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昼寝ネコの雑記帳

神学的視点も必要な時代・・・悪魔と天使の葛藤

Romance de diablo - Astor Piazzolla
(悪魔のロマンス)

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 久しぶりにピアソラの曲を選んでみた。ひと頃は、毎日ピアソラを選んでいたのだが、精神状態が強いときでないとピアソラを聴けない・・・同じくピアソラに傾倒していた故人の福岡貞夫さんが言っていたのを思い出す。とうとう一度もお会いしないまま、他界されてしまったので、コロンビアまで会いに行くこともなくなってしまった。Facebook友だちだった。

 Romance de diablo・・・「悪魔のロマンス」と訳されるこの曲は、とても穏やかな曲想なので、悪魔のどの部分を表現したのかを考えると、かなり想像力が必要とされると感じる。

 一方でピアソラは、Milonga Del Ángel・・・「天使のミロンガ」というタイトルの曲も作っている。

 なんの予備知識も持たない方が、この2曲を聴き比べても、おそらくはどちらが悪魔でどちらが天使なのか、判断がつきにくいのではないだろうか。

 数日ぶりに5千歩を歩くことができた。小雨のパラつく空模様だったが、筋力の衰えを感じながらも、なんとか歩き通すことができた。昨晩はすっかり脳内が冴えてしまい、早朝の4時過ぎまでまったく眠ることができなかった。悲劇的なパターンである。

 今日は、日課になっているブログ「徒然なるままに」に数回お邪魔した。並行して、人気ブログランキング(政治)の1位から20位近くまでを閲覧した。

 閲覧した見出しのいくつかに、興味を持った。

 2020年4月16日の日本経済新聞で、「韓国総選挙、革新与党が圧勝 文政権のコロナ対策を評価」 という見出しを目にした。全議席の過半数151に対し、政権与党である「共に民主党」は、選挙前の議席数128から、180へと大幅に増やした・・・という説明を読んだ瞬間、「開票操作があったのではないか?」という疑念を感じたのを憶えている。

 今日、以下の見出しを目にして、詳細は読んではいないものの、やはりそうだったかと感じた。

【ブログ「徒然なるままに」より転載】

 また、東京・渋谷区とアメリカ・ミネアポリスでの出来事の両方に通底するものを感じた。以下の見出しをご覧いただきたい。いずれも、挙動不審が発端で警察に取り押さえられ、怪我を負ったり死亡した事件だが、人種差別デモや暴動に発展している。

【ブログ「徒然なるままに」より転載】


 この事件に関し、以下のような論評が掲載されていたので、タイトルと記事の一部をご紹介させていただく。

【ブログ「徒然なるままに」より転載】
(記事の一部を転載開始)
・米国の黒人暴動について、中国共産党の特別工作部隊(ゲリラ組織)が裏で黒人たちを操っている。
 中国共産党は、昔から米国を転覆させる計画がある。中国共産党のメディア(米支局)が黒人暴動に関してトランプを激しく批判している。彼らは米国内で反トランプの感情を扇動し、大統領選でトランプを敗北させようとしている。特別工作部隊とは、毛沢東時代に結成されたゲリラ部隊であり、彼らは米国内で暴動を扇動している。彼らは手に鎌を持ったりハンマーを持ったり共産党の旗を掲げていたりする。
 ニューヨーク市で暴動を行っていた黒人数人が逮捕されたが、ニューヨーク市長は暴動やめるようにと呼びかけた。
トランプは黒人暴動について調査する。多くの米国民が、黒人の暴動は裏で中国共産党の特別工作員が扇動していることを察知している。香港の国家安全法の導入後に米国で暴動を始めた。しかし真相がもうそろそろ報道されるだろう。米中友好の40年間で中国の嘘のプロパガンダと中国に政治家買収が盛んに行われてきた。
 しかしその背後には中国共産党スパイがいる。中国人の多くがこのようなやり方は中国共産党のやり方であるとすぐにわかる。

・中国国内では米国の黒人暴動のニュースばかりが報道されている。中国には海外のニュースが一切入らないため、このようなニュースで洗脳された多くの中国人がトランプが悪い、トランプが黒人を殺したとか、トランプは選挙で負けるとか、米国の社会はひどい状態、中国は良い国と感じる。
(記事の一部を転載終了)


 ・・・以上は、インターネット上で目にした情報の、ほんの一部である。中国とインドそれぞれの兵士の間で、国境を挟んで部分的な武力衝突があったようだ。中国共産党政府に対しては、アメリカが主導しG7加盟国が中国共産党政府の囲い込みを画策している。韓国やロシアまで巻き込もうとしているようだ。

 表面的には、経済戦争、外交戦争、情報戦争が目に付くが、実際には、中国共産党政府もアメリカ政府も、全面戦争を視野に入れて水面下での動きを進めていると考えるべきなのではないだろうか。

 これまでにも何度かこのブログで触れたが、国家間の争いを突き詰めて考えるなら、どうしても神学的視点からの考察も必要になると思わざるを得ない。

 すなわち、アルマゲドン(あるいはハルマゲドン)の戦いと称されるように、悪魔と天の軍勢の決戦があるという預言である。神学とひとくちに言っても、宗教や宗派によって判断と理解に差はあると思う。しかし興味深いのは、ピアソラが悪魔と天使を並列的に並べて作曲していることだ。そしていずれの曲想も、ある種の徒労感を感じさせる点だ。

 さらに興味深いのは、ピアソラがArmaguedon(アルマゲドン)というタイトルの、アルバムをリリースしていることだ。ピアソラ自身は、ビル・エヴァンスを高く評価していたそうだが、果たしてどのような神学的視点を持っていたのか、とても興味を持っている。

 以下が、「天使のミロンガ」である。ハルマゲドンの戦いのどの時点の心象をイメージして作曲したのか、興味が尽きない。興味をお持ちになったら、聴き比べてみていただきたい。

Astor Piazzolla-Milonga del Ángel
(天使のミロンガ)


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by hirune-neko | 2020-06-02 00:30 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< どうしてこうも次々と課題が湧い... 午後8時45分には今日の課題を... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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