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昼寝ネコの雑記帳

まだまだ、知らなかったことがたくさんです

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この画は、近々出版予定の「昼寝ネコの雑記帳」で、どうしても話題がドーナツや饅頭の方にいってしまう「食べ物、とくに甘いもの」の章に使うイラストです。食べかけのドーナツをお腹の上に載せたまま、饅頭や大福に囲まれた至福の夢を見る、昼寝ネコのようです。やはり、カトリ〜ヌ・笠井さんの手になるものです。

今日は午後からずっと、その「昼寝ネコの雑記帳」の営業用見本の製本を研究していました。DTP処理、つまり原稿や画像をデータ化するのに、クォークエクスプレスという、なにやら特急列車みたいな名前のソフトを使うのですが、裏表の両面に印刷して製本するとなりますと、ページを一定の規則の順番にしないと、うまくいかないんですね。それで、最初はクォークに付随している「ページレイアウト」という機能を使おうとしたんですが、これは全部で4ページとか8ページ程度の印刷物用なんだそうです。100ページとか200ページを超えるものですと、この「面付け」という作業は繁雑になるため、専用のソフトを買ってください、といわれました。で、クォーク・ジャパンのホームページを開いてみたら、あるにはあるんですが、なんと50万円以上するんです。これはもう、印刷屋さん向けのソフトじゃないですか。そんなお金があったら、マックプロをもう1台と、A3対応のレーザープリンタを買ってもお釣りが来るな、なんて思いますよね。

そこで、何かうまい方法はないものかと必死で考えました。こんな時はネコの手も借りたいというのに、うちのネコときたら暖房の前で寝てばかりなんです。でもね、さすがにピキーンと閃いたんです。「ページレイアウト」の機能をうまく使うと、手間はかかるものの、希望の結果が得られそうなんですよ。ようやく、1冊目の出力が終わり、これから4ページずつ折って製本しても、ちゃんと順番通りになるかどうかチェックするところです。本文さえできてしまえば、あとはカバーをマット紙にカラー印刷し、製本屋さんに持ち込めば見返し用紙もつけて、ちゃんと製本してくれます。もうひと息です。

なぜ、こんなにも見本にこだわるかというと、それには理由があるのです。昼寝ネコの希望としては、この「昼寝ネコの雑記帳」を第一歩として、創作物語の続刊を出したいのです。次の段階からは主旨に賛同してくれる企業から、「人に優しいメッセージ」として、発信の応援をしてもらいたいと考えているのです。ですから、企画書だけでなく、最初から実物に近い見本を作ろうとしているのです。

話しはがらりと変わりますが、あなたは何か舞台をご覧になったことがありますか?舞台上の俳優さんが演技するのを観てどう感じられるでしょうか。私は、俳優さん個人の人格や品格、感性や普段からの努力のあるなしを感じます。
見てくれだけの、その場限りの、「らしく演技すればいい」という舞台には、感動はありません。ひとつひとつの台詞に心を込めて、どれだけ相手の心の中に入っていくかが大切だと思うのです。

本にも似たようなところがあると思うのです。美辞麗句、文章が上手い、素人ばなれした言葉遣いだ・・・など、いろいろいな評価があると思います。でも私は、わかりやすい言葉で、読み手の心に触れ、読み手が共鳴し心を開く・・・そんな物語を作りたいと思っています。
舞台にも「舞台裏」という言葉があるように、スポットライトの当たる華やかなステージの裏には、演出、衣装、メーク、大道具、小道具、証明、音響など、多くの人たちの支えがあります。1冊の本を出版するにも、目に見えない努力と葛藤が必要だと思うのです。そんな時、一人でも二人でも一緒になって苦労してくれる友人がいることは、とても心強いものです。そんな親身な友人たちのためにも、少しでも理想に近い状態で出版したいと思っています。
by hirune-neko | 2007-02-16 20:54 | 創作への道 | Comments(2)
Commented by 君の名は at 2007-02-17 10:43 x
ハリウッド映画など銀幕のスターが活躍した頃のシネマは語学恐怖症の私にとっても理解しやすい英語でした。今はスラングやらではっきりいって意味は分からなくても「汚い」言葉が横行しています。
日本語もご多分に漏れず綺麗な言葉や分かりやすい表現の行き場所が
失われています。
最近私も改めてきちんとした、美しい、正しい日本語をもう一度意識したいといもいます。
Commented by hirune-neko at 2007-02-17 11:55
>君の名は・・・さん

綺麗な言葉は、美しい人格から出るものだと思うんです。
綺麗な言葉を意識される方の人格は、美しいのだと思います。
最近は洋画より邦画の興行成績がいいそうですね。
ハリウッド方式の、力ずくで観客を動員しようとする、
しかもやたらと暴力や犯罪・・・それにひきかえ、
邦画では割合、精神世界を扱うものが多いですね。
それも関係あるように思います。それと、輸入韓流映画は
見事に全滅だそうです。日本人の嗜好は世界で一番
贅沢でしかも気まぐれだと思います。
難しい国ですね。
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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