昼寝ネコの雑記帳

2018年 02月 27日 ( 2 )

廃線と廃駅の画像に郷愁を感じた


Astor Piazzolla - Remembrance.
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 最終的に昨晩の作業を終えて床についたのは、早朝4時だった。数時間の仮眠をとり、電車と地下鉄を乗り継いで約束の時間前に相手の会社に到着した。打ち合わせは30分ほどで終えたが、産婦人科ルートへの活路が拓かれることを期待したい。

 私にとってはハードな一日だったが、体調も崩れず上出来だった。ただ、ほんの数秒だが心不全のような症状がでて、一瞬不安になった。そんなときは決まって、あと何年この仕事を続けられるだろうかと不安に思ってしまう。

 YouTubeで選曲していたら、廃線らしき単線の線路の画像が目に留まった。廃駅らしい画像も掲示されていた。まるで自分の過去が甦ったような印象だった。

 雑草が生い茂る廃線には、誰も足を踏み入れず、人影の無い廃駅の静けさには、かつての賑わいが蜃気楼のようにこだましている。私はいつの頃からか、人の輪の中に安住することを拒否するようになっていた。とりたてて理由は無く、自分の領域を純粋なまま保つことに安らぎを感じた。

 それに伴い、自分の考えを持ち、主張することで生きていることを実感するようになった。人から理解され認められる機会は少ないが、何か独創的なことを実現しようとする人間は、多かれ少なかれ独自の世界を拠り所にしているのではないかと思う。同時に、先例のないことを実現するには、ある程度の長い熟成期間が必要だと実感している。

 水が高いところから低いところに流れるように、世の中がやがてどのような低地に向かって様態を変化させて行くのか。なんとかその流れを洞察できればいいなと考えている。それには、世俗に背を向け、地位や名誉に目を奪われず、金銭欲に振り回されず、目的地の方に続いていると思われる廃線を、たとえ独りになっても歩き続ける頑迷さが必要なのだろうと思っている。

 砂上の楼閣に安住しようとせず、堅牢な石の土台の上に建造物を建てるべきなのではないだろうか。暴風雨が襲い、地震や洪水が起きても残置する建造物。それはそのまま、人格や人生観・価値観に置き換えられるだろう。

 ある日突然、人間の存在基盤に大きな変化が生じることは、断言してもいいだろうと思う。平素から、堅実に生きてさえいれば、その変化によって損なわれる可能性は低いと思う。旧約聖書に出てくる洪水とノアの箱舟は、現代人に対する警告だと解釈している。つまり、洪水はあくまでも比喩的な表現であり、多くの現代人は自分が執着する富、名声、地位などを獲得するために、自らを盲目状態に陥れている。自然災害だけでなく、精神的危難という濃い霧が低地に流れ込んできても、それが視野に入らず、気がついたときには手遅れになってしまっているだろう。

 情報が容易に手に入る時代になったが、その反面、情報の洪水状態が慢性的になり、正しい情報が視野に入りにくくなってしまってもいる。知恵を求めるべき時代でもある。

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by hirune-neko | 2018-02-27 23:59 | 心の中のできごと | Comments(0)

ほんのご挨拶だけにさせていただく


The Ice Hotel

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 ある企業の営業担当者からリクエストのあった、産婦人科病院・クリニック3カ所分の実物見本を作成している。明日の朝の打ち合わせに間に合わせなくてはならない。印刷を終えた何種類もの資料をセットティングしようとしている。その後は、わが社の名入り絵本採択に当たってはいろいろな選択肢があるため、概要のチャートをA4用紙1枚にまとめて印刷すれば終わりだ。しかし何時に終わるか、皆目見当がつかない。

 あれこれ用事が途切れない日々が連続したため、ぎりぎりになってしまっている。

 そのような状況なので、今晩も無理をせずに簡単なご挨拶だけで、また作業に戻らせていただく。


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by hirune-neko | 2018-02-27 01:43 | 現実的なお話し | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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