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昼寝ネコの雑記帳

いつの間にかプロフェッショナルに昇格していた

O QUE TINHA DE SER (Arranged by Baden Powell)
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 何度かご紹介したことのあるタスク管理ソフト「Todoist」は、2年ほど前にダウンロードして、いじり始めた。あまり本格的に使用しなかった。そのため、時々思い出したように私に対する評価がメールで送られてきたが、決まって「あなたのレベルはアマチュアです」と憎たらしいメッセージだった。しかし、そんなことに腹を立てても始まらない。しばらくはご無沙汰をしていたが、この数ヶ月前から本格的に使い始めた。

 毎日、期限切れ案件を30種類以上も抱え、それでも必死に達成した案件を削除し、新規案件を追加した。今朝、毎日のアップデートメールが届いたが、ふと見ると「あなたはプロフェッショナルです」と書かれていた。そう言われて悪い気はしない。

 社内での、連携プレイをより円滑に進めるため、今日初めて1つのプロジェクトを、次男と共有した。共有した場合の確認や進捗状況のチェックなどは、まだよくわかっていない。しかし、いずれにしてもメールやクラウドサービス、そしてタスク管理やプロジェクト管理のソフトとなどは、不可欠な要素になりつつある。

 このところ立て続けに、弊社の絵本をプレゼントされた方が問い合わせをしてきた。特典で受け取った「おめでとう優待券」の購入決済方法を銀行振り込みに指定したのだが、振込先の案内が来ないというのである。そんなはずはないと思ったのだが、何せサイト内での決済システムには、もう何年も手をつけていない。

 いつもよりずっと早めに歩きに出て、帰ってきてから、その決済システムに手をつけようと思った。ところが、何年もログインしていなかったせいで、思いつく限りのいろいろなパスワードを使っても、全てはねられてしまった。すっかり頭を抱え込んでしまった。

 少し時間を置いてから再チャレンジしたら、不思議なことにはねられたパスワードで、ちゃんとログインすることができた。

 どのショッピングサイトでも同じだと思うが、商品が何種類かあるため、その数だけ購入ボタンを設置し、カートに入れる仕組みだ。アイテムが決まれば、最後は銀行振り込みかカード決済かを選択できる。よくよく見てみたら、消費税が10%になったのに、以前のままだったりするものがいくつかあった。

 なんだかんだで、思い出しながらの作業だったため、3時間半はかかってしまった。今日は、製本所を往復したし、途中で集計ミスがあってあれこれ対応に追われたし、早めに床につこうと思っていた。しかも、ちょうど心臓の裏側あたりの背中の筋が、ひどく凝ってしまう症状が出て、椅子に座っているのが辛くなってしまった。

 そんな状態だったので、今日は午後8時40分から、ネットでの将棋の個人レッスンがあったのだが、先生にメールを送ってお休みさせていただくことにした。

 ゴム製の腰痛ベルトを胸から背中に回して固定し、少しでも楽になるような姿勢で椅子に座り作業を続けた。ついでに亡母が未使用のまま遺した、治療用のシートを背中に貼ってみた。そのうちに、凝りもだんだんと消えて、何とか作業に集中することができた。やれやれである。

 数日前は、ファミリー・インテリジェンス研究所の公式サイトに、会員管理ソフトをインストールし、会員登録その他の機能を付け加えた。ここ数年は新しいサイトを設定していなかったので、思い出すのに一苦労した。しかし、これからはサイトの活用が、かなり増えると予測しているので、何とか最新の技術を習得したいと思っている。

 基本的には、数十年間にわたり、クオーク・エクスプレスという、いわゆる編集用DTPソフトを使ってきている。今は、インデザインが主流のようなので、勉強しなくてはいけないと思いつつ、全く手がつけられていない。いわゆる、紙に印刷する資料や単行本は自分で作ることができる。その技術を応用して、サイトのバナーを作ったりボタンを作ったりも、比較的自由にできる。忙しさに紛れてしまっているが、クオークからPDFに変換したり、PDFからJPEGに変換したり等の作業は、そこそこのレベルの事はできると思っている。

 サーバーで新規ドメインを取得し、そこにサイト制作ソフトをインストールする。さらには会員管理ソフト、フォーラム、あるいは決済機能などの様々なを設定することには、慣れておきたいと思う。と言うのも、弊社の絵本の付加価値として、特に自治体向けには、読み聞かせや読書クラブ、さらには高齢の方までを対象にできる様々な創作同人をサポートするサイトを、提供したいと思っているからだ。しかも、運用するにもできるだけ低価格の実費程度で、ご利用いただけるようにしたいと思っている。となると、私自身がある程度作業の全貌を把握し、手伝ってもらうスタッフのトレーニングしなくてはいけない。

 その意味で、もうかなりの老体ではあるものの、基本レベルではあるが、これまでに培った様々な技術をフルに活用し、いろいろな分野に切り込んでいきたいと考えている。

 気がつけば、あと1週間もしないうちに69歳の誕生日を迎える。本当に人生というのは、過ぎ去ってみれば速いものだ、と感慨深く思っている。よく心身を鍛えるという言葉があるが、心の方はかなり鍛えられてきたと思っている。しかし、座りっぱなしの時間がとても長いので、肉体を鍛えることがおろそかになっている。かろうじて毎日歩いてはいるが、腹筋や背筋などを鍛えることも必要だと痛感している。

 次男はジムオタクで、筋肉トレーニングなどについてはよく勉強している。かなり以前に1冊、肉体を鍛えるための手法をまとめた電子書籍をプレゼントしてもらっている。遅まきながら、目を通したいと思う。

 いよいよ、これからが私のリベンジの人生が始まる。何に対するリベンジか、と問われても答えることができない。言うなれば、これまでの怠惰で幽閉的な、つまり一般社会に対しては引きこもり同然の生き方をしてきた私だが、これからは世に出て、これまでの人生で得た教訓や確信を、何らかの形でご紹介させていただこうと思っている。

 69歳にして、ようやくデビューすることになる。誠に遅いデビューだと思う。普通だと、引退・隠居して、悠々自適の、のんびりとした生活を送ろうと考える年齢だと思うが、私は、これからが本当の自分の人生の締めくくりだと思っている。「終活」という言葉があるが、もちろん物質的な余分なものは捨て去ろうと思っている。しかし、私にとっての本質的な終活とは、相続税の対象とならない理念的観念的な遺産を、必要としてくれる方があれば、どなたにでも遺そうと思っている。

 ある程度、思い通りの結果を出すことができれば、我が人生に悔い無しである。佳き人生だったと思いながら、静かに目を閉じられることを、理想だと考えている。

 キリスト教の教えにあるようだが、主が再臨して福千年が始まる時、人は一瞬にして身を変えられ、死を味わうことがない、などとなってしまったら、どうしようか。地上を離れ、静かな世界に我が身を置きたいと願っているのに。

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by hirune-neko | 2020-03-13 01:25 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< そうか、今日は13日の金曜日だ... 血糖値を下げ、決闘値を上げるの... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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