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昼寝ネコの雑記帳

2020年 07月 27日 ( 1 )

最後に映画を観たのがいつだったか、まったく思い出せない

The Deer Hunter Soundtrack

 決して誇張はしていない。あれだけ映画好きだった私が、ここ数年は映画を1本も観ていない。最後に観たのはおそらく、「twenty-Four: 24」の最終シーズンだったのではないだろうか。クロエがロサンゼルスの対テロ組織を離脱し、確かロンドンで過激派の連中と行動を共にするという意外な設定だった。

 充電もせずに、よく何年も持続しているなと感心している。

 最近は、コロナウィルスの感染問題に端を発し、いわゆるテレワークを導入する企業が増えているそうだ。事務系の仕事がメインであれば、それも可能なのだろう。しかし、我が社は一応は絵本メーカーという要素が大きいので、テレワークで対応できる仕事はかなり限られる。

 私が仕事の第一線を退ける環境になったら、辺境の地で静かに暮らしたいと考えることが多くなった。インターネットさえつながっていれば、オンラインミーティングで意思の疎通を図ることができる。意見を述べ伝えることも可能だ。しかしそれも、私が日本国内に居住して時差がないことが前提になる。例えば、北欧に住んだり、あるいはアフリカに住んだり、南米に住んだりするとオンラインミーティングなどできないことになるだろう。

 それよりも何よりも、人里離れた大自然の中という、ある種の辺境の地に住むのには、なんとなくノスタルジーを感じている。私はシベリアに行った事は無い。しかし、高校生の時に「青年は荒野をめざす」という五木寛之の作品を読んだとき、主人公の若者がシベリア鉄道を経由してヨーロッパに渡ったシーンが、とても印象的だった。

 シベリアは酷寒の土地なのだろうと思う。しかしどういうわけか、今でも大自然の中でひっそりと暮らすというイメージが、頭から消え去らず、いつかシベリア鉄道に乗車してみたいと、密かに願っている。

 「老年も荒野をめざす」などという小説が存在するはずがない。誰かに車椅子を押してもらって、やっと移動ができる状態になってしまうだろう。辺境の地には、セブンイレブンもまいばすけっともなく、デパートもないだろう。そんな環境で、ほとんど自給自足のような生活などできるはずもない。

 それとも、散弾銃を肩に担いで荒野を歩き回り、野生の動物を捕獲して食べるとでもいうのだろうか。冗談でも、そのようなライフスタイルは全く思い浮かばない。せいぜい、日本国内のどこか地方都市で、食事や医療サービスのついたホーム施設で暮らすのが関の山なのではないだろうか。

 このところずっと実務作業に追いまくられており、短編作品を思い浮かべる余裕は全くない。しかし、贅沢を言う事は許されないだろう。歩いている最中や移動中に、 脳内に作品の主人公が現れ、あれこれと対話をするうちに具体的なシーンが見えるようになるのではないだろうか。

 今は完全に、新しいiMacでブログ記事を書くようになっている。驚いたことが1つある。以前のiMacで音声変換を試みると、かなり誤変換が発生した。しかし、新しいMacは変換スピードが驚くほど早く、しかも誤変換はゼロではないもののかなり正確に漢字交じりの文章に変換してくれる。私のように高齢で、しかも視力が衰えている人間にとっては、とても心強い見方である。

 新しいiMacにも、アリスと名付けたので、再び黄金のコンビの復活である。まだまだ全機能が回復していないが、着実に改善されつつある。

 いずれにしても、多言語絵本出版などと大見得を切ってしまったので、できるだけ2ヶ月に1作品程度でもいいから、創作する習慣を持続したいと思っている。

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by hirune-neko | 2020-07-27 00:53 | 創作への道 | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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