昼寝ネコの雑記帳

2018年 11月 14日 ( 1 )

雨の中、四日ぶりの6千歩復活

Bill Evans - Valse

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 多少無理をしても、一日のノルマを歩き終えるると、精神的に充足感があるだけでなく、脳内血管の付着物が流れ落ちたような、スッキリ感もある。パソコンの前に陣取って、長時間、頭と眼と神経を使い、身体は全く動かさない・・・健康にいいわけがないと思う。分かってはいるのだが、どうにもできない。

 歩きながら、同時並行して進めているいくつかのプロジェクトについて、脳内で反芻した。少しずつだが骨格が姿を現しつつある感じがする。いい兆候だ。

 最新のプロジェクトは読書と関係がある。

 生まれてから息を引き取るまで、人によって読書との関わりには濃淡があると思う。娯楽要素を求める人もいれば、専門知識を追い求める人もいるだろう。実に様々である。

 読書という行動を分析的に考えてみると・・・かなり理屈っぽくなってしまうが、まず考えられるのは、必要な知識を得たいという欲求が想定される。たとえ知識が断片的であっても、それらは時間経過と共に有機的に結合し、その人の視野を拡げ、判断力を増すものだと思う。

 創作ストーリーの場合は、明らかに疑似体験の幅を拡げ、また深めることにつながると思う。洞察力、理解力、想像力、観察力などが育つのではないだろうか。

 いずれにしても、幅広く見聞を拡げることで、教条的な考えに凝り固まったり、独善的な思考に陥る危険性は軽減されるとも思う。

 改めて、読書を時系列でイメージしてみた。

 読書する生き物は、明らかに人間だけである。しからば人間にとって、読書、換言すれば書物との出会いは、どの時期が最適なのだろうか。地上に生を受けたばかりの赤ちゃんは、自分で書物を選び読むことはできない。では、幼稚園や保育園、あるいは小学生に入学するまで、読書の機会は訪れないのだろうか。

 今からおよそ16年ほど前、会社の相談役だった方が、新聞か雑誌の切り抜きを用意して見せてくれた。絵本の文章中に、子どもの名前を入れる仕組みで、そのような絵本が存在することを、その時初めて知った。

 相談役の方から、あなたならもっといい物が作れるでしょう、と言われた。それがグリーティング絵本を作るようになったきっかけだった。

 各ページにはお子さんの名前を入れ、文章はご両親あるいはお母さんからの、お子さんに対する愛情溢れるメッセージになっている。

 あの当時は、生まれたばかりで言葉も分からない赤ちゃんには、意味がない絵本だろうと思った。一方で、読み聞かせる側のお父さんやお母さんが、それぞれ父性愛・母性愛を体感し、授かった赤ちゃんを守り育てる決意を、新たにしていただけるだろうと、そのように考えた。

 これまでの約16年間で、5万世帯以上に「大切なわが子へ」というタイトルの、グリーティング絵本をお届けしている。絵本を受け取られた感想は、プレゼント主である産婦人科の院長先生に送られる葉書、個人ブログ、インスタグラムなどで窺い知ることができる。直接お話を伺ったこともある。

 意外だったのは、小さなお子さんの名前を呼び、文章を読んで聞かせると、まだ言葉を理解していないにも拘わらず、お子さんが涙ぐむというお母さんがいらっしゃった。文中に自分の名前がある本は、お子さんにとって特別の存在のようで、少し大きくなってからは、本棚から絵本を取り出し「ボクの絵本を読んで」と、毎日せがまれるというお母さんもいらっしゃる。

 あくまでも想像だが、言葉も分からない小さなお子さんであっても、何度も自分の名前を呼ばれ、自分に対する心からの愛情の言葉を、優しく語りかけられる体験は、小さなお子さんの感性を育み、心で感じる領域を知らず知らず拡大しているのだと思う。

 いろいろなご家庭の様々な反応をお聞きしていると、赤ちゃんにとっての最適で理想的な読書の出発点は、お父さんやお母さんからの読み聞かせなのだろうと、再認識するに至っている、

 どのご家庭でも、お子さんへの読み聞かせの大切さを認識されて、ご家庭で習慣化されるなら、10年単位で将来を展望したときに、国の構成単位である個人や家庭が平和を愛し、国を大事に考える人たちが増え、国家の安寧と平和に寄与することになるのではないだろうか。

 改めて、読み聞かせというテーマに絞って考えてみたが、個人や家庭だけでなく、国家にとっても、とても大切な取り組みであるということを、私なりに確信することができた。

 今日はちゃんと、6千歩を歩くことができて良かったと思っている。


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by hirune-neko | 2018-11-14 01:59 | 心の中のできごと | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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