昼寝ネコの雑記帳

2018年 02月 08日 ( 1 )

納品書・請求書作成がかなり迅速・正確になったと実感している


Marcos Valle, Stacey Kent - The Face I Love (Seu Encanto) ft. Jim Tomlinson

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 causalさんから教えていただいたStacey Kent。協演しているこのジャズバンドのサックス奏者とピアスニストとのコンビネーションは、なかなか秀逸だと思う。音楽空間で融和し、人間的なメンタルな交流も自然に湧き上がり、聴く方もすっかり寛げる。こんな演奏をしているジャズクラブがあったら、行ってみたいと思う。大人の達観、寛容、音楽的センスの良さなどが渾然一体となっている、アダルトな空間だ。以前この動画を掲載した記憶があるが、再度掲載したい。

 昨晩は半徹夜覚悟で請求書の作成に取りかかった。ところが、作業の途中で同じ絵本が重複製作されているのを見つけてしまった。データからだけでは原因を特定できない。やむをえず作業を中断し、今朝になって原因を特定してから作業を再開した。夕方には作成を終え、ぎりぎりで郵便局に飛び込んだ。

 夕方からは毎週恒例の納品書作成に取りかかった。いかに正確・迅速に作業を行い、しかもミスを防ぐかを視野に入れながら、Excelで作成した。昨年の12月からなので、8回目だろうか。ようやく、どのようなプロセスを踏めばいいかを確立したと思う。1時間ほど前に終了したが、作業中はずっとStacey Kentのアルバムを聴いていた。仕事の集中の邪魔にならず、しかも適度にリラックスできる。こうして動画で彼女の楽しそうに歌う笑顔を見ていると、救われるような気分になる。

 以前も書いたが、驚いたことにStacey Kentはカズオ・イシグロ氏と交流がある。Stacey Kentのために歌詞を提供している。新幹線という意味のBullet Trainは、氏の作詞だそうだ。新幹線が東京から名古屋、そして名古屋からベルリンへ・・・というよく分からない内容の歌詞である。

 この半世紀の間に、ずいぶん多くの女性ジャズヴォーカリストを聴いた。しかし、これほど無邪気さを感じさせ、清潔感や明るく知的な雰囲気を湛えた歌手は記憶にない。いわゆる、ソフィスティケート(Sophisticate)という表現が似合うのではないだろうか。デューク・エリントンの著名な作品のひとつに、Sophisticated Ladyという曲がある。Sophisticateという言葉は、都会的で洗練された、というのが本来の意味のはずだ。しかし、私が聴いたSophisticated Ladyを歌う女性ヴォーカリスト達は皆、ソフィスティケートというイメージとはほど遠く感じた。どろどろした重い過去を醸しだし、数々の男性遍歴を想起させるような媚態、男性の好奇心に絡みつくような視線と表情・・・馬鹿な男どもはそんな女性に惹かれるのだろうか。

 かくいう私は馬鹿な男の最たる存在であることは否定できない。しかし、馬鹿は馬鹿なりに学習しているものである。失敗や間違いから学ぶという特性が、人間には与えられている。自分の馬鹿度が深まり始めた高校生の頃。やがて30歳前後にピークを迎えたように記憶しているが、さすがにその馬鹿さ加減も徐々に低下し、生きる知恵も増したように思う。では、半世紀を経た私は今、お利口になっているのだろうか。いや、残念ながら別の意味での馬鹿度が深まっているようだ。私利私欲よりも、公益性や弱者への対応を優先してしまい、長いものには巻かれず、空気を読まず、利益誘導を拒絶し、相手が誰であろうと同意できないと思えば自説を主張する。要するに社会に順応できない大馬鹿者である。

 さて、せっかくデューク・エリントンの作品「Sophisticated Lady」に触れたので1曲紹介したい。サラ・ヴォーン、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドクラスの大御所の歌だと、もう横綱のような重量感に押し潰されると思うので、少し探してみた。初めて聴く歌手だが、なかなか熱唱していて好感を持ったので、以下にご紹介したい。しかしやはり、Stacey Kentは別世界の歌手だと思う、おそらく、出自は地球人ではなく異星人であるような気がしてならない。

Imani-Grace Cooper - "Sophisticated Lady"

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by hirune-neko | 2018-02-08 01:50 | 心の中のできごと | Comments(2)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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