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昼寝ネコの雑記帳

「物を言わぬ日本」から「物を言う日本」への変貌

Los sueños (solo de bandoneón) - Astor Piazzolla
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 いつも訪問しているブログ「徒然なるままに」を開いたら、何か様子が違う。普段とは明らかに表現が異なるタイトルが、ずらっと並んでいる。ブログ主は、国を擬人化した時事小説を書いているが、どうやらこれらは作品のタイトルのリストのようだ。こんなにまとまっているのは、初めて見た。

 いつも感心しているのだが、国際情勢や歴史をしっかり把握し、実態に即した視点でストーリーを組み立てている。また、擬人化された登場人物が、それぞれの国の立場を踏まえて発言している。普通の小説や映画、舞台作品などでは「疑似体験」といい、情緒面や感情面など、心の領域の中に悲しみや苦しみなどが刻まれる。

 それに比べて、これらの作品はどのように総称すればいいのだろうか。私は個人的に、「時事問題の疑似体験」ができると評価している。つまり、様々な社会問題や国際問題の現実を踏まえ、さらには歴史的な経緯や外交上の確執などを視野に入れ、文字通り読者自身も登場人物になって、疑似体験できる作品になっていると思う。

 数えてみたら、30作品がリスト化されている。一気に読むには、少し量が多いかもしれないが、作者も数年がかりで書き上げているようなので、ここ数年間に起きた、様々な出来事を題材にしていると思われる。したがって、普段はなかなかできない経験であるが、読者として疑似体験をすることで、理解や認識を深めることができると考えている。

 以下に、そのタイトル一覧を掲載するので、興味がおありになったら是非これらの力作を、お読みいただきたい。

【ブログ「徒然なるままに」で発表された作品リスト】


 現在時刻は午後9時30分。私にしては、早い時間のブログ記事アップである。夕方の早い時間に歩きに出たのだが、4千歩程度歩いたところで、心臓に不安を感じたため、そこで中断した。

 昨日も今日も、読書課題を音声で聴いていたら、寝落ちしてしまう回数が異常に多かった。おそらく、昨年一年間の疲労が一気に出てきたのではないだろうか。とにかく、気力と集中力を維持して、成果につなげたいと願っている。

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by hirune-neko | 2020-01-02 21:57 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by ちはや at 2020-01-03 02:25 x
昼寝ネコ様

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は様々に応援いただきありがとうございました。
今年も早々にブログ記事のご紹介をありがとうございます。

三箇日のみ特別に公開した時事作品『ものを言う日本』シリーズです。
昼寝ネコ様のブログでご紹介いただいたので、公開期間を5日まで延長したいと思います。

いつも気に掛けていただき本当にありがとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

本記事は昨日の記事と共に転載させていただきます。

ちはや拝
.
Commented by hirune-neko at 2020-01-03 11:21
ちはやさん

コメントをありがとうございます。お忙しい中、毎日の情報更新は大変な作業だと思います。しかし、とても貴重なことだと思いますので、今後もご無理のない範囲でお続けください。

また、創作活動もさらに負担の大きい作業だと思いますが、独自の視点の作品を今後もお続けください。拙稿の転載の件、ありがとうございます。いつもご支援くださり御礼申し上げます。昼寝ネコ
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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