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昼寝ネコの雑記帳

日本アラカルト⑲[北極海航路]のご紹介

Sarah Vaughan ~ Misty
いつもクリックを有難うございます。励みになっています。


 昨晩の印刷トラブルを解決し、床についたのは深夜3時半だった。でも、何とか印刷することができ、細かい修正を加えて、いよいよダイレクトメールの発送を開始するステージとなった。


 いつもお邪魔するブログ・徒然なるままにに、ブログ主の方の作品が掲 載されていた。オリジナルの投稿は、2016年2月26日のようだが、普段はなかなか目にすることのない国際情勢なので、今日はその全文をご紹介させていただく。私自身、知らないことが多かったので参考になった。ある種の、疑似体験をさせていただき、国際的な視点というものを少しだけ、持つことができたように感じる。

 世界は、いろいろな国のいろいろな思惑で動いている、と認識してる。その一端を感じるだけでも、有意義だと考えている。

 明日、11月23日の午前0時で日韓のGSOMIAが期限を迎える。アメリカの政府や軍事関係のトップが説得に訪韓したが、頑として延長に応じないという姿勢が報道されていた。

 しかし、今日の最新情報によれば、さしもの韓国政府も方針を180度転換し、GSOMIAの延長に応じるような論調の内容だった。このまま期限切れを迎えてしまうと、アメリカ政府の韓国焦土化作戦が、いよいよ現実的になってしまい、韓国という国自体の消滅の危機という現実に直面していることが、広く認識されたのだろうと思う。いずれにしても、現在の日本の安倍政権は終始毅然とした態度で臨んできたように感じられ、それはそれで良かったのではないだろうか。


 では、少し長文ではあるが国を擬人化した「国際時事小説」をお読みいただきたい。いつもながら、著者の筆力には感心している。


●日本アラカルト⑲[北極海航路]2019/11/21 23:48
(2016年2月26日 投稿作品)

[皆様へ]

◆拙作を御訪問くださりありがとうございます。
下記資料に基づき執筆しています。ほとんど資料の内容を、各台詞として振り分けたようなお話しですそれでも構わないとおっしゃる方は、このままお進みください。

■北極評議会(AC:Arctic Council)概要 | 外務省

■地球に開通した新しい"道" - 北極海航路をめぐる現状 (1/3) | Telescope Magazine

■コラム018 | 海上自衛隊幹部学校

-…-…-

[北極海航路]

2016.2.19 
【欧州 EU首脳会議、イギリスのEU離脱回避で移民制限など改革案を全会一致で合意】

2016.2.20
【英国のキャメロン首相は20日、欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票を6月23日に実施すると表明した】


英:キャメロンの奴、何考えてんだ!?EU残留の是非を問う国民投票は、2017年末までに実施する公約だ。まだ、2年近くあるっていうのに。悪い、先に失礼する。

アーサーは、舌打ち混じりに席を立った。

米:何だい、アーサー、EUを離脱することに決めたのかい?

英:女王は離脱に反対している。ドイツでの大統領晩餐会で、反対表明のスピーチをしている。政治に口出しをしない立場の女王が、敢えてその禁を犯したその心情を、俺が一番よく理解している。

瑞:我輩もスピーチの件は聞いている。しかし、あの時と今ではEUの事情は様変わりした。フランスで中東移民テロがあったばかりだ。ドイツでも16州で中東難民集団犯罪が起きた。共にその犠牲者の数を思えば、イギリス国民の気持ちは理解できる。グローバル企業を利するだけの『シェンゲン条約』を破棄し、国境ゲートを閉鎖することを我輩は勧めるのである。

英:移民の抑制は喫緊の課題だ。英国民は、移民に仕事を奪われるからと、移民に反対している者も少なくない。社会保証のタダ取り、いいとこ取りに不満を抱く国民も多い。その上、テロの恐怖が付き纏う中東難民の大量流入への不安感は大きい。国民の意志が、EU離脱を望むなら、それを受け入れるしかない。
だが、去年5月の総選挙で再信任を得てまだ一年だ。5年の任期があるのに、何を急ぐことがあるんだ?EUも100%の解答ではなかったが、ほぼ全面的にイギリスの要望を認めた。イギリスは独自政策を実行する権限を得たんだ。その政策を進めてからでも遅くない。何故、国民投票を急ぐのか、俺には理解できない。

普:キャメロン英首相は、EU離脱を回避するよう国民に呼び掛けているようだが、なあ、アーサー?それって、お前の得意な二枚舌じゃねえのか?本音では、面倒臭いEUの縛りから解放されて、独自路線に戻りてえってことじゃねえのか?
国民の意志だから仕方ねえ。そういう方向に持って行きたいんじゃねえのか?

英:さあな、俺にもキャメロンが何を考えているのかわからない。だが、イギリスがEUを離脱したら、『AIIB』と同じことになるかもしれないぞ。『ドイツ第四帝国』も終わりだな。フフン

普:フン、素より手前えなんざお呼びじゃねえんだよ!ヨーロッパにイギリスは含まれちゃいねえ、って何度言やぁわかるんだ?イギリスは、ヨーロッパの為に何の役割も果たしちゃいねえ。『栄光ある孤立』を誇って島に籠もっていたんなら、これからも籠もっていろよ。お邪魔虫なだけの手前えなんざ、ヨーロッパには必要ねえんだよ!

英:なっ、手前え、亡国のくせしやがって!

日:ちょ、イギリスさん!

アーサーがギルベルトの胸倉に掴み掛かった!菊が慌てて二人の間に分け入った。
どういった加減か、菊の手がギルベルトの胸倉を掴むアーサーの手を掬い上げると、あっさりと手は離れた。

英:日本…

菊がギルベルトを背にかばうように立ちはだかった。

英:お前もかよ…

日:ごめんなさい、イギリスさん…

初めて同盟を組んだ相手だった。20年の蜜月を捨て、欧米サイドに組し、日本を敗戦へと追い込んだ。

『一度(ひとたび)手放した手を、再び結び直すことは難しい』

菊が、いや、日本自身が、雄弁に物語っている…

アーサーは、何も言わず踵を返すと、無言のまま立ち去って行った。

日:アーサーさん…

普:…菊、悪かった、理性を欠いちまったぜ。

日:私こそ、余計なことを…

普:……
日:……

米:仕方ないから、俺が後で慰めておくんだぞ。アーサーのスコーンが食べたいんだぞ、と言えば大喜びで作ってくれるんだぞ。あの人は色々と面倒臭いところもあるけど、案外単純なんだぞ。

俺に任せておきなよ、と二カッと笑うアルフレッドに、菊はお世話をお掛けしますと頭を下げた。俺様も言い過ぎた、言ったことは間違っちゃいねえけど、煽ったのはのは悪かったと伝えてくれ、と俺様振りは変わらないギルベルトであった。

加:ちょっと、アルフレッド、アーサーさんにまた何か言ったの?物凄ーーく暗かったんだけど?

米:マシューかい、待っていたんだぞ。

日:あ、あの、カナダさん、それは…

米:そんなのいちいち気にしなくていいんだぞ、マシュー。それより、君だけかい?

露:僕もいるよ、フィンランド君もね。

日:フィンランドさん、お久しぶりです。

日本は立ち上がりフィンランドを歓迎した。

芬:日本さん、お会したかったです。

歴史的な友好国である日本とフィンランドは、今にもハグ仕合わんばかりの親しさでにこにこと近況を尋ね合っている。

露:日本君、僕には挨拶してくれないのかなぁ。

日:何をおっしゃいます、ロシアさん。空自の皆様が、毎回お出迎えしているじゃありませんか。

露:あー、そう言えばそうだね。毎回律儀に出迎えてくれなくてもいいのに。
働き過ぎだよ、またには休むように言ってくれると嬉しいなぁ。

日:我が国の礼儀正しさは世界が認めるところですから。ロシアさんが我が国を訪問するのを遠慮してくだされば、いちいち出迎えなくて済むんですけどね。

日露の間に何やら黒い靄が…

米:ヘイ!悪のロシア、日本を虐めるのは止めるんだぞ!

露:アルフレッド君こそ、僕と菊君の邪魔をするのを止めてくれないかな?5月に菊君のところの首相が僕の家に来るのを、止めさせようとしているようだけど?本当に君っていちいちうるさいよね。あんまりうるさく言うなら、北方領土を返還して露日平和条約を結ぼっかなぁ。

日:えっ、本当ですか、イヴァンさん!ちょっと、アルフレッドさん、もっとうるさく言ってもらえますか!

米:えー…、なんだぞ。もういいから、君たち席に着きなよ。フィンランド、他の北欧メンバーはどうしたんだい?

芬:北欧会議中です。僕も出席するはずだったのですが、ロシアさんと擦れ違いざまに拉致されて此処に来ました。

露:アルフレッド君からの召集なんて、ろくなことがないから嫌なんだけど、『北極海航路』の話だっていうから、仕方なく来てあげたんだよ。

瑞:北極海航路の話しであるか。興味深いが、我が輩は遠慮するのである。

普:俺様も遠慮するぜ。

米:待ってよ、ギルベルト。スイスはともかく、ドイツはオブザーバー参加国なんだぞ。弟の代わりに参加してくれていいんだぞ。勿論、スイスにもオブザーバー参加して欲しいんだぞ。

席を立っていたバッシュとプロイセンは、お互い顔を見合わせると再び腰を下ろした。

【北極評議会(AC)】
1996年9月19日
「オタワ宣言」に基づき、ハイレベルの政府間協議体として設立。

【目的】
北極圏に係る共通の課題(持続可能な開発、環境保護等)に関し、先住民社会等の関与を得つつ、北極圏諸国間の協力・調和・交流を促進すること。

【加盟国】
北極圏諸国(AC)8ヶ国
カナダ、デンマーク(グリーンランド及びフェロー諸島を含む)、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデン、米国(加盟国は上記8北極圏諸国に固定)

【常時参加者(PP)】
北極圏諸国に居住する先住民団体(現在6上限7)

【オブザーバー】
非北極圏諸国12ヶ国(フランス・ドイツ・ポーランド・スペイン・オランダ・英国・日本・中国・インド・イタリア・韓国・シンガポール)

米:オブザーバー参加国の中にお邪魔虫が若干名いるけど、こんな感じなんだぞ。

瑞:北極海航路開拓の利点は何であるか?

米:北極海航路を開拓する利点は大きくいって3つあるんだぞ。1つ目は、コストの削減。一般的な南回り航路、マラッカ海峡を通りスエズ運河を通るルートと比較すると、航行距離は平均6-8割程度に短縮されるんだぞ。すなわち、燃料費が大幅削減できてるんだぞ。2つ目は、航行日数の短縮。北極海航路は、砕氷船のエスコートや流氷などの問題もあって、南回り航路よりも速度は落ちるけど、それでも日数の短縮になるんだぞ。

日:アジア-オランダ間で、スエズ運河航路と北極海航路を比較した場合ですが、例えば北海道の港湾から出航し、南回り航路でスエズ運河を経由すると29日間掛かりますが、北極海航路を利用すると19日間で済みます。10日間の短縮の経済的利益は、勘案するまでもないことだと思います。

米:3つ目は安全性。南回り航路では、3つのチョークポイント(重要な航路が集まっているエリア)を通過する必要があのは知っているだろ。海賊の出現エリアのソマリア沖とアデン湾。幅が狭くて浅瀬で、海賊も出現しているマラッカ・シンガポール海峡。テロのリスクを抱えているホルムズ海峡。北極海航路はこうしたリスクが無いのが大きな利点なんだぞ。

加:タンカーや輸送船が大型化する傾向の中で、パナマ運河だけに頼るのは難しい状況だものね。第2パナマ運河を建設中だけど、北極海航路の利便性とは比較にもならないからね。

露:ロシアは北極海に面した地域を軍事的要衝と考えていんだけど、氷の海が常に『障壁』として立ちはだかっていたんだよ。でも、北極海航路が開拓されれば、広大な国土の西と東を海を介して繋ぐことができるようになるんだぁ。ロシアにとっては、ソ連邦時代からの悲願なんだよ。ねっ、菊君、モスクワが近くなるんだよ、嬉しいでしょ?

日:(ゾゾッ) み、身の危険が増したような気がしますよ、ロシアさん。

米:ヘイ、ロシア!弱い者虐めは止めるんだぞ!

露:弱い者って誰のこと?日露戦争で僕に勝って、アメリカ君ともガチで戦争した日本君のことじゃないよね?

米:何だい、第二次日露戦争をしたいのかい?また負けて恥を掻くことになるから止めた方がいいんだぞ。

露:アルフレッド君て、本当に生意気だよね。コルコルコルコル(呪いの呪文)

米:無視して次なんだぞ。北極海航路の今後を左右する大きなポイントが2点あるんだぞ。一つは『開拓した航路』が今後も持続、或いは拡大していくかどうかなんだぞ。

加:これからも氷が減少し、夏の無氷期間が拡大していくのか?それとも気温上昇がそれほど進まず、氷の融解も進まず、『航路』も拡大していかないのか?温暖化という地球規模の気象現象は、北極海航路にとっては有り難いんですけど、世界中の気象異常を考えれば、痛し痒しなんですよね。

米:もう一つは、ままだ確立したとは言い難い、北極海に関する国際的な枠組みと仕組みをどう整備し、航行の自由をどう確保していくか、ということなんだぞ。

芬:現状では、ロシアさんが通行の許認可権を握っているも同然です。はっきり言って、航行の自由があるとは言い難い状況です。

露:僕の家の子になれば、いいんだよ。いつでも歓迎するよ、フィンランド君、日本君。

日:謹んでお断りします。先ずは、北方領土の返還と、平和条約の締結を…

米:心配ないんだぞ、日本、フィンランド!北極海沿岸国は、2008年にイルリサット宣言を採択しているんだぞ。北極海には既存の国際法の枠組みが適用され、北極海のための新たな法的枠組みの策定は必要ないというコンセンサスを共有しているんだぞ。

日:北極海は特定の国家の管理下にあるものでは無く、また南極のような大陸でもない。北極海はその名の通り、国連海洋法条約などの海洋法が適用される『海』である。海洋法の規定では、陸地から12海里の領海以外は公海とされ、船舶の航海については『公海自由』の原則が適応される、でしたね。

露:ただし、氷で覆われた水域については、『沿岸国が特別なルール設定をしてもよい』という例外規定があるんだよ。だから、北極海は実質的にロシアのものも同然なんだよ。

【沿岸国特別ルールを利用して、北極海航路で大きな存在感を示しているのがロシアである。ロシアは北極海航路の航行については、事前の届け出と原子力砕氷船の同行を義務付けている。北極海航路は、事実上ロシアの許可がなければ通ることはできない】

米:だから、君は悪のロシアなんだぞ。

加:まあまあ、アルフレッド、落ち着いて、カナダ経由があるじゃない。僕は国際ルールをちゃんと守って、皆さんの為に北極海航路を安全なものにするよう頑張っているんですよ。砕氷船を新たに4隻建造中だし、北極海方面軍も増員しているんですよ。日本さんもカナダ廻り航路をよろしくお願いしますね。

日:心強いですカナダさん。資金と技術は我が国にご相談ください。カナダバージョン特別プライスでご協力させていただきますよ。ホクホク

露:菊君、ロシアもよろしくね。

日:北方領土返還が先ですよ、ロシアさん。ニコニコ

露:コルコル…

普:菊、喜んでいる場合じゃねえだろうが。北極海航路が現実的なものになったら、日本の安全保障上の大問題だぜ。海上保安庁も海上自衛隊も、益々大変な事態になるぜ。その辺、ちゃんと考えてんのか?

日:防衛省の方では問題点を抽出して考えてはいるようですが、政治的には表立っては協議されていないようです。

瑞:具体的にはどの様な問題があるのだ?

日本:マラッカ海峡を通過していた近隣諸国の船が日本海に向かうことになります。すなわち、日本の周辺海域、特に対馬・津軽・宗谷の3海峡や、日本の太平洋側など、我が国周辺海域が、近隣諸国にとっての新たな『北極海シーレーン』の出入り口となるということです。このため、我が国が、日本周辺から中東にかけてのシーレーンに沿った海域で様々な軍事活動を行っているように、近隣諸国の艦艇が、『自国のシーレーン防衛』を理由に、我が国周辺から北東の海域で活発に活動する可能性が出てくるという懸念があります。

瑞:ウム、それは厄介なことになりそうだな。China辺りに色々な口実…、いや、こじつけで、好き勝手されそうであるな。

日:手癖足癖ついでに口の悪い近隣諸国ばかりですから、海上保安庁は素より、海上自衛隊の増強増員は喫緊の課題です。海上自衛官2万人余りでは、到底賄(まかな)い切れるものではありません。

普:その上、砕氷船『しらせ』だけじゃどうにもなるめえ。ロシアが現状義務づけているように、商船だろうと艦船だろうと、砕氷船のエスコートは必須だぜ。

日:はい、その点が頭の痛いところでして。『しらせ』は南極に専念させるので手一杯です。万が一の北極圏での捜索救難活動や、シーレーン警戒監視を行う必要が出てきた場合の想定も考えておかなければなりません。北極海航路で海上自衛隊艦隊の自由行動を確保する為には、砕氷護衛艦の建造、潜水艦探査能力や通信網の改善、後方基地の確保など数多の課題を解決していかなければなりません。当然、莫大な費用と月日が掛かります。だからと言って、現実的な方向で考え取り組まなければ、国益をみすみす見逃すことに成り兼ねません。

米:その点は、アメリカも同じなんだぞ。大型と中型の砕氷船が1隻づつしかないんだぞ。

露:フフ、アメリカ君に勝ったよ。ロシアは大型砕氷船を4隻保有しているんだぁ~

米:というわけだから、日本、『思いやり予算』の増額をよろしく頼むんだぞ。

露:北方領土は返さないけど、日本君の資金と技術供与はいつでも受け付けているからねぇ~

日:却下!却下!

日本こと本田菊は、即座に裁定を下すと、その勢いのまま立ち上がりプロイセンとスイスの手を握った。

日:お二人にご相談が。

菊の勢いに気圧されて、思わず立ち上がった二人に、菊はにっこり笑い掛けて言った。

日:スイスさんには『中立国』の手解きを。師匠には、私のアドバイザーに。

瑞普:はあっ!?

米露:えっ!?

日:北極海航路は目指さず、『中立国』を目指すことにします!

宣言するようにそう言うと、菊は踵を返して歩き出した。二人が左右に並んだ。

日:ところで、スイスさん?領空領海を犯した相手には、問答無用でミサイルをぶっ放してよいものでしょうか?

瑞:全く問題無しなのである。

日:では、師匠…

普:ケセケセケセケセ…

米:えー、菊ぅー、君がいないと困るんだぞーーっ!

露:コルコルコルコル…


一個人の戯れ言です。
決して鵜呑みにはなさらないでください。
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by hirune-neko | 2019-11-22 23:44 | 創作への道 | Comments(2)
Commented by ちはや at 2019-11-23 17:49 x
昼寝ネコ様

こんにちは。
激しい雨続きですが、お身体の調子は如何ですか。

拙作のご紹介をありがとうございます。
古い作品でしたのでこっそりと投稿し直したのですが、
昼寝ネコ様のお目に留まるとは思っておりませんでしたので、
ブログを訪問して驚きました。

でもやはり、他の方のブログでご紹介いただけるのは嬉しいものですね。
いつも気に掛けていただき本当にありがとうございます。

ちはや拝
Commented by hirune-neko at 2019-11-23 19:07
ちはやさん

いえいえ、国際政治の舞台を疑似体験できる、
数少ない貴重な作品だと思っています。

お忙しい毎日とは思いますが、創作活動は
ぜひお続けになってください。 昼寝ネコ
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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