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昼寝ネコの雑記帳

2019年 05月 25日 ( 1 )

具体性はないものの、内面に変化の兆候がある

Bill Evans Trio - What is there to say?
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 私の年齢になっても、心の中で何かが萌芽するような感覚があり、驚いている。何年もの間、全面を厚い雲に覆われていた空だったのに、その雲がいくつにも分かれて移動し、雲間の青空が拡がる。そして、明るい太陽の光が、辺りを照らし始める。暗く閉ざされた独房に、何年も幽閉されていた政治犯が解放され、久しぶりの太陽光との対面を果たしたようなイメージだ。

 ・・・たとえて言えば、そのような心象風景である。何かいいことの前兆なのではないだろうか。単細胞の私は、そのように感じている。何も根拠はないし、具体的な兆候は何もない。

 自分自身の仕事上のスタンスや、個人的な生き方を少し客観的に眺めてみると、なるほど、ある意味では孤立した環境に幽閉されているように感じる。

 つまり、それなりの規模のグループと交流し、そのツテで契約を拡大するという選択肢がない。あくまでも個別に説明し、理解と共感を得て採用していただく、という考えだ。

 人間関係は、孤立を怖れず、孤独を愉しみ、あくまでも得心の行く生き方を好んでいる。

 先日川崎郷土・市民劇「日本民家園ものがたり」を観劇し、その感想をブログに書いた。毎回のことだが、記事の掲載を、作者の小川信夫先生にご案内した。今日、先生からお礼の葉書が届いたので、一部分を以下にご紹介する。

 「貴重な観劇評をコンピュータ上にも掲載していただき、関係者一同感○(手書き文字で判読できず)しております。いつもながらの切れのいい文章と鋭い批評眼、敬服しております。どうかヒューマニズムに富んだ初志の理念、事業と共に完成されること、心に強く念じております。」

 小川信夫先生は、元特攻隊員であり、朝日新聞の記者でもあったと聞いている。私より遙かに年長者だが、頭脳は明晰で行動力もあり、鋭い視点をお持ちの方だ。2年後の新作を期待したい。

 私自身は今しばらく、全国の自治体と産婦人科に的を絞って、営業活動に専念したいと考えている。しかしタイミングを見て、単行本の続刊を発行したいとも思っている。タイトルは多分、「続・昼寝ネコの雑記帳〜創作短編集」となるのではないだろうか。1冊目の装丁を担当してくれた、しょうちゃんはすでに他界しているので、誰にお願いしたらいいのだろうか。ちょっと不確定要素である。

 まったく関係のない話題だが、今年は旧約聖書を読んでいる。まだサムセル記下だが、ここまでで印象に残っている女性登場人物は、ハンナ、ナオミ、ルツ、アビガイルである。旧約聖書はなかなか興味深い世界だが、現代人の私たちへのメッセージだと思って読んでいても、私の頭ではなかなか思い浮かんでこない。イザヤ書やエゼキエル書、箴言以降になると、また違ってくるのだろうか。

 いずれにしても、最新のマーケティング手法とは無縁の生き方であることは間違いないだろうと思っている。そろそろ地殻変動を起こせないだろか。


【参考資料】
川崎郷土・市民劇「日本民家園ものがたり」

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by hirune-neko | 2019-05-25 23:48 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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