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昼寝ネコの雑記帳

そうか、そういうことだったのか・・・

Stolen Child - Loreena McKennitt With Lyrics
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 ここ数日の公開情報を、見出しだけ追っていたのだが、いかに鈍感な私にでも見えてきたことがある。今日は日本から韓国への輸出制限が発動されたことに絞って、妄想話をさせていただく。町内のご隠居さんが将棋を指しながら、時事評論家気取りで話す戯言だと思って、聞き流していただきたい。

 引用する公開情報はすべて、ブログ・徒然なるままに、で紹介されていたタイトルを参考にさせていただいた。無断引用はであるが、お許しいただきたい。
徒然なるままに:http://mblg.tv/42411914/
 ブログ・徒然なるままには、タイトルを流し読みしただけでも、国内外の主要な動きを把握できるという労作である。まるで、現代のインターネット「かわら版」である。


 近所のご隠居さんと私が、いつものように将棋を指しているシーンを想像しながらお読みいただきたい。余裕たっぷりのご隠居さんは、私が必死になって次の手を考えているのを尻目に、あれこれの時事談義を始めるので、集中できない私にとっては、いい迷惑である。

ご隠居:おやおや最近は序盤から、しっかり時間をかけて考えるようになったね。腕が上がった証拠だよ。まあ、下手な考え休むに似たり、ともいうがね。ガハハ・・・

昼寝ネコ:ん〜(必死で考えている)

ご隠居:しかしなんだね、とうとう韓国も、いつしか遠くに去りにけり、の国になってきたようだね。家内の友だちなんて、もう還暦になるというのに、今でも韓流ファンでさ、秋口には韓国旅行を予定しているらしいんだよ。それまでに渡航自粛にならないといいけどね。しかしなんだね、日本政府もずいぶん強気に転じたもんだね。輸出管理上の措置と言ってるが、実質的には韓国のIT製品製造業界にとっては致命的で、調達できないと困る物資のトップ3がモロに対象になっているそうじゃないか。綿密にリサーチしてたらしいね。日本政府も、強気に出ることもあるんだなって、驚いたよ。・・・おや、ここでいきなり角道を開けるなんて、随分強気な手だね・・・ん〜。

昼寝ネコ:いえいえ、成立するどうか分かりません。

ご隠居:これでどうだね。売られたケンカは、買わないわけにはいかんだろう。・・・韓国政府やマスコミだけでなく、一般大衆までもが、「日本政府が徴用工賠償判決に対して反発し、経済制裁してきた」といって、反感を強めているようだねぇ。しかしね、経済制裁という攻撃的な事案ではなく、これまで優遇されていたホワイト国のリス路から外して、輸出手続きを普通の状態に戻すというだけの話なんだよね。それなのに、韓国政府は特使を日本に送って制裁解除を要請したり、外交部のトップが渡米し、日本政府が不当な貿易規制をあひたから回避を仲介してほしいと、頼みに行ったらしいね。しかしだね、アタシが思うに、安倍ちゃんは事前にトランプ大統領に何も相談せず、独断で走り出すようなタマではないさ。綿密に打ち合わせて、了解を得て動き出しているのは間違いないね。

昼寝ネコ:ご隠居の番ですよ。

ご隠居:おおそうか、失礼したね。・・・フムフム、そういう手があったか。ん〜、なかなか考えた手ですな。うっかり見逃すと、とんでもないことになるところだった。・・・よし、これでどうだ!・・・これはあくまでもアタシの想像だがね、アメリカの情報当局は韓国と北朝鮮、さらにはイランや中国との秘密裡の関係を、かなり把握していると見てるんだよ。国家安全保障局の大規模通信傍受システムで、韓・朝・中・イラン間の膨大な量のメールや電話の会話記録を収集・分析し、裏で何をしているかをすっかり把握していると見るね。さらにはCIAが韓国政府や主要企業内に協力者を確保し、機密情報を得ていると思うんだよね。その結果、フッ化水素など軍事転用が可能な物資が、韓国で行方不明になっていたことを把握したのではないかと思うねえ。で、その機密情報がトランプ大統領の指示で、秘密裡に安倍総理に開示されたと思うんだよ。軍事偵察衛星の画像など,確たる証拠を見せられたため、安倍総理も韓国をホワイト国リストから外し、当然の帰結として輸出手続きをそれまでの優遇から、普通に戻しただけで、制裁でもなんでもないのに大騒ぎしている。それほど韓国にとっては致命的な背景があるということなんだろうね。自民党の萩生田光一さんが、「(韓国の化学物質の)行き先が分からない」と、公然と言ってるそうだが、明らかに軍事転用物質が、日本から輸出したはずの韓国から、北朝鮮やイランに渡っていたということなんだろうね。さらに中国の核ミサイル開発技術が北朝鮮に供与され、中国は労せずして日本に核の恐怖といいうプレッシャーをかけつづけることができる。その裏情報を日米両政府が共有するようになったということなんだろうね。オバマやクリントン政権では、絶対に成り立たない本当の意味での安全保障関係が、安倍ちゃんとトランプ大統領によって構築されたと言っていいんじゃないのかね?

昼寝ネコ:あの〜・・・。

ご隠居:ん?アタシの番?・・・あら?

昼寝ネコ:詰んでると思うんですけど。

ご隠居:・・・あらら?ホントだね。こりゃ参った、いや参りました。投了です。いやあ、随分強くなりましたねえ。

昼寝ネコ:いえいえ、まだまだご隠居の足許にも及びませんよ。ご隠居が政治談義を止めて、本気になって盤面に集中したら、私なんてとてもかないませんよ。

ご隠居:そうかいそうかい、そう言ってくれると嬉しいよ。でもね、日韓関係はこれまでになく、後戻りのできない深刻な状況になっているのは間違いないんだから、昼寝ネコさんも詰め将棋ばかりやってないで、毎日朝晩の2回ぐらいは、ブログ・徒然なるままににお邪魔して、せめてタイトルだけでも流し読みするようお勧めするよ。敵国の走狗もどきの反日テレビや新聞に時間を割くよりも、ずっと実体を知ることができるよ。


 ・・・ご隠居が政治談義に夢中になっているときは、なんとか勝てるようにはなった。しかし、本気で集中されると、まだまだ足許にも及ばない。それほどご隠居の棋力は侮れない。せっかくのご隠居の助言なので、「いえ、私は徒然なるままにを、何年も前から毎日5度は訪問して内外情勢の把握に努めています」とは言えなかった。おうじき100歳になるご隠居なので、せめて花を持たせる配慮はすべきだと思ったからだ。・・・私は、なんて敬老精神溢れる人格者なのだろうか。
 
 今日は休む間もなく作業に追われ、かなり消耗したが、なんとか連続で5500歩を歩いた。そして簡単にブログを仕上げ、早めに休むつもりだった。しかし、選曲している最中に、上記のような将棋の対局シーンが思い浮かんでしまった。そして、書き始めると止まらないという重篤な病が発症し、とうとうこんな文字量になってしまった。

 でも、文章を書くことが最も自分に適した仕事だと、改めて再認識している。言葉が思い浮かび、脳細胞がそれを消化し、指がキーボードを叩ける限りは、最後の最後まで書き続けたいと希望している。

 あくまでも使命感に基づく自己満足であり、人からの評価や賞賛とは距離を保ち、ただひたすら細く長い道を孤独に歩き続けたい。・・・ちょっと格好をつけすぎたかもしれない。

 でも、ノーベル文学賞だったら有難く頂戴しようと思っている。(笑)

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by hirune-neko | 2019-07-10 00:55 | インテリジェンス | Comments(2)
Commented by ちはや at 2019-07-11 08:51 x
昼寝ネコ様

クスリと笑える愉快なお話をありがとうございます。
これだけブログ名を連呼されると気恥ずかしいものですね。

現代のインターネット「かわら版」とは…
大層なネーミングをいただきありがとうございます。
いただいた名に恥じぬよう精進して参りたいと思います。

事後ですが、ブログ転載させていただきました。



ところで、ノーベル文学賞への推薦はどのようにしたらいいのでしょうか?
日本語の推薦文では受け付けてもらえないでしょうか?

(日本語ならなんとか書ける)ちはやより
Commented by hirune-neko at 2019-07-11 15:15
ちはやさん

コメントをありがとうございました。でも、本当に現代のかわら版だと思いますよ。大変な労力と時間を割いていらっしゃるのがよく分かります。私自身、日に何度かお邪魔し、内外の動向を把握する助けになっています。

ノーベル文学賞は少なくとも単行本を何冊か出す必要があるようです。当たり前ですよね。そしてさらに作品に加えて、何らかの要素が加味されると思います。私の場合は、ちょっと特殊な生き方ですので、おそらくはノーベル文学賞と平和賞のダブル受賞になると予測しています。・・・大爆笑 昼寝ネコ
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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