昼寝ネコの雑記帳

2018年 05月 29日 ( 1 )

利害を超越した理解者、協力者、賛同者は有難い存在だ

Bill Evans Trio - Haunted Heart

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 改めて思っている。売り上げを上げるのは最終目的なのではなく、あくまでも手段である、と思っている。それは間違いなく、長い時間をかけて醸成された私の体質である。

 では、何が目的なのかと問われて、ありのままに答えようものなら、普通の人だったら言葉を失って唖然とし、呆れ果ててしまうだろうと思う。間違いない。従って、なかなか自分の本心や長期構想を明かすのがためらわれる。個人的に、妄想家だと笑われるのならまだしも、仕事関係の方たちには禁句なのだろうと思う。

 それなりの長い期間、私の言動を観察し、断片的に発する考えを総合判断して、最終的には理解し、賛同し、協力者としてサポートしてくれるようになった方々には、心からの感謝をお伝えしたい気持ちだ。文字通り、利害得失という目先の尺度ではなく、広い視野から共鳴してくれている。本当に有難いことだ。

 ちょうど、旧約聖書の出エジプト記からヨシュア記、士師記辺りを眺めている。エジプトで解放され、40年間の長きに渡り荒野で苦難の旅を続けたイスラエルの民。最近は、自分自身が数十年の苦難の旅を続けてきたのではないかと思うようになり、古代イスラエルの民と二重写しになって見える。

 紅海を分け、ヨルダン川をせき止めるような大きな奇跡は目にしていない。しかし、自分の力だけでは乗り越えられないような局面を、何度も乗り越えてきたが、思い返せばその都度、いろいろな人たちの支援と協力をいただいている。改めて感謝の念を抱いている。

 生後数ヶ月の白毛の、迷いネコか捨てられたネコかは分からないが、その小さなネコが道ばたで、甘える声で鳴きながら足許に駆け寄ってきたのは、もう20年以上も前のことだと思う。車のドアを開けたら、ためらわずに飛び乗り、私の肩に乗ったまま家まで一緒だった。三男の命名でシロと名付け、15歳で絶命するまで、私に安らぎと癒しを与え続けてくれたネコだった。娘が倒れて昏睡状態になり、病院に運ばれたことがあったが、意識が戻って無事に退院したその日に、奇しくも、急激にシロの様子がおかしくなり、動物病医に向かう車の中で、大きな鳴き声をあげて絶命した。娘の身代わりになってくれたのだと思っている。深夜過ぎまで仕事をする私の横の椅子で眠り、仕事を終えて2階に上がるときは、起き上がって先導するかのように、先に寝室に向かった。利口なネコだった。その寝姿から、私はペンネームを昼寝ネコに決めた。

 苦難の旅路を歩み続けられるよう、天から与えられた天使のようなネコだった。

 ここ最近、その旅路の終わりが近づいているような感覚がある。いよいよ次の段階に進む時が近づいているような予感がある。誰かがいっていたのを思い出す。十二使徒の預言は20年後に成就する、という言葉だ。独学で何年も試行錯誤して学んだ時期を経て、最近はかなり明確に構想がイメージできるようになってきている。20年までは経っていないが、少なくとも10年近くは脳内で何度も反芻し、練り上げてきた。偶然、防衛研究所の主任研究員だった小谷賢先生と交流させていただき、それがきっかけで青学の大学院でインテリジェンスを学ぶことができた。おかげで、かなり視界が開けたように思う。

 入学試験の後の面接試験で、主任教授の方から質問された。事前に入学動機の書面を読まれていたようで、ファミリー・インテリジェンスは国家インテリジェンスとどう違うのか、という質問内容だった。当時は、Googleで検索しても、日本語はおろか英語でも、ファミリー・インテリジェンスの意味を説明する検索結果は皆無だった。勿論、最初から明確な理論があったわけではなく、独学で何度も繰り返し考える裡に、独自の体系が固まったようで、質問にはよどみなく答えることができた。私自身はまだまだ初学者ではあるが、いうなれば「昼寝ネコ情報部」の情報収集・分析スタッフとして名乗りを上げてくれる方が現れて、嬉しく思っている。長年のブログ読者の方で、私の発想を深く理解してくれている。心強く思っている、構想の具体化に向けて加速することになるだろう。

 以前もご紹介したが、ニュージーランド出身で村上春樹を研究し、慶応大学で英語を教えていた知人がいる。現在は家族揃って英国に住み、1年間の予定でオックスフォード大学で何やら研究している。英訳でお世話になっているが、ファミリー・インテリジェンスという言葉は聞いたことがないようで、首をかしげていた。ある日、神学的インテリジェンス・Theological Intelligenceという言葉を口にしたところ、文法的には正しいが、そのような言葉は存在しない、と断言されてしまった。それを聞いて、私はすっかり嬉しくなってしまった。神学的インテリジェンスは、世界のどんな神学者や哲学者も視野に入れていない、独創的な体系なのだと確信できたからだ。

 日々緊張の高まる国際情勢を地球規模で俯瞰するなら、国家インテリジェンスという大きな流れを包括し超越する、神学的インテリジェンスなるものが存在する、というのが私の持論である。パスカルが著した「パンセ」に出てくる「神学的発生」を否定できないのなら、まさにこの地球の限界的飽和状態にこそ、「神学的終焉」が訪れると考えるのは、自然なことなのではないかと思っている。

 いつかきっと、ああ、これが「神学的終焉」なのだ、という人智を超えた事象が出現すると感じている。注目すべきは北朝鮮の金正恩委員長である。人智を超えた不思議な結末を迎えるなら、それは地球の「神学的終焉」の始まりだと思っている。神学の世界では、人間の畏れる権力や圧政、暴虐という概念に萎縮することはない。残念ながら、どのような結末になるか具体的な予測はできないが、現状の民の困窮、餓死の怖れ、圧政による拘束、強制労働、理不尽な処刑などは、明らかに神学的終焉の対象にせざるを得ないと感じている。

 私にはなんの神聖な権威も権限もないが、古代イスラエル時代から生き続けていると妄想するネコ人間としては、精一杯の預言もどきであり託宣もどきでもある。


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by hirune-neko | 2018-05-29 00:32 | インテリジェンス | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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