昼寝ネコの雑記帳

2018年 07月 29日 ( 1 )

久しぶりに新規サイトの製作に着手した

A House Is Not A Home ~ Eliane Elias

いつもクリックを有難うございます。励みになっています。


 ずっと長きに渡って馴れ親しんだQiuck Homepage Makerというサイト制作ソフトが、HAIKという名前に変わり、従って仕様も変更になっているのだが、更新してマスターする時間がないままになっている。今日になって、ようやくその新しいソフト・HAIKの公式サイトを開き、更新サポートの申し込みも終えた。ずっと先延ばしにしてきた案件だが、いよいよ腹を決める時が来たようだ。

 更新しても、サイト構築の基本手法は一緒らしいので、そんなにハードルは高くないと思っている。それもこれも、仕事の営業環境が徐々に変化しており、機動的なサイト制作が求められるようになっているからだ。みるとすサイトも、せっかくある所まで到達したのに、編集や更新に支障が出てしまい、会員募集も中断してしまっている。登録してくださった皆さんには、大変申し訳ないと思っている。

 夕方、ある産婦人科で出産し、名入り絵本「大切なわが子へ」を、院長先生からプレゼントされたというお母さんから電話があった。上のお子さんは別の産婦人科で出産したため、絵本をもらっていなかった。そこで個人的に上のお子さんの名前を入れた絵本を注文し、購入してくださったそうだ。電話の内容は、2冊を読み比べると内容が少し違っているが、何か間違いがあるのではないかと心配になった、という質問だった。

 オリジナルの文章はあるのだが、プレゼントしてくれる院長先生の希望があれば、文章を修正することがある、と説明したら納得してくれた。様子を訊くと、上のお子さんはもう自分で読めるようになったので、ときどき本棚から持ってきて読んでいるそうだ。そして、下のお子さんにも読んで上げているという。文章を作成した人間としては嬉しい限りだ。そこで、お母さんにこのように伝えた。

 「お子さんはいつか反抗期を迎えることがあるかもしれません。でも、小さい頃からお父さんとお母さんに愛され、大切に育てられたという思いは、ずっと心のひだに残りますよ。最後に帰って行ける場所は、お父さんとお母さんしかない、という気持ちになりますよ。期待して待っててください。」

 そう言うと、お母さんは電話の向こうで笑い声を上げて、嬉しそうに納得したようだった。

 たった今、絵本製作申込のメールフォームが着信した。いつも通り印刷して、追記事項がないか確認したら、通信欄に何か書いてある。北海道の産婦人科で出産されたお母さんからのメッセージで、以下の内容だった。無記名で転記させていただく。

5歳になる息子が、出産時に制作していただいた絵本
をとても気に入っています
読み聞かせ中に涙しているようです
また今回もよろしくお願い致します」

 私にとって、とても嬉しいメッセージである。そこで、ブログ記事を書く手を止めて、以下のように返信メールを送った。

ご出産おめでとうございます。
5歳になる息子さんは、なかなか
いい感性をされているんですね。
文章を書いた者として、このような
お話をお聞きすると嬉しいものですよ。
有難うございました。 昼寝ネコ」

 毎日たくさんの勧誘メールが送られて来る。億万長者になる秘訣、一日ワンクリックで月収30万円、毎日ワンクリックで収入確保、自動的に利益を出すソフト購入の勧め・・・などなどキリがない。昨日と今日の二日がかりで、とくに迷惑メールが多数着信するアカウントのいくつかを、サーバーで設定変更して防御策を講じた。

 お金はあった方がいいに決まっている。それも、多いにこしたことはない。しかし、お金や売り上げ、利益を最優先することで失うものがあることを知る人は、そんなに多くはないかもしれない。資金繰りや営業で辛酸を舐めたとしても、それが未熟な自分に与えられた訓練の機会だと受け入れ、優先順位を誤らずに苦難の行軍を厭わない人間には、いつかきっと、春が訪れるのではないだろうか。そんな気がする。・・・というかそのような確信を持っている。


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by hirune-neko | 2018-07-29 00:40 | 心の中のできごと | Comments(0)



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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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