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昼寝ネコの雑記帳

どうすりゃいいのか、思案橋ブルースである

Bill Evans - Here's That Rainy Day (Verve Records 1968)
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 昨日、別れを告げたはずだったiPod touchが、今日はどういうわけか、バッテリーの減りがそんなに速くない。まあまあのコンディションなのではないだろうか。もしかしたら、持ち直したのかもしれない。

 それに較べて、私のコンディションはかなり良くない。まだ午後7時半だが、ヘトヘトである。その理由はなんだろうか。振り返って考えてみたら、どうやらこれが原因ではないかと思いあたる節がある。

 最近、タスク管理ソフトにかなりの時間を割くようになっている。確かに、見落としがないように対応案件を管理するには、かなり便利で有能なソフトだと思う。しかし、タスク管理ソフトというのは、ただ単に今日はこれをやれ、明日からの1週間ではこれこれをやれ、というだけであり、実際に何らかの対応を行うのは、私自身である。・・・それは当たり前だけど。

 つまるところ、いつの間にか私自身が、タスク管理ソフトに管理されているのに気づいた。もちろん、それで良いのだろうが、タスク管理ソフトは、まるで私自身をプログラム管理し、自在に使いこなそうとしているように感じて仕方がない。しかし、これを乗り越えなければどうにもならない。

 そのタスクのひとつである、提案書を送った後の産婦人科院長へのフォローを初めて実行した。送ってくれれば検討しますと言ってくれた、都内のある産婦人科の院長先生に電話してみた。最初の電話には、事務の方から、今診察中ですので対応できません、と言われてしまった。改めて2回目に電話をすると、これから分娩が始まりますので電話に出られません、と言われた。かなり時間をおいてから電話すると、今分娩中ですので対応できません、と言われた。さらに時間をおいて電話をすると、興味があればこちらから電話します、と言われてしまった。いずれも、電話に出た事務の方である。

 個人開業の産婦人科の院長先生は、とても忙しいという事は認識しているが、想像以上のようだ。さて、そのように多忙な院長先生に対しては、どのような戦略でアプローチしたらいいのだろうか。タスク管理ソフトにタスクを書き込みながら、あれこれと思案橋ブルースである。

 ダイレクトマーケティングとか、セールスレターとか、現代的なマーケティング手法は、インターネットが介在していると思う。しかし、産婦人科の院長先生のメールアドレスを把握するなど、至難の業である。しかも、電話がかかってくるのを待機しているような先生など存在しない。

 さてさて、本当にどのようにすればいいのだろうか。半分以上くたびれ果てた頭で、あれこれと思いめぐらしている。つまり、提案書を1回送った程度で、契約が決まるほど甘い世界ではないということを、改めて痛感している。しからば、どのようなフォローが効果的なのだろうか。そんな事はおそらく、普通のマーケティングのセオリーにはないのではないだろうか。

 産婦人科の院長先生は、いわば24時間待機の365日年中無休である。そのような方に電話をして、こちらのセールストークを延々と話をし、聞いてもらえるなどというのは夢物語である。とりあえず、そこまでの認識はできた。

 全く原始的ではあるが、時間的余裕のない相手に対していろいろな言葉を編み、心を込めて関心を惹きつける手紙を書きを送るしかないのではないだろうか。ごく短時間の思案ではあるが、今のところはそのような結論に到達している。

 同じ手法を用いても、受け取られる方の感じ方や考えは十人十色である。したがって、ひとつの決まった手法で全てに通用するとはいえないだろう。しかし、難解な方程式を解くようなイメージだが、こんがらがった紐を解きほぐし、なんとかコミニュケーションができるような環境に持っていきたいと思っている。

 本当に冗談抜きで、今日は朝からタスク管理ソフトにすっかり管理され、私の方が振り回されている。主客転倒ではないかと思う位だ。しかし、その程度の忍耐と努力は必要なのだろうと思う。タスク管理ソフトの手助けによって、全案件を俯瞰し、あれこれ思い巡らすうちに、唐突に閃きが生まれるように感じる。主客転倒などと、妙な意地を張り対抗意識を持たずに、同調しながらパートナーとして、一緒に目標達成の道を歩むべきだと反省している。

 それはそうと、今日もいくつもの政治ブログを閲覧したのだが、一つ気にかかる情報があった。アメリカ・トランプ大統領が、かなり軍事的な手段を採用し始めているようなのである。すでに報道されているように、イランのソレイマニという名の軍人を、テロの首謀者として無人攻撃機で暗殺してしまった。

 その流れで、北朝鮮の金正恩委員長をもターゲットにし、今後の北朝鮮の対応いかんによっては、第二の暗殺事案になるという推論が述べられていた。それと、韓国の文在寅大統領が、中国陣営に組み込まれるか、あるいはあくまでも、北朝鮮との赤化統一に走るか・ ・ ・いずれにしても反日姿勢を強める行動に出るという予測が圧倒的なので、この先日韓関係はどのようになるのだろうか。

 仕事の営業戦略も考えなくてはならないし、激動する東アジア情勢を予測し、どのように備えるべきかを考えなくてはいけない。本当に頭の中がパンクしそうである。単なる試合の予測とは違い、私たちの現実生活に対し、確実に影響が及んでくるような世界情勢である。

 タスク管理ソフトに酷使され、私自身は頭を酷使し、もうこの時間でくたくたである。眠気に襲われてしまっている。まだ午後8時前だというのに。なんて健全な眠さなのだろうか。このまま布団に入れば、おそらく明日の早朝まで熟睡できるのではないだろうか。実際にそのような生活をしてみたいものだ。

 ・ ・ ・しかし、現実はそんな甘いものではなかった。iPadとiCloud driveの同期の解除に関し、やり方がわからなくなって、Appleのサポートに何回か電話した。電話対応の方も手に負えず、スペシャリストと呼ばれる上級のアドバイザーに代わってもらった。結果的には、何とかうまくいった。しかし、iPadとiPad Proの2台を効果的に使いこなすためには、いろいろな同期作業を行う必要がある。結局はこの時間、午前0時43分までかかってしまった。まだ終わっていない。

 しかし、同期作業は、操作の都度、かなりの時間同期するのを待たなければならないので、その作業をしながらこうしてブログを書いている・ ・ ・いや違った、語っている。いつものように、iPad Proに音声変換してもらっている。もちろん、誤変換がそれなりにあるので、最終校正が必要である。

 幸か不幸か、私は辛いとか苦しいとかいうことに対しては、極めて鈍感な人間である。いかにして立ち向かい、乗り越えるかという精神構造しか持ってないようだ。それはそれでいいのではないだろうか。

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by hirune-neko | 2020-01-16 01:42 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< どうやら健全な疲労の極致だったようだ さらばiPod touchよ・・・ >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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