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昼寝ネコの雑記帳

元に戻った、復帰した、という実感を味わっている

"Last Tango in Paris".... theme from the movie

 歩くことが健康の基本だと言われたことがある。体調が悪いときであっても歩いた方がいい、とも言われた。今日でまだ2日目だが、重い足を引きずって何とかいつものコースを4往復した。歩いている間、足先はピクリとも言わず全く痛みが出なかった。とても快適である。数十秒ごとに激痛が走ると、集中力がズタズタになり仕事に大きな支障が出た。それでも、なんとか無理して仕上げようとすると、普段以上に脳内疲労が濃くなってしまうのを実感した。

 仕事に集中できなくなると、気分転換を兼ねて詰将棋を解くことが多い。詰将棋パラダイスというソフトがあり、何年もかかっているがレベル1からレベル5までは全問解いた。4000問以上である。学生時代からずっと将棋からは遠ざかっていたのだが、60歳を過ぎた頃、急に将棋に対する興味が湧き、「堀川修ネット将棋スクール」を見つけて入門した。

 今でも続いており、月に3回インターネットで個人指導を受けている。相手が指した手の意図が何なのかを考え、心理的な駆け引きもあって、将棋はなかなか奥が深いといつも思っている。将棋には厳然としたルールがあり、禁じ手というものが設定されていて、その禁じ手を指すと即、負けになってしまう。

 しかし、現実の国際社会では平然と、その禁じ手が横行しているように見受けられる。日本では確か公安警察がスパイによる活動を監視しているはずだ。ほぼ、何でもありのようなスパイ天国と言われる日本なので、監視活動にもいろいろ制約があるだろうし、とても大変だろうと思う。それにしても、米中関係が日に日に悪化し、対立構造が明確になってきているようだ。台湾や尖閣諸島、インドなどで軍事的な衝突が起きても不思議ではないと考えるのは、あくまでも素人の判断なのかもしれない。

 私自身は、別に人ごとのようにのんきに構えているわけではない。しかしそうは言っても、できる事は非常に限られる。

 一見すると、自社の商品である絵本の営業や、短編作品を多言語で出版するなど、ある意味では平常時の永続を想定した動きに見えるだろうと思う。

 さりとてこのような時期に、合法的に所有することができる武器は何か、などと考えても極めて限定的なものしか許されないのが日本の現状である。特殊警棒ですら、外で持ち歩く事は禁じられている。以前ブログに書いたが、機内持ち込みしない鞄に入れて、北海道の千歳空港で飛行機に搭乗しようとしたら、X線の検査装置で特殊警棒が入っていることが探知され、すぐに警察官2人が飛んできた。交番でかなり長時間あれこれと尋問を受けた。

 長年にわたり、戦争映画やスパイ映画を好んで観たせいか、いつの間にか私は兵器マニアになっているようだ。数十年前、先日他界されたC・W・ニコルさんにお願いして、アメリカでのハンティング事情を取材してもらい、季刊のムック誌で出版したことがある。その時に彼は、サンフランシスコにあった日本人の経営する銃砲店を訪れた。そんな縁があったので、後日私はその銃砲店を訪れた。その銃砲店は、日本人観光客向けに射撃ツアーを主催していた。ベイブリッジを渡った先にあった、公営射撃場での射撃訓練がツアーの内容だった。

 私は、合計で3度ほど参加しただろうか。オートマチックと回転式の拳銃、それとM16というライフル銃の射撃を行った。そしてさらに、今考えたらまったくアホなことなのだが、その銃砲店でワルサーPPKというオートマチックの拳銃を購入した。ジェームス・ボンドが映画007の中で使用していたものらしい。アメリカでは、許可を受ければ拳銃を携行できると言われたが、旅行者であり日本人である私が、そのような許可を受けられるはずがない。結局その拳銃は、銃砲店に預けっぱなしでもう時効になってしまった。

 いささか危険な発想だとは思うのだが、私は今でも拳銃と実弾入りのマガジンをいくつか、常に携行したいという願望を持っている。もちろんそれは、日本国内では違法行為なので実行に移す気持ちはさらさらない。しかし、アメリカ政府が日本政府と協議した結果、昼寝ネコは海外のテロリストから命を狙われているので、自衛のために特別に許可を与え、拳銃を携行させようじゃないか、という事態にでもなれば嬉しいなと、またぞろアホな妄想をしている。

 しかし、今の私の視力では敵と味方を誤認し、誤射してしまう危険性があるので、仮に万が一、拳銃の携帯許可が出たとしても辞退するしかないだろう。いやいや、もし本当にそのようなことになったら、必死で目の治療に集中して視力を回復させ、せっかくの機会なのだから、拳銃を合法的に持ち歩けるようになるといいなと、危険な発想を持っている。

 最近はまたまたリアルな夢を見るようになったせいか、現実生活と夢の世界の区別が判然とせず、境界線がぼやけてしまう瞬間がある。したがって、現実的な思考と妄想が錯綜してしまい、へんてこな、そして全く非現実的な妄想が頭の中を駆け巡っているのかもしれない。

こんな時は、さっさと布団に入り眠りにつくべきだと思うので、今日のブログはここまでとさせていただく。

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by hirune-neko | 2020-09-19 00:37 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 絶望的な状況から這い上がる方法... やはり歩くと、足先の痛みには効... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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