人気ブログランキング | 話題のタグを見る

昼寝ネコの雑記帳

続・「私馬鹿よね、お馬鹿さんよね」

Bill Evans Trio - My Foolish Heart
いつもクリックを有難うございます。励みになっています。


 ようやく難題を解決した・ ・ ・原因は意外なほど単純なことだった。

 昨日の記事で、私の馬鹿さ加減をすっかりさらけ出してしまった。今日はその続編である。自分の馬鹿さのダメ押しである。

 詳しく説明すると、長文になってしまうので、簡単に説明する。昨日は、ほぼ1日中タスク管理ソフトの不具合との格闘に、時間を費やしてしまった。今日もやはり、夕方過ぎまであれこれ試したが、どうにもならなかった。Appleのサポートにも電話したが、アップルの製品ではないので限界があった。

 そこで、タスク管理ソフトの担当者に、詳細な状況説明のメールを送り、回答を待った。どうしても諦めきれず、iPad Pro上のアプリケーションを削除し、新たにダウンロードして試したが、状況は変わらなかった。

 それでも諦められず、再度削除してダウンロードした。その時、ログインのためのメールアドレスやパスワードを入力するのだが、2つばかり自動的に候補の選択肢が出ていることに注目した。これまでは何も不思議に思わなかったのだが。

 しかし、ある種のひらめきがあり、手入力で、メールアドレスと、記憶を頼りにパスワードを入力した。すると、驚いたことに、いくらトライしても再現されなかった、9種類のプロジェクトが、画面上に現われた。

 一体どうしたことなのだろうか。原因をあれこれ考えた。思い当たるのは、無料ソフトの状態で設定したメールアドレスとパスワードを、iPad Proが記憶しており、自動的に入力させようとした。そのため、無料のソフトの方が開いてしまった。実に他愛ないことだが、自動的にパスワードが表示される機能にすっかり慣れ親しんでいるため、そこまで気がつかなかった。まだ疑問点はあるが、とりあえずは解決である。

 便利さと不便利さは裏腹の、紙一重であることを改めて思い知った。

 しかし、このタスク管理ソフトをもう少し使いこなせれば、見落としやうっかりを防ぐことができ、精神的なストレスからかなり解放される見込みだ。

 これまで、何年にもわたっていろいろと試行錯誤してきた。自分で独自にフォームを作って紙に印刷し、処理案件が発生すると一つ一つ記入した時もある。やがて、記入することが追いつかなくなり、正方形のポストイットを購入し、電話で話しながらメモを取ることも試した。しかし、案件があまりにも多いため、整理する時間がなく、パソコンのディスプレイの端に次々と貼り付けたのだが、あっという間にスペースがなくなってしまった。どう考えても、原始的すぎる方法だったと思う。

 もちろんその後、タスク管理ソフトを導入し、優先順位や達成目標期日等、詳細な属性を入力して、管理を万全にしようと試みた。当然のことだが、次々と発生する案件を、そのように丁寧に記録することなど不可能だった。

 ここ数年の試行錯誤を経て、やはり基本に立ち返り、暫定的な方法として紙にメモしたり、ポストイットに書くのは許容範囲だと思うが、最終的にはタスク管理ソフトで、しっかり管理するのが万全な方法だと思う。

 タスク管理ソフトの利点の1つは、時間のある時に自分が視野に入れておくべき全案件について、一つ一つ深く考え、親プロジェクトの下に子プロジェクト、さらには孫プロジェクトのように、すべてをリスト化することにより、忙しさに紛れて、見過ごしてしまう可能性が極めて低くなるという点だと思う。

 夜、床についてから、いつも何人かの特定の人たちに思いを馳せている。電話をしようとかメールを送ろうとか考える。しかし朝になって仕事に追われ始めると、そのよう人達のことをすっかり忘れてしまう。やはり、興味や関心を示すべき相手がいる場合、忘れ去らないようにする努力が、仕事と同等あるいはそれ以上に大切なことだと思っている。


 今日も、そのようなわけで自分の馬鹿さ加減について、再認識した次第だ。しかし、失敗や間違いというのは、その後の対応の仕方によっては、色々と多くを学ぶきっかけになることも事実だと思う。

 今日の続編・「私馬鹿よね、お馬鹿さんよね」は、Bill Evansの演奏するMy Foolish Heartを選んだ。Billie Holidayの歌は歌詞があるので、どんなお馬鹿さんかという具体的な意味は理解できる。しかし、Bill Evansはピアノ演奏なので言葉がない。したがって、個人勝手な解釈だが、Bill Evansの演奏で言わんとしているのは、かなり知的な領域での、愚かさを独白しているように感じる。

 あるいはそうではないのかもしれない。理性や理論では明白な事でも、感情や情緒に流されて、愚かな思いを持ってしまう、という意味があるかもしれない。その辺の曖昧なところが、Bill Evansの演奏の良さなのではないだろうか。

 今日は、あまり体調が良くなかったが、無理して何とか5千歩を歩いた。途中で少し心臓が苦しくなることが、何度もあった。さらには、帰宅してからは珍しく、右のふくらはぎが何度かつってしまった。

 眠るべき夜の時間帯には、ちゃんと寝るようにしたいと思っている。

いつもクリックを有難うございます。励みになっています。
更新を通知する

by hirune-neko | 2019-12-25 00:57 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 個人と会社用の年賀状を仕上げた 私馬鹿よね、お馬鹿さんよね >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 00:17
昼寝ネコ様 お早う..
by ちはや at 08:10
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 00:24
昼寝ネコ様 お早う..
by ちはや at 08:54
ちはやさん コメン..
by hirune-neko at 22:52
記事ランキング
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ