昼寝ネコの雑記帳

2019年 01月 08日 ( 1 )

待ちぼうけ。Dropboxが未だ同期せず、困ったものだ。


Bill Evans Trio - Lucky to be me
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 スタッフが別の場所で作業したデータを印刷するため、Dropbox経由で同期するのを待っている。画像だけで300数十メガバイトなので、加工後は400メガバイト程度にはなっていると思う。

 もうすでに3時間以上は待機していることになる。待機児童ならぬ、待機おっさんで、やれやれである。午前0時を回ったので、もうこの時間から歩きに出るのは、止めておこうと思う。

 改めて会員制の「みるとす」ファミリー・インテリジェンスサービスについて考えている。まずは絵本を採用してくれている産婦人科の院長先生に事前説明し、今年はそう遠くない時期に、正式公開して会員登録の募集を始めようと思っている。

 改めて、国家インテリジェンスとファミリー・インテリジェンスの、根本的な違いについて考え、その違いを前面に出して説得の切り口にしようと思っている。

 かなり以前にも書いたが、大学院の面接試験の時、試験管の主任教授の先生から質問された。志望動機をあらかじめ書面で提出していたので、それを読まれての質問だった。

 「国家インテリジェンスとファミリー・インテリジェンスは、どう違うんですか?」

 国家インテリジェンスは、国家元首に対する情報分析結果の提言だが、ファミリー・インテリジェンスは、基本的には家族の長に対する提言である。

 国家には、政治、外交、経済、軍事、情報などの手段を通じて、相手国と対峙する。つまり、国家としての安全、平和の実現を図る。ある意味では、物理的な結果を求める。そこには勿論、国家としての理念や政治哲学はあるだろう。

 しかし、国家の基本構成単位である個人や家族の内面、つまり心や精神、感性、感覚という領域には踏み込まない。個人や家族とて、物理的な意味での安全と平和が不可欠なのは言うまでもない。

 では、あらゆる非常事態に対する準備が万全であれば、それで目的が達成できるのか、と問われるなら、答えはノーである。政治、外交、経済、軍事手段を持たない家族や個人の、本当の意味でのインテリジェンスは、家族関係、さらには周りの人たちとの人間関係を良好に保つことも視野に入る。

 人生観や価値観の異なる個々の人間にとって、共通して必要な要素は何か、という少々理屈っぽい命題についても考えている。

 誰でもいつかは人生を振り返ることがあるだろう。そのときに、いい人生だったと思えるのは、どのような生き方だろうか。巨額な資産を保有することだろうか。知名度の高い著名人として名をなすことだろうか。社会的に高い地位を得て、名声を博すことだろうか。もちろん、ないよりはあるに越したことはないと思う。しかし、それらが人生の最終目標であるべきではない、という考えが根底になる。

 このような問答は、決して論理的に正解を出せるものではない。それなりの期間を生きて、失敗や挫折、苦難、落胆を経験しつつ、真摯な問いかけを続けて初めて目に見え、耳に聞こえるものだと思う。

 事象の表面だけを見て、豊富な知識によって演繹的に判断できるものではなく、豊かな感性と感覚、それと弱者に対する慈愛の心を持って初めて、その人の人生の完成度を高められるものだと思っている。

 いかにも抽象的な表現であることは、重々承知している。しからば、どのように具体的な情報あるいは手法として提案できるか、そこが実に難しいと感じて折る。

 ごくたまにではあるが、病名不明ながら精神疾患を持つ人、統合失調症を抱える人たちと対話することがある。実に純粋な人格である。鋭敏で繊細な感性を持っている。しかし難しいことは何もない。ただひたすら、親身になって相手の話に耳を傾け、相手の心情を理解しようと努める。それだけでも、相手は寛ぎと安心感を持ってくれるようだ。

 ファミリー・インテリジェンスは、物理的な安全から、目に見えない心の領域に存在する感性や感覚、人格などをも、幅広く視野に入れるので、あまりにも漠然としているためだろう。今日でも、この概念を提唱する人は国内外でも見当たらない。

 私たちが将来、提供する種々の情報や提案する手法によって、いつか折々にでも人生を振り返ったときに、役に立ったと感じてくれる人たちがいれば、私にとって最も至福なことである。

 あれこれの失敗や挫折、迷いの多い人生を送ってきた私には、最もふさわしい達成課題なのだろうと思っている。

 とうとう深夜1時になってしまった。まだ同期されていないので、印刷作業は諦めることにする。歩くのも、それを口実におサボりさせていただく。

 毎日、たとえ1センチ、1ミリでも前進したいと思う。

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by hirune-neko | 2019-01-08 01:30 | インテリジェンス | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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