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昼寝ネコの雑記帳

初代昼寝ネコは、こんな感じでした

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カトリ〜ヌ・笠井さんが、「昼寝ネコの雑記帳」をプロデュースしてくれた鈴木れい子さんから、私のスタイリッシュな容貌(???)についてどの程度正確な情報を得てイラストを決めたのか・・・いささか疑問な点がないでもないんです。この、ベンチでグターっと寝ている初代昼寝ネコのイラストを一瞥したとき、「なんじゃこりゃ」と思ったのが正直な気持ちでした。でも、よくよく見ていると、その姿態や体型は別にして、いかにも世の煩いから離れているような、サバーっとお気楽な精神状態が見て取れます。今の私がそういう人格だとは思いませんが、確かにこの世の煩いを離れて暮らしたいというのは、密かな望みではあります。

初代の昼寝ネコは、この画のようにコミカルなイメージでした。その後、カトリ〜ヌ・笠井さんの内面にどのような変化が生じたのかは知る由もありません。ですが、突如としてインスピレーションを受け・・・たようで、再度創作活動に没頭し、いまある容姿をいただいた次第です。ふむふむ、こちらの方がかなり奥行きと幅を感じさせる、そして包容力がありそうな二代目昼寝ネコだなと思っています。かの鈴木れいこさんはこの初代昼寝ネコに大満足だったようで、本人を知らないのによく特長を捉えていると絶賛していました。そうなんですよ。どうせ私の容姿はネコ並なんですわい。

リュッケルトという詩人については何の知識もありません。でも、マーラーがリュッケルトの詩「私はこの世に捨てられて」( Ich bin der Welt abhanden gekommen)をもとに歌曲を作り、映画「仮面の中のアリア」(原題:LE MAITRE DE MUSIQUE)のラストシーンで使われているのが、とても印象に残っています。バリトン歌手、ホセ・ファン・ダム扮する声楽の先生がひっそりと亡くなり、水葬されるシーンです。ある意味で寂しい終末でしたが、でも芸術家としては、ひっそりとした自然に包まれて人生を終えられ、神聖・崇高なフィナーレだったという印象を持ちました。

人生の始まりを、私たちは選択することができません。生まれる国や両親、性別や容貌に選択の余地はないからです。でも、人生の終わり方については・・・自ら命を絶つ以外その時期については選択の余地はないのですが・・・ある程度の方向性は選択できるのではないでしょうか。結局、「その人の財産があるところに、その人の心も一緒にある」、と表現されているように、日常の積み重ねが知らず知らず自分の人生の終点を方向付けていることになるのでしょう。でも残念なことに、人間はそうそう自分を客観的に見ることはできません。一週間に一度でも、鏡を見るような感じで自分の心の向きや心の表情を映すものがあれば、その都度自分自身を修正するよき機会になると思うのですが・・・。現代人はまるで逃亡者のように、追われる毎日ですから、それも難しいでしょうね。時間、約束、仕事、予定、ノルマなどなど、数えたらきりがありません。

「鏡よ鏡よ鏡さん、今日の私はどんなかな?」って、昔のロンパールームのように、心を映し出す鏡を売り出したら、少しは世の中がよくなるのではないでしょうか。
ドラえもんに出てきそうですけどね。

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昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
by hirune-neko | 2007-07-15 10:24 | Comments(4)
Commented by waiwai at 2007-07-15 20:24 x
昼寝ネコさん
おいでいただいたのに、こちらへのご挨拶が遅くなりました。
ご本のイメージからすると、やはり二代目ですね。(^^)

コメントへのお返事にも書かせていただきましたが、下記に拙い感想文を載せました。
http://norabiyori.txt-nifty.com/log/2007/07/post_aee4.html
今後の作品も楽しみにしています!



Commented by バオバブ at 2007-07-15 22:36 x
なるほど、サバ〜っとお気楽な精神状態の昼寝ネコさんの寝姿は、
見れば見る程そのような感じですね。
カトリ〜ヌさん曰く、ネコ好きの殆どの方が彼らに惹かれる理由はそこにあると申しておりました。
何があっても『にゃんとかなるさ』のお手本のような気楽さは、
そばにいる人間の複雑な精神状態をただの思い込みに過ぎないと、
教えてくれる先生なのでは・・・
あごを撫でた時のゴロゴロを聞いていると、
それだけで自分の生き方を難しくしているのは自分自身だにゃぁ〜んと思えてくる不思議な魔力がネコにはあるのですね。
『鏡よ鏡よ鏡さぁ〜ん今日のわたしはどんなかな?』

『ほ〜い今日のあなたはこのとおり、はい』

そこにはニヤけたにゃんこが鼻に御飯粒つけて笑っておりました、とさ!
Commented by hirune-neko at 2007-07-16 00:14
>waiwaiさん

コメントを有難うございました。
読ませていただきましたが、なかなかの
文章で嬉しく思いました。
とてもイメージ豊かに捉えていただき
書いた甲斐がありました。
またお邪魔させていただきます。
Commented by hirune-neko at 2007-07-16 00:23
>バオバブさん

いやあ、今日はですね、生まれて初めて
カトリ〜ヌ・笠井さんにお会いしたんですよ。
こちらは慌てていたものですから、
入り口にあった犬の置物に
「初めまして、カトリ〜ヌさん」と挨拶して
しまったんです。なかなかアーティストの
感性の方でした。
とうとうブログも19位まで来たんですね。
皆様のご支援のおかげです。
有難うございます。
うちのシロはご飯は食べませんので、
そのにゃんこはシロではないですね。
どこのにゃんこでしょうか。
<< おお、幾星霜・・・ついに生みの... 誕生死が発生する確率は低いけれど >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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