自分で言うのもなんだけど、やはり私は異常人間だと思った 週末の受注データ処理が、どうしても日曜日の夜になってしまう。いろいろ工夫して、せめて日曜日ぐらいは仕事から解放されたいと思っている。しかし、今日はいつもよりデータ量が少なかったのと、私自身もだいぶ慣れてきたので、午前0時前にはギリギリ終えることができた。 l 産婦人科向けの提案書、16ページは一応作成し終えたのだが、後半のページの順番を変えるべきだと感じたので、手をつけようかと思った。しかし、今からそんな作業を始めてしまうと、寝る時間が早朝になってしまいそうなので、少し躊躇した。 その時に、ふと思い出したのが、昨日の英語レッスンのときの先生の言葉だった。新約聖書をギリシャ語で読んでいる、というのにはすっかり驚いてしまった。そこで、私がとった行動は、YouTubeでギリシャ語を学ぶ動画を探すことだった。 最初に目にとまったのは、英語で解説している動画だった。しかし少し探してみると、日本人の講師による日本語の動画が見つかった。しかもその中に、ギリシャ語で新約聖書を読むというテーマの、講座があった。入門編を含めると、全部で21本の動画だった。 以前から、YouTube動画をAiryというソフトでダウンロードし、そのまま動画ファイルで保存したり、あるいは音声ファイルに変換して保存している。そのソフトを使って、21本の動画全てをダウンロードした。そして、iCloud Driveに保存しようと思って開いてみた。 するとそこには、すでに「91.語学」という名のフォルダがあった。おそらくは中が空っぽのフォルダだと思って開いてみた。すると、驚いたことに、14種類の外国語の名前のフォルダがあった。何のために、そんなにたくさんの言語のフォルダがあるのだろうかと、不思議に思った。当然のことながら、中は空っぽだと思った。念のために1つずつ開いてみたら、なんと全てのフォルダには、いくつものYouTube動画ファイルが保存されていた。 どういうわけかギリシャ語はなかった。英語、フランス語、ヘブライ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、ウクライナ語、アラビア語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、ラテン語の順番で並んでおり、最後の15番目に、ギリシャ語のフォルダが追加された。 一瞬、呆れてしまい呆然とした。確かに、ずっと以前から語学学習には興味があった。しかし、複数の外国語を同時学習するのはタブーだと聞いていた。それと、あまりにも仕事が忙しいので、英語以外の語学学習には、全く手が回っていなかった。 それにしても、あわよくば、こんなにもたくさんの種類の外国語を学ぼうとしていたのだろうか。どう考えても、私は正常ではない。潔く異常人間であることを認めざるを得ないと思った。 英語1つだけを、ある程度使えるようになるだけでも、かなりの努力が必要なことを痛感している。それなのに、何を血迷ったのか、こんなにたくさんの外国語に興味を持ってしまっている。もしかして私は、ひょっとして地球人ではなく、宇宙人なのかもしれない。地球の様々な言語のチップを脳内に埋め込み、それで多言語能力を習得できる、などという妄想を持っているのかもしれない。 いやはや、本当に呆れてしまった。呆れたのを通り越して、自嘲気味に笑ってしまった。ご参考まで、以下に掲示するのが、そのギリシャ語の入門編である。 深いため息が出てしまっている。 【ギリシャ語入門講座00 導入】 https://www.youtube.com/watch?v=4PX2o-AyZv8&t=50s *クリックしても開かないようなので、URLをコピーして検索ボックスにペーストし、お試しいただきたい。
by hirune-neko
| 2020-01-27 01:02
| 心の中のできごと
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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