昼寝ネコの雑記帳

2018年 03月 02日 ( 1 )

仕事の平均速度が徐々に上がってきている


Bill Evans - Quiet Light
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 今日は気温が上がっていたのに気づかず、カーディガンを着込んで外出した。歩く距離が長かったので、徐々に汗ばむようになった。やがて汗はダラダラと流れ出した。寒暖の差が極端に広がると、身体がついていけない。大量の花粉が飛んでいると聞いたが、そのせいか鼻水とクシャミが段々ひどくなってしまった。コンディションとしては最悪だった。

 あくまでも私の個人的な見解だが、仕事は大別すると、相手のある仕事と相手のない仕事に分類されると思う。例えば私はある時期、「国家インテリジェンス」と「ファミリー・インテリジェンス」の本質的な違いがどこにあるか、真剣に考え続けた。とくに時間的な締め切りがある訳もなく、得心の行くまで考え続けた。これは私にとって、相手のない仕事である。

 一方、取引先から絵本の申し込みセットが少なくなったから補充してほしい、という依頼がある。営業用の実物見本を作ってほしいという依頼がある。法務局への提出書類に締め切りがある。絵本がまだ届いていないという問い合わせがある。倉庫で品薄になった資材を増刷して補充しなければならない。これらはみな、相手のある仕事である。即ち締め切り日が設定される仕事である。

 最近はこの、相手のある仕事の量が完全に増えてきている。見落としのないようスケジュールに入れ、タスク管理ソフトにも入力する。この作業をしっかり実行すれば、うっかり見落とすことは避けられるようになる。しかし「今日のタスク」を開くと、「期限切れのタスク」リストがずらっと表示される。身体から力が抜ける瞬間だ。

 面白いもので、相手のない仕事、即ち、自分なりにあれこれ思考しているテーマであっても、歩いたり身体を動かしている最中に、なんの脈絡もなく不意に結論が閃くことがある。もちろん、その大前提として、ある程度は考え続けていないと、そうおいそれとは閃くものではない。

 希望する人を会員として迎え、個人や家庭に有益と思われる情報を提供したいと思い始めた頃、「国家インテリジェンス」と「ファミリー・インテリジェンス」は、同じインテリジェンスではあるものの、根本的に何が異なるのだろうか、と考え続けていた。今でも思い出すが、青学の修士課程で開講されていた「インテリジェンス」クラスを受講するため、入学試験を受けた。英語の筆記試験と面接があった。事前に志望動機を書面で提出していたため、面接官の先生から質問された。「国家インテリジェンスとファミリー・インテリジェンスとは、どう違うんですか?」その頃には、すでに私なりに結論を得ていたので、よどみなく答えることができた。後で調べたら、その女性面接官は国際政治学者であり、主任教授だった。

 今の私なら、おそらく人前で、「国家インテリジェンスとファミリー・インテリジェンスの違い」について、1時間でも話し続けることができると思う。

 日本には無いようだが、アメリカのいくつかの大学には「結婚と家庭運営」というような内容のコースがあると聞いている。つまり、国家インテリジェンスでは、個人や家庭の集合体を「国民」として、一括りで捉えるが、一方のファミリー・インテリジェンスでは、個人および家庭に必要な要素の中核には、家族の絆、平安、健康、安全、価値観、人生観、感性などが重要な要素として存在する。そこが、これらふたつのインテリジェンスの本質的な違いだろうと思う。

 もう一点だけ触れてみたい。

 国と国民にとって重要な「国家安全保障」についてである。国家にとっても国民にとっても、自国が他国によって実効支配されたり、属国化されるならば、様々な自由と権利が奪われてしまうのは自明の理である。

 政府には軍事、経済、外交などの機能があり、自国が危殆に瀕しないよう、いろいろな視点から国を護ろうとする。非軍所的な部分での攻撃が必要な場合もあるだろう。経済、外交、カウンターインテリジェンス(防諜)戦略である。そのために各省庁に情報収集と分析を行う部門があり、その結論を持ち寄って、いわゆるインテリジェンス・コミュニティで討議を行い、最終的には国家元首に対する提言となる。

 政府がいかに機能を高めたとしても、致命的な弱点が存在する。それは、他国が日本を武力や資源、外交などで侵略するのを防げるとしても、他国の影響下にあるマスメディアの発信する「メディア・スクラム=プロパガンダ」作戦が奏功し、国民の大多数が洗脳されてしまうことである。多くの国民=有権者が、マスメディアの推す政治家や政党に投票するならば、国政選挙で他国と親密な関係の政党が第一党となり、政権を手にすることになる。つまり、選挙は合法的で絶対的で効果的な、国家の支配方法だということを、改めて強調したい。実際に日本では比較的近い過去に、そのような政党が政権を奪還し、日本が危殆に瀕した事実がある。

 一人の有権者の影響力は、全体から見ればそんなに大きくないと、誰もが思うだろう。しかし、その一人の有権者をたくさん束ね、恣意的に誘導できるならば、国自体が他国の実効支配下に置かれる危険性が高まるのである。

 私個人は、日本でそのような事態が起きてほしくないと思っている。かといって、どちらかに偏った情報発信をするべきではないとも考えてる。最終的には、公開情報を丹念に収集し、分析を加えて左右両方の主張を並記することになるだろうとイメージしている。最後は、会員の皆さんに個人的に判断していただくことが健全だと思ってる。

 典型的なプロパガンダ活動として、中国の南京大虐殺があり、韓国の従軍慰安婦問題がある。一方、中国政府主導で展開している「南京大虐殺記念館」に展示されている写真を精査し、合成だったり無関係な写真だという研究結果が、大学の先生によって発表されている。一部の新聞を除く多くの全国紙はその点について報道しない。韓国政府が主導する従軍慰安婦問題についても然りである。

 私たちが推進したいファミリー・インテリジェンスの基本理念は、公開情報の収集と分析を経て、会員の皆さんにできるだけ正確と思われる判断材料を提供することである。そして最終判断を皆さん個人で行っていただくことだと思っている。それでも、日本が中国や韓国の実効支配になったらいい、というのが国民の総意であれば、それはそれでいいではないか。しかしその前に、実態と思われる事実をしっかりと認識していただくよう、できるだけの努力をしたいと思っている。

 最近はもう少し具体的なことを考えている。情報収集スタッフと情報分析スタッフを、どのように教育・訓練するかである。私はあくまでも一般素人なので、世界の主要国の情報機関が、どのような仕組みで運営され,スタッフを訓練しているか調べようとしている。世界各国の情報機関は、公開情報・Open Source Intelligenceを含む、あらゆる情報収集の手法うぃ駆使している。私たちはあくまでも民間レベルなので予算も公権力も何もない。ただひたすら、公開情報を精査するのみである。しかし、主要国の情報機関といえども、その公開情報・Open Source Intelligenceの収集に80〜90%近くの予算や労力を割いているというのだから、私が進めようと考えている方向は、そんなに間違っていないだろうと考えている。

 やれやれ、相変わらず妄想政界に住んでいるようだと自覚している。

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by hirune-neko | 2018-03-02 02:50 | インテリジェンス | Comments(0)



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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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