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昼寝ネコの雑記帳

2018年 10月 17日 ( 1 )

とうとうティッシュペーパーの3箱目を開けた

Milonga for Three - Astor Piazzolla

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 午前中から、鼻水とクシャミが止まらず、久しぶりに酷いコンディションだった。新しいティッシュペーパーの箱を開け、2箱目を開け、今しがたとうとう3箱目を開けたところだ。

 夜になって、ある産婦人科のアルバムページ用の画像が入り始めた。10数年前は、担当者が他県まで出向き、画像データをメモリースティックにコピーして帰ってきた。半日がかりである。今ではdropboxを共有しているので、天地の差ほど環境が好転している。

 画像が入ってきたのは15人分だったが、製作ラインがパンク寸前なので、私がアルバムページの作成をサポートしている。ようやく終わったところだ。

 そんな状況なので、思考力と集中力がかなり低下している。しかし、夜遅くになって仕事の合間にノルマの残り2000歩を歩きながら、考えたことがある。最近、改めてピアソラを聴き始めているためか、ピアソラとビル・エヴァンスの曲想あるいは演奏の違いについて思い巡らせた。

 適切な言葉が見つからないのだが、「温度」について比較すると、対照的だと感じる。ピアソラには体温があり、血液が流れている。それに対し、ビル・エヴァンスは冷徹でクールな印象が強い。

 「包容力」あるいは「寛容さ」という点でも対照的だと思う。ピアソラには、人の魂を励まし、苦難を共にしてくれるような人間的感情を感じる。一方で、ビル・エヴァンスは明らかに孤高の精神で排他的である。

 不思議なことだが、私はこの対照的な二人に対して、どちらにも親近感を持っている。自分の心理状態に応じて聴き分けているのだろうと思う。

 逆に言うと、私自身の内面には、あたかも二重人格のように、異なる両極端の二面性があるのかもしれない。いや、人間は誰しも自覚していないだけで、二面性あるいは多面性を持っているのではないだろうか。そして、様々な経験と長い時間をかけて、その人の最も本質的な領域に向かい、収斂していくのではないだろうか。

 相変わらず、クシャミと鼻水が止まらない悲惨な状況である。その理由は、私がどうやら、ある核心部分に到達しそうなので、それを妨害しようとする勢力が、影響力を行使しているのだ、と考えると、戦意が高まってくる。あくまでも神学的解釈である。

 とりあえずは、そういうことにしておこう。・・・で、こんな心理状態の時は、ビル・エヴァンスではなく、ピアソラが大きな力になってくれる。とまあ、自己都合に合わせて音楽を聴き分けているのだろう、きっと。


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by hirune-neko | 2018-10-17 01:55 | 音楽・映画・本の世界 | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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