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昼寝ネコの雑記帳

嗚呼!探し求めて幾星霜・・・小樽での出会い

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昨日までの灰色の空が嘘のように晴れ渡り、
陽の光がさんさんと降り注ぐ札幌から、
国道5号線を小樽に向かって車を走らせました。
知人の要請で、「小樽ワインのギャラリー」へ買い物。
日本海を右に見て、朝里川温泉方面へ左折し、
しばらく走ると山の中腹にギャラリーが見えてきます。
1本500円程度の値段で、たくさんの種類が並べられ、
スモークサーモンやチーズも売られていました。

小樽駅前の駐車場に車を入れて、
駅構内のおみやげ屋さんへ入ると、
小樽特産のさまざまな水産加工品と菓子類が
ぎっしりと並べられていました。
ひととおり試食をした後、思い出したように
店員さんに聞いてみました。
「あの〜、ジャガポックルはありますか?」
「はい、ありますよ」
「へっ!?あるんですか?」
「一人一個ですが・・・」
おお、なんと、かの幻のジャガポックルではないか。
感動の対面でした。
あれだけ札幌で探しても見つからず
すっかり諦めていたのですが、思いがけず
小樽で出会うとは・・・。
これではまるで、寅さんとリリーの対面のようではないですか。
「おいリリー、おまえこんなとこにいたのかい?」
「うん、寅さんこそ何しに小樽に来たの?」
「それはおまえ、大都会の薄汚れた空気に愛想をつかし、
北国の新鮮で冷たい空気を吸いに来たんじゃないか」
「じゃあ寅さん、一緒に運河まで歩こうか?」
「リリーとじゃあ色気も何もないけれど、
まあしゃあない、付き合ってやるとするか」
・・・これでカトリ〜ヌ・笠井さんに対する
一宿一飯の恩義を返せる・・・よかったよかった。

とまあ、そんなわけで、駐車場に車を置いたまま
長い道のりを・・・私にとってはですが・・・
テクテクと運河まで歩いたのです。
初めて見る小樽の運河。
運河沿いに造られた遊歩道には、まるでパリのセーヌ川のように
画家や似顔絵描き、アクセサリーデザイナーなどの
アーティストたちが陣取って、観光客を相手にしていました。

小樽は坂の街だそうです。
室蘭も坂が多く、地名の語源は
アイヌ語の「坂の多い街」だそうです。
かつて栄えた漁場の名残が、そこかしこに建っている
古い建物に見ることができます。
土蔵や洋風建築の古い建物が、店舗や飲食店に模様替えされ
運河沿いの倉庫には、レストランや土産物屋が同居しています。
面積自体はそう広くはありませんが、
情緒が色濃く残っている街なんですね。

帰途、知人の希望で朝里川温泉の日帰り入浴へ。
おかげで異常に眠気を覚え、
赤信号ごとに短く睡眠をとって、
なんとか無事に帰ってきました。
帰り道は5号線を通らず、紅葉の時期を過ぎた山並みと
ダムにせき止められた湖沼を眺めて
定山渓経由で峠を越えるルートを選びました。
北海道に来て初めての、自由時間だったような感じです。

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昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
by hirune-neko | 2007-11-03 23:06 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by バオバブ at 2007-11-04 11:47 x
感激、カトリ~ヌ困っちゃぅ!と、彼女はこ踊りしておりますよ。

ほほほほほっぉ~い!嬉しいですぅ~(くねくね)

先日北海道に旅行される方にもお薦めした所、
その方はじゃがポックルの名を勘違いしていたらしく、
『じゃがモッコリくださぁ~~~~い』と大声で申したようで・・・
赤面したあげくに、やはり買う事はできなかったようです。
本当にカルビーさんたら、もぉ~~~!

小樽は素敵な街ですよね?大正ロマンがまだ残ってて、大好きです。
海猫屋はまだあるのかしら?
懐かしいなぁ~!
Commented by hirune-neko at 2007-11-04 14:48
>バオバブさん

じゃがもっこり?
・・・普段から妄想の多い方のようですね。
小樽は実質的には初めてでしたが
しっとりしたいい雰囲気でした。
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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