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昼寝ネコの雑記帳

2012年 04月 13日 ( 2 )

睡眠障害者の見る、早朝の幻想的な夢

Bill Evans: B Minor Waltz (For Ellaine)


最近、どういうわけか決まって
夕方の4時前後に、異常なほど眠くなる。
意識が遠のく感じなので、もし意識に光があるとすれば
徐々に一本の細い光源に向かって、収束していくような・・・
ああ、穏やかな自然死とは、こういう状態なのだろうなと
なんとなく類推できる感じだ。

いつも早朝には、なにやらひどくリアルな夢を見ることが多い。
非現実の幻想的な夢などではなく、仕事の折衝だったり、
どこか広い駅舎で電車を待っていたり・・・
なので、覚えていようと意識していても、昼前には
雪解けのように、きれいに忘れ去っている。

今朝の夢は、いささか印象の強い夢だった。
ティッシュペーパーほどの大きさの
紙箱の中で、生まれたばかりの数十匹のブタが、
とっても小さな身体でちょこまかと蠢いている
不思議なシーンだった。
アリのような大きさだったと思ったら
あっという間にゴキブリのような大きさとイメージで
箱の中をせわしなく動き回っていた。
その数時間後には、子ネコほどの大きさになるのだが
背中が、何色もの太い毛糸で編んだような
刺繍模様に変化している。
あくまでも、食用のブタだと意識しているのだが
なぜかかわいらしく感じている。

心を病む人は、重い現実をデフォルメして
自分の世界に閉じ込められるように、無意識のうちに
印象操作をしているのかもしれない。
幻想的な現実ならば、現実的な夢と並立して
許容できると感じているのかもしれない。

創作の世界では、出来事の展開を
恣意的に創り上げて行くことができるけれど、
現実社会では、まったく予測も想定もしていなかったことが
ある日、突如として起きてしまう。
ストーリーを創作するように、書き直したり
意のままに変更することはできない。
実際に、現実に生きていくのは、相当の強さと集中力と、
それと、ある種の諦観と達観が必要なのかもしれない。

このビル・エヴァンスの曲は、どうやら
彼の死後にリリースされているようだ。
以前一度取り上げた、You Must Believe in Spring
というアルバムの最初に収録されている。
緊張がほぐれて、眠気も覚め
なんとか再び、現実の世界に戻って行けそうな気がする。
by hirune-neko | 2012-04-13 17:48 | 現実的なお話し | Comments(4)

親切な婦警さん(?)ありがとう

踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! 予告


警察署で働いている女性って、
みんな婦警さんなんでしょうか?
今日、とある警察署に行きました。
運転免許証の更新に行ったんですが
とっても気が重かったのは、視力検査でした。

かなり以前になりますが、眼底出血し
その後も、僅かですが出血を繰り返し
視力が衰えています。
3年前の更新のときは、もう裸眼では無理で
運転専用の眼鏡を作りました。
なんとかギリギリの線で合格でした。

昨年の12月末に、左眼が出血し
まったく見えない状態になってしまいました。
自己流の方法であれこれがんばって
ようやく大きな字を判読できる程度まで快復しました。
検眼し直して眼鏡を新調したものの
全然自信がなく、もう車の運転ができなくなることを
覚悟して、警察署に行きました。
検眼担当の婦警さんは、ちょっと無愛想で
事務的な方で、ん〜、こりゃやっぱりだめだなと
不安な気持ちが募りました。

「丸い輪の欠けている部分が、上下左右か言ってください」
「はい、分かりました」
「これはどっちですか?」
「右です」
「はい、じゃあこれは?」
「上です」
「上ではありませんよ」
「下です」
「下でもありませんよ。これが見えないと合格になりませんよ」
「はあ・・・」
「では、別の出しますね」
「お願いします」

とまあ、こんなやりとりが続き、
「はい、合格です」
と言われたときは、嬉しくて嬉しくて
思わずその婦警さんに抱きつきたくなりましたが、
強制わいせつ罪の現行犯で、その場で逮捕されてはたまりません。
丁寧にお礼を言って帰りました。

会社に戻ったら、心配してくれて聞かれました。
「どうだったの?」
「いやあ、知らなかったんだけど検査項目が増えててね」
「視力検査だけじゃなかったの?」
「うん。運転中に緊急自動車のサイレンの音が
聞こえなかったら危険だということで、聴力検査もあるんだよ」
「それで?」
「いやね、視力検査と聴力検査はなんとか通ったんだけど
人相検査というのが新たにできたらしいんだよ」
「???」
「運転中に、怖い顔で運転していたら
歩行者や周りの運転手に威圧感を与えて、
事故につながるから、人相も検査の対象だって言うんだよね」
「え???」
「人相が合格基準を下回るから、不合格だってさ」
「じゃあ、どうすれいいの」
「整形手術して、また出直してこいっていうんだよ」
「はあ???」

ここでようやく、冗談だと分かったらしく
大喜びしてくれたのは言うまでもありません。
だって、私が運転できなくなったら、代わりに
製本所に行かなくてはいけなくなるものだから
それでほっとして、喜んだだけのことなんですよ。

それにしても、厳しそうな婦警さんだったけど
根は優しくて親切な方なんだなあと
本当に有難く思っています。
ああいう婦警さんにだったら、逮捕されてもいいかなって
ちょっと思ってしまいました。
ああ、そうそう、何年も前に神奈川県警に
行ったことがあるんです。
海外の会社の役員になるために「無犯罪証明書」というのが
必要だったんですね。
で、やはり婦警さんが応対してくれて、
「踊る大捜査線」の湾岸警察署の話になり
私が、「恩田すみれ(深津絵里)さんみたいな婦警さんだったら
逮捕されてもいいかなって思ったんですよ」
って言ったんですね。
するとその婦警さんも言うものです。
「私も、青島俊作(織田裕二)さんみたいな刑事だったら
逮捕されてもいいな」
ですって。

なんとも間抜けで、アホな一日でした。
でも、婦警さん、親切に検査してくれて
本当に有難うございました。
私が何か犯罪を犯したときは、真っ先に電話しますので
逮捕しに来てくださいね。
by hirune-neko | 2012-04-13 00:07 | 現実的なお話し | Comments(4)



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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