昼寝ネコの雑記帳

2018年 11月 07日 ( 2 )

なんとも表現しがたいコンディションである

João Gilberto - Eu e meu coração

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 外に出ると、かなり寒さを感じるようになったが、それでも一定時間を歩いていると、汗ばんでくる。

 できれば、ひとつのことに集中して取り組みたいのだが、なかなか現実はそうさせてもらえない。必ず何度も中断され、その度に元に戻るのだが、しばらく考えないと、中断した作業に戻ることができない。日中はその連続なので、根気を養う訓練を受けているのだと思うようにしている。

 今日、どうやらメールの不着事故が発生していたらしいことが発覚した。弱り目にたたり目である。余計に溜息が出る。

 いくつかの重要な案件を、並行して仕上げに入っているので、連続して考え、判断する時間がほしいのだが、日常業務が増えているせいもあり、なかなか集中できない。それがストレスになっている。困ったものだ。

 こんなときは、気力と集中力を維持するのが難しい。しかし、放り投げないで踏ん張っていれば、筋肉トレーニングのように、ある日気がつけば、忍耐力と集中力が高まっているのだろうと、自分を慰めている。

 私にしては短文だが、今晩は雑感で終わらせていただく。

 いろんな歌手が存在するが、どんな背景色にも自然に溶け込めるような、ボソボソと歌う、ジョアン・ジルベルトの声が神経に優しく感じる。


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by hirune-neko | 2018-11-07 23:44 | 心の中のできごと | Comments(0)

なんか、統計資料みたいな記事だが・・・決意を新たにしている

Una Mujer

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 このグラフを見て、溜息が出てしまった。1999年には、全国に2万2千296軒あった書店が、昨年2017年には1万2千526だそうだ。約4割の減少だろうか。

  ・全国書店数の推移
c0115242_02240633.jpg
※グラフの2017年は5月1日現在の数字
※本部や営業所、外商のみの書店を含む。
※2016年は、大阪屋と栗田出版販売の経営統合、
太洋社の破産など、総合取次再編の動きがあったことで集計できず。
(元記事:日本著者販促センター http://www.1book.co.jp/001166.html) 


 そして、2017年時点での全国の地方自治体数1741に対し、書店の存在しない自治体数を集計したのが以下の表である。( )内の数字は、各都道府県の自治体総数に占める、書店の無い自治体の比率(%)である。

 ・全国書店数ゼロの自治体数(全自治体に占める%)
c0115242_03073726.jpg
※朝日新聞 2017年8月24日号、朝刊一面と二面より
※大元は、トーハン調べ。2017年7月末現在
※丸カッコ内は自治体・行政区に占める割合で単位は%、小数点以下は四捨五入
(元記事:日本著者販促センター http://www.1book.co.jp/005852.html)


 私が出版社を創設したのは1981年だ。あと数年で創業40周年を迎えることになる。倒産していないだけで、相変わらず険しい山道をなんとか歩んでいる。上記のデータを見ていると、出版業界の推移を横目で見てきた者として、ある種の感慨深さがある。

 アメリカ・オレゴン州のポートランドに、学術書の問屋さんを訪ねたのは、かれこれ30年以上前だったと思う。当時の私は別に書店機能の会社を興し、東京郵政局と提携してブッククラブ・サービスを提供していた。今のAmazonの業務形態とほぼ同じである。今にして思えば、ずいぶん無謀な試みだった。洋書や洋雑誌までを取り扱っていたのだから。

 その学術書の問屋さんの社長と商談しながら、話題はAmazonに移った。彼は、Amazonは赤字続きで、業界ではじきに倒産するだろうと思われている、と語った。へえ、そうなんだと思った。まだ日本には上陸していなかった、遙か以前の頃の話である。

 20年近く前のことだったと思うが、ある日、築地で駐車しながらラジオのニュースを聴いていた。あのとき、Amazonが日本に上陸するというニュースを耳にし、日本の出版業界が大きく変わると感じた。その理由は、電子書籍が普及するだろうという予測だった。長年に渡り、日本では書籍も雑誌も紙に印刷して流通していた。取次会社の存在が不可欠であり、書店も同様に無くてはならない存在だった。その構造に大きな変化が生まれるだろうと、直感的に感じた。身震いがしたのを憶えている。

 ところがAmazonは電子書籍だけを販売したのではなかった。一般書籍・雑誌も扱ったのである。私の記憶に間違いがなければ、最初は太洋社という取次を経由して、書籍類を仕入れ、販売していた。やがて、取次会社の大幅な統廃合に伴い、日販から仕入れるようになったと記憶している。

 Amazonは徐々に販売力を付け、ついには出版社と直接取引をするようになって、今日に至っている。今では、Amazonを知らない人は少なく、利用している人は膨大な数に上るだろう。大したものだ。実に見事である。現在では、書籍・雑誌のみならず、これぞ、グローバル・ビジネスのモデルケースといってもいいのではないだろうか。

 しかし、その栄光の輝きは、同時に大きな陰影をももたらした。明らかな出版業界の衰退であり、掲出したように書店数の激減がその証左である。

 さらには、アメリカトランプ大統領だけでなく、国際的にもG20でAmazonの商法を問題視する公式声明が出された。最近のアメリカのYouTube動画を視聴すると、トランプ大統領は、オバマ元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、元CIA長官だけでなく、テック・ジャイアンツと呼ばれる巨大なIT企業をも国家反逆罪容疑で、軍事裁判にかけるのではないかといわれている。Facebook、Twitter、YouTubeなどとともに、Amazonもその中に含まれているようだ。私ごときにその理由を的確に説明することなどできないが、おそらくは、中国政府との関係が、ディープ・ステートと称される勢力と同等、あるいいはそれ以上に深いからなのではないだろうか。あくまでも推測に過ぎないが、米中関係がかつてない程に緊張しており、その情勢が影響していると考える方が自然だろう。

 世界中の多くの人間が利用している、テック・ジャイアンツ提供のサービスは、これからどのような変遷を遂げるのだろうか、注視する必要があるだろう。

 一方で、Amazonの光輝くグローバル・ビジネスの陰で、静かに存在感を失いつつある世界があることを忘れてはならない。地域文化を支える、町の書店の機能が失われつつあり、さらには、書店が存在しない自治体数も、約1700のうち400を超える数に増大している。

 Amazonや他のインターネット書店が普及しているのだから、それで書籍・雑誌の購入機能を十分に補完しているではないか、という考えの人が多いだろう。確かに、商品の調達という側面は、とても便利になっていると思う。

 しかし、地元に慣れ親しんだ「本屋さん」があり、その書店主が中心になって、読み聞かせや読書サークルの活動などの普及を支援する、という「優しさと心が伴う」読書推進支援は、今の時代にこそ必要なのではないだろうか。長い目で見たら「町の書店」は、子どもたちの成長、そして大人たちにとっても、賢明に人生を生きる上で、大事な役割を果たすことができるのではないかと思えてならない。

 批評・評論は分かったから、ではお前は一体どのような解決策をを提供できるというのか?・・・そういわれると返す言葉が無い。返答に窮してしまう。

 しかし、私なりにAmazonの近未来のビジネス戦略を予測している。そして、私利私欲のためではなく、純粋に日本と日本人の未来のために・・・ほんの僅かな影響でしかないとは思うが、一石を投じたいと思うようになっている。

 具体的にはまだまだ公開できないが、アウトラインのイメージは固まってきている。今日はほんの決意表明である。・・・またいつもの妄想が始まった、そのように笑い飛ばしていただければ、それで十分である。


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by hirune-neko | 2018-11-07 02:29 | 心の中のできごと | Comments(0)



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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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