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昼寝ネコの雑記帳

グッバイ、オーギー・・・さらば友よ

Eliane Elias - Time Alone - Dreamer (2004).wmv
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 いつの頃からか、パソコンやプリンターに名前を付け、起動時と電源を落とすときには、ひと声かける習慣が続いている。

 キャノンのインクジェットプリンターは、同じ型の2台を並べて使っている。3年ほど使用している古い方の1台には、オーギーと名付けた。出典は、アメリカのテレビドラマであるニキータで、そこに登場する天才ハッカーの名前を拝借したものだ。

 そのオーギーの動きが不調になり、キャノンに相談した。あれこれ検討したが、商品を印刷する社内のプリンターを新調し、そのお古を譲り受けて、オーギーには引退してもらうことになった。

 電源ケーブルとプリンターケーブルを抜き、外に出した。しかし、雨ざらしにするのが忍びなく、なんとかスペースを確保して、屋内に安置した。

 どうも昔から、機械類に感情移入してしまい、古い携帯電話の買い換えの説きも、無言で別れを告げている。今日も、本体を撫でなでながら、「グッバイ、オーギー」と、別れの挨拶をした。

 当たり前のことだが、いつか私自身も、賞味期限を迎え、消費期限が到来することになる。

 死期が差し迫ってから、何かを書き残すとなると、かなり深刻な内容の文章になってしまうだろう。いつものようにこうして、その日に思い浮かんだ雑感を文章にして書きため、保存し続けているので、不思議とそんなに悔いが残らないような気がしている。

 ある意味では、膨大な文字量の遺言書である。

 無論、その日までに作り上げたい環境はある。そのために、自分に課題を課し、連日作業を続けている。つまり、ある種の負荷をかけ続けていることになるのだと思う。


 今年の読書計画は、1月1日から始まっている。途中から左右2段が並行することになる。ここ数日は、思うように時間を確保できず、4日ほど遅れてしまった。今日の夕方過ぎからトライし、左の段の方はなんとか追いついた。

 誰だって、読書に割ける時間は限られる。そこで、読む本の優先順位を決めて、計画を立てなければならない。目先で役立つ情報も大事だと思うが、私の場合は文字通り、創世の時代から現代に至るまでの時の流れを俯瞰するような視点を、追い求めている。

 できるだけ目先の現実的な利得を追うことなく、人間の心、精神世界の行く末が、最終的に後悔に塗り込められないようにと、それを常に意識したいと思っている。しかし、並行して現実的な対応が不可欠なことも、重々承知している。

 この歳になると、自分自身のことだけでなく、いろいろ人たちの人生も視野に入ってくる。もうしばらく、体力と精神力を維持したいと希望している。

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by hirune-neko | 2019-05-16 23:59 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< ルツ記は、なかなかいい物語だった 笑われると思うが、この歳でも厭... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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