昼寝ネコの雑記帳

2018年 03月 10日 ( 1 )

心より、さらに見えにくい感性の存在


Bill Evans Trio - What is there to say?
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 相手の心の動きは、顔や目、さらには声の微妙な表情で感じることができる。しかし、相手にどのような感性が具わっているかを感じ取るのは、なかなか難しいことだと思う。

 大胆に大別すると、人間には論理的な領域と感覚的な領域が同居していると思う。ある人は理論に依存するところが多いかもしれない。またある人は、物事を感覚的に把握してしまうかもしれない。

 音楽や美術の世界では、評論家は別として、やはり感覚・感性で感じ取る要素が大きいのではないだろうか。文字通り、言葉が不要な世界であり、対象作品に同化し、感動や癒やしを受け止めるのだろう。

 話題は大きく飛躍するが、スパイ防止法の制定や憲法改正などのテーマと対峙したとき、判断を迫られた人間は・・・どのような結論を導き出すかはともかくとして・・・どのようにすれば的確な判断ができる可能性が高まるだろうか。常識的には、周辺情報をできるだけ収集し、努めて論理的な思考を通して結論に到達しようとするのではないだろうか。しかし、そのプロセスには、表面化しないものの、その人の感性が大きな影響を与えているのは明らかだ。

 私自身は、対立構造の中で激論を戦わせるよりも、時には好きな音楽を聴き、美術品を鑑賞する時間を大事にしたいと思っている。しかし、現実世界に目を向けると、情報戦争、プロパガンダ活動、工作活動が展開していると認識ざるを得ない。中には、瀬戸弘幸さんのように、連帯ユニオン関西生コン支部の周辺地域に乗り込み、堂々と糾弾演説をしに行く方も存在する。大変な緊張の毎日だと思うが、そのような生き方を選ぶ人も実在するということだ。

 一方では、何度かご紹介したように、目的を明確にして情報を開示し、さらには行動に移せる道筋を多くの読者に、分かりやすく具体的に示すブログもある。余命三年時事日記である。

 さて、ネコ人間である私は、どのような感性、理性、理論で現実を捉えているのだろうか。ときどき客観的に自問することがある。私は、一人の人間の視野に入れるべき領域は、必ずしも政治的なことだけではないと考えている。しかしながら、選挙権を持つ国民としては、やはりある程度の政治意識・認識は持つ必要があるとも考えている。同時に、人生観、価値観、感性を意識し、人間としての生き方の完成度を高めることも重要視すべきだと考えている。

 私自身は、自分の人生を振り返り、様々な誤りや失敗を通して得た反省や悔悟を無駄にせず、自分の人生を改善し続けて行きたいと思っている。そのような手法を、少しでも多くの方にご紹介したというのが、偽らざる気持ちである。おそらく、誰にとっても人生を究めるというのは難しいことだと思う。しかし、常に改善を意識する生き方を勧めることは、完成された人間でなくても許されるのではないだろうか。一緒に歩みを揃え、求道し続けるというスタンスである。

 名称が適切かどうかは分からないものの、国家インテリジェンスによって、国が平和・安全であるよう目指すのと同様に、個人や家庭が平和・安全・健康であり、家族の絆を強めながら佳き人生を目指す、という意味での、ファミリー・インテリジェンスという思考法があっても許容されるのではないだろうか。

 徐々に具体的で実務的な機能になりつつあるが、今後もそのようなベクトルを維持しながら、具体化を急ぎたいと思っている。

 外交、軍事、経済などが一体化した国家インテリジェンスとは異なり、感性、理性、論理性、人格、人生観、価値観などの要素の一体化を目指すのが、ファミリー・インテリジェンスなのだと、今のところは独りだけで確信している。

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by hirune-neko | 2018-03-10 01:23 | インテリジェンス | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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