、笑みがこぼれているだろうと想像している。

 ピアソラ作品をメインレパートリーとして情熱を傾ける、20代の女性達を私も応援したいと思っている。

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by hirune-neko | 2019-04-25 01:27 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)

緊張が高まる予測記事をご紹介する

Reflections in D • Bill Evans
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 朝鮮半島情勢の緊張度が高まっており、確実に飽和点に近づいているという意見に、異論を挟む人は少ないのではないだろうか。

 いろいろな立場の人たちが、それぞれの視点で分析し予測を述べている。私自身は、公開情報を読んで判断する立場なので、参考にさせていただいている。

 朝鮮半島を挟んで、少なくとも日・米・露・中各国が、水面下で様々な戦略を練っていることだろう。授業で習った言葉を思い出す。誰も、一国の統治者の頭の中を覗き見ることはできない、という表現だった。

 しかし、いろいろな視点からの分析情報を集め、参考にすることは有益だと思っている。

 今日、メールで配信されてきたMAG2NEWSのタイトルを一瞥して、ぎょっとした。以下の内容だった。

【韓国で「クーデター」の声も。朝鮮半島を襲う「End Games」の結末】

 私自身、自分のブログ記事で過去に何度か、韓国および北朝鮮のクーデターに関する可能性を述べたことがある。しかし、改めてこのような記事を目にすると、朝鮮半島両国内での異変が、現実のものとなるような気がする。

 少々長い文章ではあるが、島田久仁彦(国際交渉人)さんが書かれた、この記事を参考資料としてお読みになり、朝鮮半島情勢理解の一助とされてはいかがだろうか。

【記事の転載開始】
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韓国で「クーデター」の声も。朝鮮半島を襲う「End Games」の結末
MAG2NEWS
https://www.mag2.com/p/news/394614?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000125_tue&utm_campaign=mag_9999_0423

 物別れに終わった第2回米朝首脳会談以降、在韓米軍では編成の大転換が静かに進んでいるようです。その意味を「朝鮮半島を舞台にしたEnd games」だと読み解くのは、メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』の著者であり、数々の国際舞台で交渉人を務めた島田久仁彦さんです。島田さんは軍事面だけでなく、経済面でも始まった「韓国からの撤退」は、噂される「クーデター」への備えでもあると指摘。北朝鮮も含む朝鮮半島の動向を注視しています。

■アメリカと周辺国が仕掛ける朝鮮半島を襲う“End Games”

 国際的な時事問題を見る際、面白いことにどこの大陸のニュースでも、必ずアメリカが何らかの形で絡んでいます。それは、世界全ての大陸に展開し、そしてすべての海に軍事的な拠点を持つアメリカ軍のグローバルパワーとしての証なのですが、最近、その展開にも変化の兆しが見えてきました。

 例えば、あまり日本では報道されないリビアでのトリポリの暫定政府とベンガジの軍事勢力との直接対決のニュースでは、直接その“闘い”に関連しているわけではないですが、【アフリカに駐留するアメリカ軍関係者】の存在が明らかになりました。

 このケースでは「事態は非常に危険を極めているので、リビアおよび周辺からの撤退を始めた」という内容ですが、「彼らは一体、リビアで何をしているのか?」という疑問を抱きました。結局は、ISISが北アフリカ地域で展開する企みに対する“重し”だそうですが、確実に米軍の世界展開のバランスが変わってきている一例です。

 そして、そのバランスの変化が最近、静かに進められているのが、朝鮮半島での米軍に関わる事態の変化です。在韓米軍の存在は広く知られていますが(とはいえ、実は、ソウルの地図には基地の存在は記されていませんが)、アメリカの対北朝鮮戦略の変化と、アジア太平洋地域におけるプレゼンスに占める沖縄米軍基地の戦略的重要性が高まっていることなどを受け、在韓米軍の“中身(構成)”が変えられてきています。その一例は、最新鋭の無人偵察機が沖縄および日本の基地に移動していることでしょうか。そして戦略を担う本部機能も厚木に移されています。

 なぜ、今、このような大転換が行われているのでしょうか。関係者に理由を聞いても、うまく答えを濁すのですが、ニュアンス的には「アメリカの韓国離れ」、「朝鮮半島の重要性のグレードダウン」というように読みとけます。同時にある友人の表現を借りれば、朝鮮半島を舞台にしたEnd gamesということです。

 End Gamesとはどのような内容を指すのでしょうか?1つ目は、すでに述べている米国の韓国離れです。それは第1回目の米朝首脳会談後から進んでいたようですが、加速し、不可逆的になったのが第2回目の米朝首脳会談直後からのようです。

 第2回米朝首脳会談が物別れに終わった理由は、いろいろな形で語られていますが、大きな要因の1つが、韓国の文政権のアメリカと国際社会への『裏切り行為』だとされています。その内容は、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を無視する形で北朝鮮に対して瀬どり行為をしていたことに始まり、文大統領がはしゃぎ過ぎて、米国からの再三のストップ要請にも関わらず、独自に海外を回り、ローマ法王にまで訪朝を促すなど、完全に欧米諸国をあきれさせたことにあります。

 第2回米朝首脳会談の“成功”を信じて、いろいろと水面下で北朝鮮に“空約束”をしていたようですが、会談が“失敗”に終わったことを受け、完全に国際社会では四面楚歌の状況になりました。それを受けて、韓国国内でもバッシングが激化し、今や政権内部でも「現政権に対するクーデターやむなし!」という声が上がってきているようです。
今回のアジア太平洋地域での米軍展開の大転換の背景には、この“クーデター”に巻き込まれたくないとの思いもあるのでしょう。実際に駐韓米国大使が、トランプ大統領に進言し、軍の再編成と韓国からの撤退開始を勧めているようです。

 2つ目は、韓国をターゲットとした経済的なEnd Gameです。こちらについては、「不穏な動きを感じて…」ということで、アメリカのビジネスが最近、次々と韓国から撤退するか、規模を大幅に縮小していること(ほとんどが撤退前の処理のための部隊が残っているのみ)から読み解けます。

 そして同じ動きが日本、中国、ロシアのビジネスにも見られるようになってきました。次々と韓国企業とのパートナーシップを切り、投資を引き上げる動きに出ています。日本の報道では、徴用工問題を始めとする日本に対する挑発を受けて、ついに!といった感じで伝えられていますが、ロシア企業も、どこにでも進出していくといわれる中国の資本も相次いで韓国離れを進めています。

 その煽りでしょうか。世界に誇る(!?)韓国企業サムソンの業績も大幅に悪化しているようです。また韓国離れは、中国、アメリカ、ロシア、そして欧州各国の国内・域内市場でも進んでいるようで、事態は深刻だと思われます。

 その影響を受けて、韓国ウォンに対する“攻撃”も活発化しています。「攻撃」というとアクティブなイメージを与えてしまうかもしれませんが、どちらかというと、「一切のコミットメントを絶つ」というように表現したほうが実情にあうかもしれません。

 日本の報道でも伝えられる円とウォンの緊急時のスワップ協定も延長されないことになりましたが、同じことは、米ドルや中国元との間でも起きているようです。“離れ”というよりは、もしかしたら“ネガティブな包囲網”でしょうか。

 国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁委員会のあるメンバーの表現を借りれば、「対韓国の経済制裁」と言えるのではないかとさえ思います。それは、「恐らく、瀬どり行為をはじめとする対北朝鮮経済制裁違反に対する報復・戒め」との見方もできるでしょう。

 ソウルの情報筋によると、「その元凶は文政権であり、そのために国内でクーデターの声が公然と出てきているのではないか」とのことでした。実際にこの「クーデター」に関する声が届いているのでしょうか。ここ数週間、韓国各地での治安部隊の活動が活発化していると言われており、それがどのような方向に発展するのか、とても気をもんでいるところです。

 そして3つ目は、やはり北朝鮮をターゲットとしたEnd Gameです。こちらは軍事面と国の存亡という両面で語られています。

 軍事面については、以前より何度か触れている「アメリカによる北朝鮮攻撃」の可能性です。これについては、ロシアゲートを巡る疑惑が一応米国内で“一段落”したこともあり、時期的には少し遅れたかもしれません。とはいえ、全くなくなってはいません。

 これは、1つ目のポイントにも、そして2つ目のポイントにも繋がるのですが、基本的に、朝鮮半島から一旦“アメリカ”は撤退し、負の影響を最小限に抑えたいとの思惑が透けて見えます。

 アメリカが北朝鮮を攻撃することを計画する際に、必ず語られるのは「北朝鮮から同盟国韓国への報復攻撃」の脅威でしたが、トランプ政権下ではすでにその“脅威”は意思決定の場から外されているようで、今後の北朝鮮の出方次第では、踏みとどまることはない、との意思があるように見えます。

 それが可能になるのは、同じく以前から語られていた「中国の参戦の可能性(北朝鮮側に立っての参戦)」がほぼゼロであると思われるからです。その理由については、これまでに何度も書いていますので、ここでは再び述べませんが、アメリカが軍事作戦に出るためのハードルは、過去に例をみないほど、低くなっているといえます。

 そしてもう1つは、決して終わることのない経済制裁が北朝鮮経済にとどめを刺す可能性です。すでにお話したとおり、どうも韓国による裏切り行為はあるようなのですが、北朝鮮の後ろ盾となっている中国もロシアも対北朝鮮の経済制裁については、国際社会と足並みを揃え、過去のケースとは一線を画す結果になってきています。

 もちろん、北朝鮮の状況が悪化していると伝えられる度、人道的な見地から「人道支援を実施するべきではないか」との声は必ず挙がるかと思いますが、それをもしかつての様に北朝鮮が拒むようなことがあれば、それこそ本当にend gameになってしまいます。

 そして、これまで軍事的な面でも協力しており、経済制裁下の共通の立場へのシンパシーからイランからの支援がある、と言われてきましたが、そのイランも、トランプ大統領から標的にされたことで、恐らく自国の経済を防衛することに必死で、北朝鮮にまで手は届かないでしょう。

 多面的にKorean Peninsulaへの締め付け、End gameが進められている様子が垣間見られたかもしれません。

 では、日本は? メディアや一部のグループからは「近々北朝鮮からSOSが寄せられた際、見放さないことで拉致被害者の問題が好転するのではないか」との論調が挙がっていますが、残念ながら、仮に助けたとしても期待するような結果はもたらされないと見ています。

 しかし、その“期待の表れ”なのか、金正恩氏への秋波なのでしょうか。日本政府は今年3月、昨年まで11年間続けた国連人権理事会での対北朝鮮非難決議案の共同提出を見送り、拉致問題を巡る北朝鮮との対話実現へ一定の融和姿勢も示しています。 ですが、それが本当に正しい道なのか、様々な状況、特に周辺国および国際社会が進んでいる方向に鑑み、対処方針を再考してみることも必要ではないでしょうか。

 今は、対北朝鮮制裁については国際社会と歩調を合わせて厳格に実施し、拉致被害者の問題については声を挙げ続け、その上で、すでに動き出しているEnd gamesの帰結に備えておくべきではないかと私は考えてみます。
皆さんはどうお考えになるでしょうか?

■島田久仁彦(国際交渉人)
 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
【記事の転載終了】


 長文をお読みになり、お疲れと思うが、改めて食料品、医薬品、予備電源などの備蓄をお勧めする。ご自宅の敷地内に露出した「地面」がおありになるか、何個かのプランターを設置するスペースをお持ちの方は、野菜の種子も備蓄されることをお勧めする。

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by hirune-neko | 2019-04-24 01:00 | インテリジェンス | Comments(2)

朝日を浴びながら、早朝ブログを書くための準備

Voce vai ver ✶ ROSA PASSOS
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 昼寝ネコの画を描いてくれている、カトリ〜ヌ・笠井さんからコメントをいただいた。いつも深夜ブログになってしまっている現状を、憂慮してのひと言だった。そのまま転記させていただく。

 「深夜に…頭に浮かぶ文章のブログですね。お疲れが目に浮かびますもん。朝早くに朝日を浴びながら書かれてみたら、にゃんこ先生のブログは、どんなになるのかなぁ〜と最近思います。」

 ウムム・・・人様にご心配をおかけしてしまい、申し訳ないと思った。何度も何度も朝型のライフスタイルにしようと決意しているのだが、気ばかりが焦ってしまい、なかなか思うようにいかないでいる。

 昼間の時間帯は、決して怠けている訳ではない。逆に、次々と発生する待ったなしの案件をこなして、いつも夜遅くまでかかっている。先日、小冊子の校了用の印刷見本を送ったのだが、何人かに見てもらうので、あと4部ほしいと連絡があったた。今現在、その4冊目の奇数ページを印刷中である。もうじき終了し、今度はひっくり返して偶数ページを印刷すれば完了である。

 おっ、今、奇数ページの印刷が完了したので、ちょっと中断させていただく。・・・用紙をひっくり返して設定し、偶数ページの印刷が始まった。これで画像の色合いに問題がなければ、明日発送して一段落である。しかし、第三者の方から、すでに名前の表記違いを指摘されているので、また修正が入ってしまう。

 こんな毎日が続いてる。しかし、このままダラダラと真面目に朝型にしないでいると、免疫力も低下し、何か良からぬ病が発症するのだろう、と懸念し始めてる。そこで、どのようにすれば比較的簡単に朝型の生活にできるか、いろいろ考えてみた。これぞ、という大変画期的な方法が思い浮かんだので、カトリ〜ヌ・笠井さんに、以下のようにコメントを返信し、報告した。

 「私自身、これでも朝型を目指して努力しています。ニワトリをペットにして、日の出とともに『コケコッコー』と、起こしてもらおうと考えつきました。でも、いきなりニワトリだと、なついてくれないかもしれないので、まずはヒヨコから育てることにしました。そこで、生卵をたくさん買ってきて、フトコロに入れて温めている最中です。果たして私は、かわゆいヒヨコの育ての親になれるでしょうか。続報をお楽しみに。」

 自画自賛の画期的な計画を読み返してみたが、これではどう考えても現実味がない。まるで笑い話ではないか。大体が、ヒヨコになる卵は有精卵だったのではないだろうか。お店で売っているのは確か、無精卵だったような気がする。

 もう少し現実的になり、朝の決まった時間に顔をスリスリしてくれる、目覚ましネコでも探した方が、まだ可能性が高いのではないだろうか。

 なんとかやっと、4冊目の印刷が終わった。やれやれである。これでもいつもよりは早い時間である。

【カトリ〜ヌ・笠井さんが描いてくれたネコ画】
c0115242_00294087.jpg
昼寝ネコと、友だちのジョセフィーヌ

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by hirune-neko | 2019-04-23 00:32 | 心の中のできごと | Comments(0)

饒舌なブログ、寡黙なブログ

Darko Karajic (Lute) - S.V.Weiss - Prelude, Sarabande, Gigue
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 ごく稀にだが、沈黙のブログでいたいと思うことがある。

 いい歳をして、ときどき孤立感を感じることがある。言葉で表現するのは難しいのだが、自分の内面に閉じこもり、外界を遮断したままでいる方がほっとするように感じる。おそらくは、神経が疲れているのではないだろうか。あるいは自己嫌悪、自信喪失などが遠因かもしれない。

 なんの疑いも持たず、毎日同じことを繰り返すことに馴れてしまえば、人生ももっと楽になるのだろうか。しかし、絶えず周囲の変化に目を留め、想像力と洞察力を駆使しようとすると、常に方程式を解いているような集中と緊張を強いられる。

 何も余計な難しいことを考えなくてもいいのに、と、もう一人の自分が言う。お前ごときが必死に考えても、世の中が変わるわけがないのだから。

 確かにそうかもしれない。しかし、そうではないかもしれない。誰かが指摘すべきことを、もし誰も気づかずにいて、どうやら私だけが気づいているとしたら。しかし面倒で億劫に思えて、そのまな放置してしまったとしたら。そしていつか、あのときにちゃんと伝えておくべきだった、という状況が手遅れで訪れたら。・・・きっと悔やみ、自責の念を感じるだろうと思う。

 どこかの組織や団体の力を借りるのではなく、ただひたすら個を対象として語りかけるのだから、時間もかかるし効果を実感するのも難しい。

 金属疲労という言葉がある。金属だって疲労するのだから、生身の人間が疲労感や徒労感を感じるのは当たり前なのではないだろうか。体調にも心理状態にも波がある。疲れを感じたら、無理せずに休養を取ろう。

 ああ思い出した。遠因があった。今朝、ボランティアでお手伝いしている福祉団体の関係者から電話があった。最も信頼を置いている人物である。世界的な人事異動がここ1週間以内に発表になるという。トップグループに、新たにアメリカ人が赴任してくる可能性が高まったそうだ。そうなると、現在のトップグループの誰かが外されることになるという。

 現時点では予測ができないが、異動内容によっては戦略の見直しを迫られることになる。とくに、東アジア情勢の急激な緊張の高まりを考えると、その認識を持たない人物がトップに就くなら、かなり厄介なことになる。

 いよいよ英語でのレクチャー、質疑応答が必要になるのかもしれない。私は率直に意見を述べる人間なので、正面からぶつかることは十分に考えられる。しかし、自己主張することは世界共通の基本義務だと心得ているので、渋い表情を見せられても、自説は曲げずに述べるつもりだ。感情を害されて、お払い箱になったとしても、それで結構である。まったく怖れはない。


 今日ばかりは、いつも聴く音楽を受け付けない感覚だった。以前ダウンロードしていた、シルヴィウス・レオポルド・ヴァイスの曲を、リュートで演奏しているのを聴いてみたら、なんとか受け付けた。

 それにしても、リュートという楽器は、なんて弦の数が多いのだろうか。改めて驚いた。低音部を支える何本かの弦が、演奏に立体感を与えているように聞こえる。バロック時代に生まれた楽器なのだろうが、どんな時代だったのだろうか。インターネットもパソコンもない、静かに時間が流れていたのではないだろうか。

 ずいぶん昔のことなので、記憶の彼方である。笑)しかし、ボソボソとありのままの心境を文章にしているうちに、なんとか平常心に戻りつつある。ブログ効果である。

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by hirune-neko | 2019-04-22 00:22 | 心の中のできごと | Comments(0)

なんだ、そういうことか

Barbara - Dis, quand reviendras-tu ?
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 狭いスペースを有効活用するため、A4サイズの印刷物を暫定格納するための、トレイを買いに出かけた。夜7時近くだった。ドンキホーテ、イトーヨーカドーを回り、思ったものが見つからなかったので、ヨーカドーの3階にある100円ショップ・candoに向かった。

 エスカレーターで上っている最中に、心臓から力が抜け、軽い脳貧血を感じた。おまけに少し息苦しい。心臓に病気が発症しているのだろうかと、不安になった。

 結局はcandoで、1個100円の使い勝手が良さそうなトレイを見つけたので、8枚購入して家路についた。しかし、どうも頭も重く、もしかしたら癌でも発症しているのかもしれない、という不安が拡がるのを感じた。

 そのとき、ふと思い出した。そういえば今日は、遅い朝食を食べたきり、その後は何も食べていなかった。空腹を感じないというのもどうかしているが、何かに夢中になっていると、文字通り寝食を忘れる状態になってしまうようだ。なんとなく安心した。

 数ヶ月前に、重篤な状態の知人のお見舞いに、入院先の病院に行った。80歳を過ぎており、癌が転移して首の骨が溶けてしまっているという。常時、首をコルセットで固定しないと、生活できないと聞いた。そんな状態なので、介護をしてくれている、心臓病を持つ奥さんの負担が重くなっていると聞いていたが、その奥さんの訃報が今朝届いた。彼はこれから独りで、どのように生きていくのだろうか。

 年齢的に知人達も高齢化し、入院や手術そして訃報などを耳にする機会が多くなっている。そのせいか、自分自身の余命が無限ではないことを再認識している。

 改めて思う。逆風に曝された人間が、踏みとどまり、さらには前進しようとすると、逆風に耐える自分を支えているうちに筋力が付く。強い意思力も培われる。それだけでなく、時間や労力、資金力が枯渇したときには、どのように切り抜けるかを考え、あらゆる努力を傾注する。その結果、知恵と知識、技術が増し加えられる。また、人の痛みも理解できるようになる。

 冷静に考えると、逆境というのは、人間にとっては成長の大いなる機会なのだと、改めて思うようになっている。

 副産物として、揺るぎない確信、いい意味での闘争心、自立心、洞察力や知恵までも得られるような気がする。

 必然的に、様々な嗜好も変化するようだ。何十年も前は、シャンソンといえば、シャルル・アズナヴール一辺倒で、感覚的・感傷的な歌詞や雰囲気に耽溺していた。しかし最近は、当時は見向きもしなかった、レオ・フェレやバルバラの歌が耳に心地よくなってきている。

 人生を真摯に生き抜いた人は、いくつもの険しい峠道を越え、時には泥にまみれながらも沼地から這い上がった苦労が、額の皺に刻まれている。そして、人に対する思いやりと優しさを失っていない・・・そんな人間的な安心感がある。

 私も、最終的には人からそのように思われる人間になりたいと、ふと考えている。晩年に近いせいなのだろうか。死して携えて行くことのできないものに執着せず、心の中に収納しきれないほどの、たくさんの人達の歓びの笑顔、安堵の表情と感動の涙、平安の表情を満たして、できればそっと静かに、そして後顧の憂いなく、長い安息に入れるよう願っている。

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by hirune-neko | 2019-04-20 23:02 | Comments(2)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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