人気ブログランキング |

昼寝ネコの雑記帳

2015年 09月 18日 ( 1 )

まるで「ままごと遊び」のような幼稚な発想なのだろうか


Woe - Astor Piazzolla

いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。


昨年、後期の途中から聴講させていただいた授業がある。
ずっと探していた「インテリジェンス」を教えてくれる講座だ。

正式にちゃんと授業を受けたいと思ったので、今年の3月に
試験を受けて、なんとか合格した。

今日が後期から始まるその授業の初日だった。
去年は、私以外はおそらく全員が20歳代だったと思う。
人数は去年より少し少なかったが、初日なので名前と専門分野を
自己紹介することになった。

大学生、大学院生、白髪で私と同年配の方、オリンピックに備え
行政からの業務命令で来たとおぼしき方、聞き逃したが自衛隊か
どこかに所属しているらしい方、中国人の方、ロシア人の方であり、
それぞれ専門分野を持っている。

私の順番が来て名乗ったら、講師の先生の方から
「○○さんは専門分野はないですよね?」と確認された。
本当は「専門は昼寝です」と、冗談をいおうと思ったのだが、
そんな雰囲気ではなく、「はい、ありません」と答えた。

白髪で私と同年配の方は、想像だが、どこかの企業を定年になり
個人的に大学院に入学したようだ。確か、武力行使法を学んだと
自己紹介したように記憶している。

中国人女性もロシア人男性も、ちゃんと日本語で授業を受けていた。

もし私が、「専門は昼寝です」といわず、「個人と家庭のための
ファミリー・インテリジェンスについて研究しています」といったら、
それを聞いた皆さんは、どんな反応だっただろうかと想像してみた。

皆さんはそれぞれ、必要性があってインテリジェンスを学びに来ている。
背景は一切分からないけれど、かなり具体的な必要性があって、
情報収集の方法や分析手法を学ぼうとされているのだろう。
文字通り、国家安全保障に隣接したバックグラウンドなのだろう。

国際政治、軍事、戦争、諜報活動、プロパガンダなど
どろどろした国際社会の現実と対峙している国家インテリジェンス。
なので、私たちは「国民」という集合体で捉えられる。

私が必要性を感じている個人と家庭のためのインテリジェンスは、
まさに国家の最小構成単位である、個人と家庭に焦点を当て、
彼等が安全・平和に暮らせるよう、そのためにあらゆる緊急事態を
想定して、それに備えるにはどうしたらいいかが主軸になる。

単に緊急事態でのサバイバル技術だけではなく、
社会の 最小構成単位である「家庭」が、安全・安心・平安な
生活の場であるだけでなく、佳き家族関係から佳き人格や
才能・能力を育む場であってほしいと願っている。
家庭が子どもたちにとって、いつでも帰っていける場所であるよう、
父親あるいは母親の視点に立って、必要と思われる
情報を提供できるようになりたいと目指している。

しかし、世界各国の情報部や軍部で働く人たちにとっては、
個人や家族の前に、まずは国家の存立なのだろう。
私のような発想でインテリジェンスという言葉を発すると
彼等にとってはおそらく、まるで「おままごと」のように
感じられるのではないだろうか。
別にどのように冷笑されても、馬鹿にされても一向に構わない。

そういえば、今日の授業で不思議な言葉を目にした。
「CIAの猫」・・・?なんだこれは一体?
どれぐらい前のことか聞きもらしたが、かつて
アメリカ政府の対外国工作機関であるCIAが
ロシア大使館内の会話を盗聴するために、ネコの体内に
盗聴器を埋め込み、敷地内に放そうとしたらしい。
なかなかうまくいかず、かなりのネコが犠牲になったそうだ。
とうとう成功した第1号のネコを、CIA職員が抱きかかえ
ロシア大使館の前で、そっと放したその瞬間、
疾走してきた車を避けられず、そのネコは昇天したそうだ。
巨額の予算を使ったプロジェクトだったと聞いた。

まあ、どんなことだって試行錯誤はあるだろう。
私自身、漠然とだが個人と家庭のためのインテリジェンスを
意識し始めてから、もう何年になるだろうか。
途中で何度も自信を喪失し、かといって今でも自信を
持っている訳でもない。
以前も書いたことがあるが、数年前に
ファミリー・インテリジェンスという表現に確信を持ち、
google検索したが、日本語でも英語でも本来の意味での
ヒット件数はゼロだった。
つまり、世界中ではおそらく誰も考えていないか、
あるいは認めていない発想なのだろうと思う。

「おままごと」といわれても、「稚拙な発想」といわれても、
私はまったく気に留めない。
昔からいわれているように、猫耳東風であり
猫のツラにションベンという、気品溢れる表現もある。

でもまあ、授業中にはなるべく何を考え、何をしつつあるかは
一切いわないようにしようと思っている。
文字通り、ネコをかぶった人間でいようと思っている。

でも、講師の先生は把握してくれているし、面接試験官だった
国際政治学の女性教授も「面白い発想ですね」といってくれたし、
まあ私のようなヘンテコなネコ人間がいても、いんでないかい?
という気持ちではある。

授業初日の雑感を記録として残しておきたい。


いつもクリックしてくださり有難うございます。とても励みになっています。

by hirune-neko | 2015-09-18 00:03 | インテリジェンス | Comments(0)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 10:02
昼寝ネコ様、お早うござい..
by ちはや at 08:42
> ちはやさん コ..
by hirune-neko at 08:47
昼寝ネコ様へ 貴重..
by ちはや at 07:41
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 02:55
記事ランキング
以前の記事
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ