今日は、かなり人間らしさを取り戻したEliane Elias - “Apareceu" 難問も終わってみれば、意外と単純な原因であることがわかった。 2階の部屋でWi-Fi接続ができなくなっていた原因は、あることはあったのだろうがが、1階に設置してあるWi-Fiの器具の電源を落とし、再度電源を入れる、という実に簡単な作業で無事に開通した。難問の1つがあっけなく解決したので、気が抜けてしまい、それまでの緊張が一気に抜けてしまった。この2週間以上、自分自身も機械になってしまったかのように、脇目も振らず必死になって取り組んできた。そのため、一気に人間らしさを取り戻し、本来の自分の姿に戻ったような感じだった。 つまり、集中力を長時間持続し作業を続けていた機械人間から、元のぐうたらで締まりのない人間に戻ってしまった、ということだ。 夕方を過ぎた頃から、もう一つの難関である、メールアカウントの送受信ができない問題に取り込もうという気力が湧いてきた。ここ2日ほどで10種類のメールアカウントを、再設定し直した。ところが、私自身のメールアカウントだけが、一切送受信できなくなってしまった。サーバー会社やAppleに何度も電話し、原因の特定を相談した。 サーバー会社には、かなり問い合わせが殺到していたらしく、それとテレワーク中のため、電話のサポートは無しでチャットサポートだけだった。仕方がないので必要事項を入力し送信した。しかし、いつになったら返信があるのかさっぱりを直がつかなかった。 そこで気を取り直し、もう一度アカウントを消去して、再設定しようと決めた。サーバーにログインし自分のメールアカウントのパスワードなどを確認しようとした。その時、設定されている800 MBの容量の表示の隣に、使用済み容量が800 MBだという表示を見て、すっかり驚いてしまった。容量を100%使い切ってしまっていたため、それ以上の受信や送信が一切できなくなっていた、という極めて単純な原因だった。過去にも同じような経験をしているのに、どうして気がつかなかったのだろうか。 送受信が全くできなくなってしまったため、仕事関係の皆さんにも大変迷惑をかけてしまっている。しかし、まさかそんなに大容量のメールが蓄積しているとは、全く気付かなかった。ドジで アホでマヌケな話である。 深夜過ぎまでかけて、サーバー内に残っていた3千通以上の着信メールを、全てチェックして不要なものは削除した。そのおかげで、使用容量は10%を切り、設定後の試験送受信もちゃんと動作することを確認した。大きな肩の荷2つを下ろせて、ほっとした気持ちである。 一昨日、iCloud Driveの約600 GBのデータを消去したため、iMacのすべての動作がかなり速くなってきた。あまりにも長いトンネルを歩き続けてきたので、初めての経験でもあり、集中力を維持するのが大変だと思った。しかし、意外なほど弱気な気持ちにはならなかった。闘争心が湧いてきて何とか、終盤まで持ちこたえることができた。やれやれである。 今日も1日中復旧作業に追われたが、何とか厄介と思われた2つの障害を取り除けたので、大きな転換点を迎えることができた。もうすでに午前1時半である。しかし、久しぶりに大きな達成感を感じることができて、精神的にはとても楽になった。 最後の難関は、iCloud Driveに保存していた大容量のデータを、iPad ProやiPhoneに保存し直す作業である。そこまでいけば、ようやく前向きの建設的な作業に取り掛かれる。遅延してご迷惑をおかけしている案件もいくつかあるので、早急に着手し仕上げてしまいたいと思っている。 やはり、緊張し集中力を要する状態で過ごすより、だらけた状態で気ままに時間を過ごす状態の方が、はるかに自分の性格に合っていると、改めて再認識した次第だ。ある程度の無理はすることがまだできそうだが、基本的には気ままに生きられたらいいなと希望している。
by hirune-neko
| 2020-07-30 01:46
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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