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昼寝ネコの雑記帳

カウントダウンの経過報告

カウントダウンの経過報告_c0115242_234376.jpg


拙著「昼寝ネコの雑記帳」を楽しみにしてくださっている
若干数名の皆様には、発刊が遅れてしまいご迷惑をおかけしています。
この場を借りまして心よりお詫び申し上げます。すんません。

現在、どんな状況なのかをカウントダウンに向けてご説明させていただきます。
昨日14日に、出版社の営業担当の方が都内の取次会社
すなわち問屋さん6社に見本を持って行ってくれました。
事前に回収した委託注文のスリップ(短冊ともいいます)を持ち、
それぞれに流通して欲しい部数を伝えました。
今日、明日で引き受けてくれる部数を電話で確認し、
18日と19日に製本屋さんから搬入してもらいます。
おそらく同日にはトラック便で全国に向けて走り、最終的には
19日から20日にかけて本屋さんに配送されるはずです。
問屋さん6社のうち5社は普通の取次なのですが、何を考えたか
営業担当者の方は「日キ販」という・・・
これはキリスト教図書の専門書店を相手に
書籍を(雑誌は分かりません)卸している会社なんですが・・・
いきなり面会申し込みをして役員の方に扱ってくれるようお願いしてくれました。
結果は「ノー」だったそうですが、かなりの時間を割いてお話しを聞いてくれたようです。
つまり、アカデミックなキリスト教の本ではないけれど、
信仰のあるなしに拘わらず、人の心に「癒しと感銘、共鳴を与える」ことは
クリスチャンにとっても共通なこと何ではないでしょうか・・・
オスカー・ワイルド(だったかの)「わがままな巨人」という作品だって、
宗教的な言葉は出てきませんが、あの作品は
人間は誰でも良く変われる可能性があるというメッセージであり、
著者・昼寝ネコもそういう哲学で著作活動を続けていくのですから・・・と
かなり熱心に説得してくれたようです。有難うございました。
で、続編を案内して、扱えると判断したら扱いましょうということになったそうです。
ひゃあ、じゃあ頑張って聖書を勉強しなくてはいけませんね。

ちょっと脱線しましたが、アップデートしますとそんな状況なんですよ。
昼寝ネコを半人前以上の作家に育ててくださいますよう、
ご訪問くださったあなた様に、伏してお願い申し上げます。
別に、印税でシロに缶詰のエサを買ってやりたいから、
なんていう不純な動機からお願いしているのではありません。
ん〜、でもやっぱりそれも少しあるかな。
最近のシロの目付きがですね、ちょっと不信モードのような気がするんですよ。
本が出たら、印税が入ったら、いっぱい売れたらって、魚屋さんみたいに「たら」ばかり。
ずるずる発刊も遅れるし、本当に真剣に出版に取り組んでるの?
そんな非難がましい視線なんですよ。気のせいだといいんですが。
もちろんたまには頭休めに将棋をすることもありますよ。
でもね、大体毎晩2時前に寝たことはないんですよ。ときどき昼寝はしますけどね。
足許に来ようが、胸の上で寝たいといわれようが、熟睡中に起こされて
エサの容器が空だと文句をいわれようが、悪態をついたことはないだろう?
本当に無言の主張をするシロなんですよ。
でもまあ、元気になってくれて良かったですけどね。

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昼寝ネコの文章がグリーティング絵本になりました

グリーティング絵本のコミュニティーもできています(mixiです)
by hirune-neko | 2007-06-15 02:24 | 創作への道 | Comments(5)
Commented by 君の名は at 2007-06-16 11:44 x
地球交響曲、又の名をガイアシンフォニーという日本のドキュメンタリー
映画があります。宇宙、自然、自分の生き方をいろんな分野で活躍している人たちが語っている作品です。
ベースに宗教的なものを感ずる・・と世界の宗教学者が注目している
そうです。偏った解釈ではなく日本人にも宗教に対する考え方が
問われているのかも知れません。
ちなみにこの映画6シリーズあるのですが配給会社に頼らず自主放映を
つづけているそうです、パチパチ。
Commented by hirune-neko at 2007-06-16 22:52
>君の名はさん

へえ、知りませんでした。世の中、まだまだ頑張っている人たちが
いらっしゃるんですね。
昨夜遅くに大阪に着き、朝から二カ所のお客様を訪ね
夜帰りましたので、ちょっと頭がぼけています。
宗教を、どう感じるというのでしょうね。
興味深いテーマです。
Commented by バオバブ at 2007-06-16 23:35 x
ガイヤは確か4までは観ておりますが、第2番に出演されていらした佐藤初女さんという方に強く共感しました。キリストを信仰していらっしゃる彼女は、15年ほど前に青森に『森のイスキア』という場所を設立し、苦しむ人、弱い立場にいる人をはじめ、助けを求めて訪れる全ての人を迎え入れ、美味しい手作り料理と生活をともにすることにより、元気づける活動をしていらっしゃるのです。
彼女の思いは、言葉であれこれ助言することではなく、あくまでもこころを込めた温かい手料理のおもてなし・・のみ。不思議と帰る頃にはみなさん穏やかな気持ちをお土産に、また頑張ってみようかなという気持ちが蘇るらしいのです。
彼女の著書に『おむすびの祈り』という本があるんですが、
食は『命』つまり温かい食事は生命力だという事と、宗教というものは、根本的に人間の迷ったこころを整えることが目的なんだという事。基本的な生きるという意味を『食』として考えることは、動物達はちゃんと心得ている。生命力が乏しい時は、これを思い出すのがいちばんですよ。やはり試練を乗越えた人の考え方って、シンプルで的を得ているなぁ〜と思うのです。う〜む美味しいものはこころの扉を開くものなんですね!
Commented by バオバブ at 2007-06-16 23:42 x
ガイヤデハナクガイアデシタ。
オオ〜オバカナワタクシ!(ほほっ)
Commented by hirune-neko at 2007-06-17 15:06
>バオバブさん

ガイア?ですか?バオバブさんの文章を読ませていただいたんですが
世俗から超然とした、静かな心の視点で捉えていらっしゃる方なんだと
そう感じます。つまり、言葉や視界に入るものに惑わされず、
心の眼で見ている方だと思います。
世の中には、思ったことを実践されている方がいらっしゃるんですね。
敬服します。
<< 初めまして、いやあ、恥ずかしいニャー そうだったらいいのに・・・ >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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