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昼寝ネコの雑記帳

この戦いの本質は、どこにあるのだろうか

Astor Piazzolla - Devant la glace
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 いつもより数時間は早く歩きに出た。断糖宣言後、常食しているアーモンドとクルミが切れたので、マルイの中にあるKALDIという店で、購入した。

 そのまま日課のウォーキングを始めた。今日の読書課題の残りを音声ファイル聴きながら、やはりコロナウィルスの拡散を不気味に感じた。気をつけてはいるが、私だって感染しないという保証はない。

 暗鬱な気持ちで歩いていたのだが、気がついたら、現在最も深刻になっているウィルスとの戦いが、どのような結末になるだろうかと考えていた。

 仮に、中国武漢で発生したコロナウィルスが、中国共産党政府が主導して製造した生物化学兵器であり、世界支配の先兵として送り込む武器だったしても、決して不思議ではないだろう。

 その場合、直接対峙する政府や軍部、情報機関は、中国共産党政府、人民解放軍、情報部などの、ある意味では現実の目に見える対象を監視し、情報収集と分析を行うだろう。それは当然のことだと思う。

 しかし一方で、人から相手にされないのを承知の上で言うが、「神学的インテリジェンス」という視点から見ると、どのように見えるだろうか。一見すると、国と国との戦いである。

 そのような現実があるにもかかわらず、これが、サタン(悪魔)の軍勢と、天の軍勢との最終戦争である、と仮定してみた。

 神学的には、「ハルマゲドンの戦い」という表現がある。かつて、暁の天使と言われたルシフェルが、天から投げ落とされ地上でサタンとして君臨し、地上の多くの人々を悪に誘い、そして多くの人々を苦しめ絶望の人生を送らせる。

 ある程度までは放置されてきたそのような行動が、いよいよ天の軍勢によって、その動きを縛られる時が来た。そう考えると、それはまさしくハルマゲドンの戦いである。

 今日は、久しぶりにピアソラの曲を聴きたいと思った。ダウンロードしているアルバムを眺めていた時、目に留まったのが「armaguedon」というタイトルのアルバムだった。

 このまま読むと、「アルマゲドン」となる。しかし、日本語ではハルマゲドンが一般的な呼称のはずだ。それも宗派によっては、異なるかもしれない。

 ピアソラの作品には、独特の世界があり、現実に立ち向かう強靭な意志を感じさせる。

 私には的確に未来を予測することなどできない。しかし、国家インテリジェンスならば、相手の謀略や策略を見抜き、それに対応する。そして、必要であれば様々な工作活動を行い、さらには軍事行動に出て、自国と自国民を守るだろう。

 一方、ファミリー・インテリジェンスには、一体何ができるのだろうか。もちろん、国家安全保障のように、家庭や個人の安全と平和という側面は重要である。しかし、それと同時に、人間としての内面に蓄積され、最終的には人徳や人格、などと言われる特性を高めることが、人間としての人生の、最終的な安全保障につながると考えている。

 何を抽象的なことを言うのか、と嘲笑されるかもしれない。しかし私は、大真面目である。人間はともすれば、この世の富に目を奪われ、名声や支配欲に翻弄されがちである。それらを克服する事は、決して容易ではないだろう。しかし最終的に、果たして人は死して次の世に、何を持っていけるだろうか。そう考えたときに、本当に自分にとって大切なものは何か、人に何を残せるか、という問いかけを続ける人生は、崇高なものではないだろうかと思っている。

 なかなか難しいテーマではあるが、私が70年近く生きてきて。いまだに道を極められてはいないものの、夜の濃い霧の彼方にかすかに見える、心の灯台が、私にとっての道標となっている。

【参考資料「ハルマゲドン」】
ハルマゲドン(アルマゲドン、ハーマゲドンと表記される場合もある、希: Ἁρμαγεδών、英: Armageddon、日本語では最終戦争)とは、アブラハムの宗教における、世界の終末における最終的な決戦の地[1]。ヘブライ語で「メギドの丘」を意味すると考えられている。世界の終末的な善と悪の戦争や世界の破滅そのものを指す(戦争を終わらせる最後の戦争。一説では大艱難の頂点がハルマゲドンとも言われている)。

 *引用元:Wikipedia

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by hirune-neko | 2020-02-22 22:05 | インテリジェンス | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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