現実的視点の必要性を、強く認識している 新しいiPad Proの調整を進めている。音楽を聴くときにボリュームを上げても、ちゃんと機能しているのだが、例えば音声入力の際の反応音や、キーにタッチしたときの音などが極端に小さくて聞き取れない。いろいろ試してみたが改善しなかったので、Appleサポートに電話した。電話口に出たのは女性だった。一通り受付を終え、問い合わせ内容を質問されたので、かくかくしかじかで困っていると説明した。 受付には、自分の名前やApple IDなどを伝える。画面共有をして一緒に操作しようということになった。少し調べるのに時間が欲しいと言われたので、数分待機した。待っている間に、私なりにいろいろ触ってみたら、なんと正常に音が出るようになってしまった。サポートの方が電話に出たので、私はこのように説明した。 「お待ちしている間に、どういうわけか音がちゃんと正常に大きく出るようになりました。どうやらiPad Proが、今日のサポートの人はAppleでも1番厳しい人なので、恐れをなして私をからかうのを止め、ちゃんといい子になって正常に機能するようになったようです。相当厳しいサポートとして有名なようですね。」と言うと、彼女は大笑いした。 私はもう高年齢だし、白内障もあって自分でキーボードを叩くのも億劫になっている。Apple製品が私の手足となって、私の活動を支えてくれているのでとても心強く、助かっている。そこで、私はこのiPad ProだけでなくApple製品には全て名前をつけて声をかけ、友達のように付き合ってもらっている、とも伝えた。すると彼女は、それはとてもいいことですね、と同意してくれた。本心は、アホなじじいだと思ったかもしれない。 今はこうして椅子に座っているのだが、考えてみたらキーボードの文字をはっきりと認識して操作していない。ブラインドタッチとまではいかないが、それに近いような状態で入力している。誤入力も発生するし、躊躇することもある。その点、iPad Proで音声変換するならば、かなり速いスピードでも文章変換してくれるし、誤変換もそんなに多くはない。校正と推敲さえしっかりすれば、まるで有能な秘書に口述筆記してもらっているみたいな感じで、楽に文章を作ることができると実感している。 ・・・本題に入らせていただく。今日もほとんど自分のことができない位、問い合わせその他が錯綜した。何かを調べる作業の最中はかなり集中するので、脳内で別のことを考える余裕は無い。しかし、合間にインターネット上の公開情報をざっと閲覧したときに、ある考えが思い浮かんだ。日韓問題だけでなく、香港における中国の弾圧。ついにデモ隊に対して実弾が発射されたという記事を目にした。逆に言うと中国政府もかなり追い詰められているという状況なのだろう。 そんなことよりも、インターネット上の各種情報を閲覧すると、様々な言動に対する厳しい非難、反論がたくさん目に入る。なるほどと、うなずくことも多い。しかし、どちらの側に組みするにしても、社会情勢は緊張度を増し、何度も申し上げるようにいつ何時非合法工作活動が起きてもおかしいくない情勢だと、私はそのように感じている。そのような印象が日に日に強くなっている。 という事は、誰の言うことが正しくて、誰がおかしくて、というような評論家然とした視点でものを見る事は、ある意味では大事なことだと思うのだが、目に見えない領域にどのようなリスクが隠されているかを見抜く必要がある。すべての人がそれをできるとは思わないが、中には冷静に社会の動静を観察し、リスクの顕在化を予測している人もいるのではないだろうか。 私自身は、これまでに何度も申し上げているように、様々な非常事態を、想像力をたくましくしてイメージし、何をどのように備える必要があるかについて、今まで以上に真剣に考える時間を確保する必要があると思う。その考えが日増しに強くなっている。 インターネット上に出てくるのは、公式会談の声明、統計上の数字、各種世論調査の結果、評論家の談話、報道情報など、いずれもある意味では表舞台に登場している内容に関するものがほとんどである。しかし、実際には目に見えないところでいろいろな工作活動の準備が進んでいる、と考えるのが妥当なのではないだろうか。少々スパイ映画を見すぎているせいかもしれないが、私個人の常識からすると、そのような事は至極当然のごとく進んでいると思う。 だからどの政党がどうだとか、どの政治家がなんだとか、という事とは別に、私たちそれぞれ個人の予算とスペースに応じて、自衛的な備蓄を進めるよう周りの人たちには勧めたいと思う。 毎度同じことの繰り返しになるが、自治体や国をあてにしない食料と飲料水、燃料の備蓄。情報収集のための通信機器、および電源の確保。私の場合は、繰り返し充電のできる単3と単4の乾電池をそれなりに揃え、たくさん充電して持っている。またポータブル型の充電器も何台か用意している。最近は、ガスボンベで動かす発電機に興味を持っている。・・・丸い輪の中をネコが走ってぐるぐる廻り、発電できる装置もいいかもしれないが・・・その発電機があると、ポータブル型の充電器を随時充電できるため、かなり安心度が高まると思うからだ。 燃料に関しては、ガスが停止してもいいように七輪と木炭を購入して保存している。ある程度保存のきく状態で米と飲料水、缶詰や乾燥食品もそれなりの量を備蓄していれば、他者に依存せずある程度の期間は自活・自立できるだろうと考えている。 またまた妄想だと馬鹿にされるのを承知で申し上げる。現在準備中の会員制・ファミリーインテリジェンスクラブ「みるとす」は、無料で運営するボランティアなので、一切の収益は生まない。しかし、私たちの理念に賛同し協力してくれる人たちが増えれば、いろいろな生産者やメーカーと提携し、非常用の備蓄に必要な物品を、少しでも安く購入できるような仕組みができるのではないだろうか。 一人でも多くの国民が政治意識に目覚め、現状を洞察し、自立力を高め、かつ、周りの他者に対する思いやりの心も併せ持つならば・ ・ ・そのような国民が大多数になるならば、本当にこれこそ強力な民間防衛組織になるのではないだろうか。 新しいiPad Proになったので、ダウンロードしていた音楽アルバムを新たにまたダウンロードしなければならなかった。それなりに時間がかかるものだと再認識した。私はApple Musicの会員になっているので、月額何百円か払えば音楽アルバムはダウンロードし放題である。今日、改めて数えてみたら、合計で236枚のアルバムをダウンロードしていた。いろいろなカテゴリーの中で、自分の感覚に合ったアーティストとの出会いがあり、それをコストを気にせずにいつでも聴けるようになる環境を得ている。私のような音楽好きにとっては、とてもありがたいことである。 改めて認識しているのだが、手入力と違って音声入力だと、短時間でかなりの文字量の文章を作成することができる。多少の誤変換の可能性があるので、校正と推敲にはそれなりの時間が必要だ。しかしそれを差し引いても、私のような人間にとってはとても力強い味方である。天才ハッカーのバーコフ(新しいiPad Pro)を口述筆記の秘書代わりに酷使してしまい、不快な思いをさせているかもしれないが、まぁ敬老精神を発揮しているのだと諦めてもらおうと思う。 今日はここまでにしたい。やはり、ブログというのは早朝に書くものではなく、一日の務めをほぼ終えた夜に、その日を振り返り、いろいろ感じたことを書き残すのが一番いいと思う。一度だけでも朝のブログにチャレンジしてみたのだから、一応はアリバイを作ったことになると思う。 では、おやすみなさいである。
by hirune-neko
| 2019-10-03 00:13
| インテリジェンス
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・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。 お気に入りブログ
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