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昼寝ネコの雑記帳

2019年 05月 29日 ( 1 )

久しぶりの連続五千歩と、久しぶりのピアソラだった

Astor Piazzolla Moderato Mistico (original)
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 今日、新しい発見をした。

 朝から絵本の申し込みとアルバム用の画像の着信が連続し、作業に追われた。そんなときに追い打ちをかけるように、電話の問い合わせも連続した。メールでの問い合わせはまだいいのだが、電話の場合は待ったなしである。作業を中断し、対応しなければならない。受注データを確認し、未発送のまま待機中の絵本の山から探し出す。

 そんな感じなので、昼食はキーボードを奥に押しやり、お盆を置いて食べている。食べている最中に、また電話の問い合わせが入るが、キーボードに触ることができない。極端に忙しさが連続すると、大変というより、あまりにも笑い話のような劣悪な環境に、おかしさがこみ上げて、ついには大声で笑い出してしまう・・・というのが、新しい発見だった。

 「ここは人間の働く環境ではないよ。まるで動物園の檻の中だ」
 「ご飯を食べるというより、エサを食べてる感じだよ」

 あまりにもめまぐるしい環境に、笑いながら、そんな冗談が出てしまっほどだった。まあ、仕事なのだから、閑なよりはずっと恵まれていると考えるべきだと思う。


 あまりにも神経と脳を酷使したため、さすがに歩きに出ないと危険だと感じた。午後5時半過ぎだっただろうか。意を決して全てを中断し、歩きに出た。その時点でのフィットビットの歩行数はたったの370歩足らずだった。まずはノルマの半分の2500歩を歩いたら折り返そうと考え、第三京浜を目指して歩き始めた。思ったより足がガクガクしなかった。

 今日は珍しく、ずっとピアソラの音楽を聴きながら歩いた。改めて思った。精神力が強い状態の時でないと、ピアソラの曲を聴く気になれない。その意味では、疲れてはいたものの、気力は充実していたようだ。

 帰路、マルイの中の薬局に寄って買い物をしたので、家まであと5分程度の所まで来た頃には、辺りは徐々に暗くなっていた。帰宅したら少し横になりたいと思うほど、消耗していた。

 突然、後ろから男性の声で名前を呼ばれた。振り返ったが、私の目では誰なのか識別できない。すぐに名乗ってくれたが、良く知る人だった。少し世間話をした後、彼は仕事のことで話を聞いてほしいという。

 永年アメリカで仕事をし。専門技術を身につけている人だが、帰国してある仕事のオファーを受けたとき相談を受け、旧知の弁護士を紹介したことがある。もう何年も前のことだ。

 概要を聞いたが、立ち話で済むような内容ではなかった。近くで椅子に座って話せる場所を確保し、あれこれ助言して一段落しのは、約1時間半後だった。なかなかこみ入った内容だったので、私の脳内は完全に飽和状態になってしまった。

 本当に本当に消耗した一日だった。しかし、どういう訳か気力と集中力、それと思考力がなんとかかろうじてだが維持できている。我ながら驚いている。

 とうとう午前0時を回ってしまった。でも、この時間から寝る態勢に入れれば、まずまずだと思う。最近は少しずつ寝る時間を早めている。案外そのせいで、全身の基本機能が快復しつつあるのかもしれない。

 久しぶりに、ピアソラを聴き続けられるようになるといいなと思う。

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by hirune-neko | 2019-05-29 00:30 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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