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昼寝ネコの雑記帳

国民性による笑顔の違い・・・アメリカ人vsフランス人

なぜ、人付き合いが苦手なのか
突き詰めて考えたことはありません。

例えば「笑顔」についてなんですが・・・
一般論として、アメリカ人は
笑顔を大事に考えるようです。
「私はあなたを受け入れる気持ちがあります。
さあ、なんでも言ってちょうだい」
という、いわば非常に寛大な笑顔で人に接します。
初対面の人に対してでも、文字通り
満面に笑顔を浮かべることができるのです。
思い出してみてください。
アメリカ大統領選挙のキャンペーンに出かけ
大衆の前に立ったときのヒラリー・クリントンの
あの笑顔を・・・。
でも、ふと思います。
日中、目一杯笑顔を作っている人は
ひとたび自宅に帰っても、
伴侶や子どもたちに対して、あのような笑顔を
続けられるのでしょうか。

一般論として、フランス人は
やたらと・・・とくに初対面の人に対しては
笑顔を作らないように思います。
俗に、フランス人は冷たいと言われますが、
やたらと他人を信用しない慎重さが
現れているのだと思います。
初対面なのに顔中笑顔で接してくる人間を
フランス人は警戒するらしいです。
サルコジ、ミッテラン、シラク・・・
歴代のフランスの要人たちは、
独特の笑顔を持っていますが
なかなかどうして、鋭い洞察力をも
伴っているように見えます。

日本人は、社交の場では比較的笑顔を
多用するように思います。
私?・・・私は、笑わない男とは言いませんが
平均的な日本人に比べると、笑わない方だと思います。
なぜなら、相手が笑顔で接してくると、
その真意を見定めようという心理が働くからなのです。
アメリカ人の笑顔、フランス人の笑顔・・・
どちらにしても、笑顔は悪くないのですが、
心から本当の笑顔を向けられているという
実感があってはじめて、こちらもくつろげます。
お互いに信頼感を持ち、尊敬の念を感じ、
理解し合える部分が多い人には
私も心からの笑顔を向けられるように思います。
心を開ける人間同士の会話には、
それこそ屈託のない笑いが似合うのではないでしょうか。

おそらく、声を上げて笑えることが多いと、
健康にもいいのではないでしょうか。
でも、吉本ギャグの笑いは、あれは別物ですよ。

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昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

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by hirune-neko | 2007-11-20 00:50 | Comments(4)
Commented by romarin at 2007-11-20 19:37 x
日本人は確かに、特に外国とってもフランスかな?に行くとニコニコしすぎて警戒される事があるかもですね。

昼寝ネコさんのおっしゃるように本当の笑顔は人に警戒心をもたらしませんね。

フランスでも、何かおかしい事があったりしたときに、思わず笑って顔を見ると、本当に魅力的な笑顔を返してくれます。
Commented by バオバブ at 2007-11-21 06:13 x
う〜む、カトリ〜ヌはやはりフランス人です。
初対面の人への慎重さはかなりありますし、
言葉だけでは相手を信用しない,,,ですもの。
でも、どちらにしても外国人は表情と手のアクションを使う言葉のやりとりだから日本人より感情表現がわかりやすいような気もしますね。   本音とたてまえを使いわけている日本人は争う事が苦手なんでしょう。  う〜む、屈託のない笑顔,,,もう少し表情筋を鍛えて眼力で物をいうようにしたいですねぇ〜。
舞台の俳優さんも泣く事は容易いけれど笑いを表現するのは難しいと言ってましたが、わたしもそう思います。

今、CDで落語を聞いて笑いのお勉強をしてますが、
まだ何だかそのぉ〜,,,くすっ笑いしか湧いてきません。
やはり寄席に行って本物を見ないとダメなんでしょうか、ねぇ〜?

Commented by hirune-neko at 2007-11-21 21:11
>romarinさん

フランス人に対するもうひとつの印象は、
相手の社会的地位や資産の状況にあまり
頓着せず、人物本位で評価する傾向が強いように
感じています。これがアメリカ人だと・・・
お金が好きな人たちが多いように思えます。
個人的にはフランス人に対し、好印象を
持つようになりました・・・ようやくですけど。
Commented by hirune-neko at 2007-11-21 21:15
>バオバブさん

ほう、カトリ〜ヌさんはフランス人的なんですか?
バオバブさんがおっしゃるのだから間違いないでしょう。
フランスはパリにちょっとしかいませんでしたが、
あちこちをのんびり回ってみたいものですね。
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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