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昼寝ネコの雑記帳

カバーストーリーの検討は、将棋の序盤の組み立てに似ている

The Modern Jazz Quartet + The Swingle Singers-Air for G string
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 カバーストーリーというのは、本来は真意を隠し、相手を信用させて無防備にさせるのが目的だ。早い話が、相手を欺すわけである。たとえ正義の目的があるとはいえ、そんな話題の詳細を、ブログなどという公開の場所で述べる訳には行かない。・・・しかし、その日に考えたこと、感じたことを書くのが永年の習慣になっているので、ちょっと困ってしまっている。

 でもまあ、やはり書く訳にはいかない。ぎりぎりの決断である。

 今日は午前中から、即対応の案件が連続したため、夕方過ぎには頭に血が上ってしまっている状態を実感した。これ以上続けると、脳梗塞とか脳出血になるのではないかと、かなり不安になってしまった。長年の経験で、そんなときはとにかく外に出て歩いていれば、血流がスムーズになり脳内の圧迫感も薄れることを体感しているので、歩きに出ることにした。正解だった。

 連休中は、休まなかったとはいえ、神経がそれなりにだらけてしまったと思う。緊張感が薄れてしまい思考のベクトルが、定まらなくなってしまったようだ。

 今週は本格的に仕事が再開したので、集中力が蘇生されたようだ。そのため、難解と思われたカバーストーリーも、かなりイメージが明確になっている。おっとっと。気を付けないと、カバーストーリーの目的や意図を、うっかり書いてしまうかもしれないので、話題を変えようと思う。気を持たせたような表現で、大変申し訳ないけれど、その話題はいつかほとぼりが冷めた時に、改めてご紹介することにする。

 連休中の課題だった2種類の提案書、それと「みるとす」の運営企画書が、まだ未完成の状態である。短編小説に例えれば、大体の筋書きはイメージしているのだが、よりインパクトの強い構造構成にするため、依然として脳内で反芻している。

 特に、子育て中の家族や個人に対し、情報提供を行う会員制の「みるとす」の運営企画書は、先例のない内容なので、具体的な内容を分かりやすく説明する必要がある。私自身は頭の中に具体的なイメージを持っているので、迷いはないのだが、説得力のある表現にまとめるのが、課題となっている。それこそ、上記のカバーストーリーではないが、誰に聞かせても懸念や疑念を感じさせず、必要性を納得してもらえる内容でなくてはならない。

 もちろん、最優先の目標は家族が堅固な関係の基盤を築き、安全・平和で暮らしていただけるよう、有益な情報を提供することである。しかし、昨今の国家間のべに見えない情報戦争や経済戦争、外交戦争を見ていると、少しでも多くの皆さんが、政治的な関心を高め、選挙には棄権しないようお勧めすることも大事なポイントだと考えている。

 特定の政治色を出さず、実態や事実を浮き上がらせるような情報提供のテクニックが必要となる。それこそ、悪質なプロパガンダ活動や情報工作活動を無力化するような、高度な戦略と戦術が必要になると思っている。

 この「みるとす」のサイト用のバナーを、すでに作ってもらっている。絵を描いてくれたのは高砂薫さんという方で、なかなか繊細なタッチの作風の方だ。これまでに、書籍の装丁もお願いしたことがある。ご参考まで、以下にその作品をご紹介させていただく。

 改めて痛感したのだが、私は自分の能力を遙かに超えて、たくさんの引き出しを作ってしまっている。しかし反省はしていない。苦労は多いが、努力を継続していれば管理能力や遂行能力が、少しずつ高まるだろうと楽観的に考えているからだ。

 しかし、同時に心のどこかでは、いつかゆったりとアルゼンチンかブラジル、あるいは北欧や東欧に仕事と無関係に、のんびりと滞在してみたいと思っている。

 以下の、高砂薫さんの作品を注意してご覧いただきたい。この女の子は背後にいるお母さんの手によって守られている。そして漢字の「絆」という文字が右側にデザインされている。高砂さんの感性では、ファミリー・インテリジェンスサービスの提供を受ける家族が、このようなイメージで受け止められている。個性的な画風だと思っている。

【高砂薫作品】
会員制みるとす〜ファミリー・インテリジェンスサービス
カバーストーリーの検討は、将棋の序盤の組み立てに似ている_c0115242_01021462.jpg
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by hirune-neko | 2019-05-10 02:02 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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