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I Am Sorry, アイ・アム・ソーリー、 アイ・アム総理 自民総裁選があるとは認識していたが、もう投開票が終わり、結果が出たようだ。「I Am Sorry, アイ・アム総理」などと駄洒落というか、親父ギャグを言っている場合ではないと思うが、とにかく候補者のお二人とも、激戦でお疲れになったと思う。 最近は、わが家にも朝日新聞と毎日新聞の、無料試読の案内が来た。あくまでもインターネット上からの情報であるが、全国紙の購読部数が深刻な凋落傾向だそうだ。 新聞や週刊誌などの紙媒体を、オールドメディアと卑下し、高齢で情弱人間の唯一の情報源だ、と批判的にいう人が拡がっているようだ。確かに、インターネットから情報を得る年代の人たちの方が、かなり社会の実態を把握しているのかもしれない。そんな高齢者を頼りに、プロパガンダ工作を続けていても、年々その絶対数が確実に減少しているのだから、メディアを支配しての世論誘導は難しい時代になっているのだろうと思う。 もし、どこかの国の情報機関が、他国の政権転覆を目論み、あるいは実効支配するためのマニュアルを作成しているとしたら・・・もし、ではなくて現実にはそのような戦略が存在することは、厳然たる事実だと私は確信しているのだが・・・今どきの時代に、いきなり他国に武力侵攻して支配しようものなら、国際的な非難を受け、様々な国際的制裁を受けるのではないだろうか。いにしえの昔とは異なり、もはや自国領土して確保してしまえば、なんとでもなるという時代ではなく、他国との交易や交流なくしては、国家が存立し得ない時代なのではないだろうか。 しからば、具体的にどのような手段で政権を転覆し、あるいは実効支配・属国化ができるのだろうか。 詳細な意見を書くと文字量が膨大になるので、結論を言うなら、自国の工作員化した議員を、国政選挙で過半数以上当選させることである。選挙は、合法的で民主的で、しかも確実に政権を奪取することのできる、唯一の方法である。 そのためにはまずどうするか。大多数の有権者に影響を与える、マスメディアを支配することである。そしてマスメディアを通じ、あらゆる手段で政権を批判し、自国工作員化している議員の評価を高めるような報道を繰り返すことである。勿論、他にも徹底して庶民の味方であることを標榜し実行する宗教団体を設立して信徒を増やし、さらには特定の政党を支援するよう洗脳することも含まれるだろう。 言われてみれば、思い当たることの多い日本の現状ではないだろうか。上記のような手法は、過去に話題を集めた、スヒョン文書や花王文書と呼ばれるものの記述内容でその一端を知ることができる。また、ある大学の教授が偶然入手したという、中国人民解放軍の日本侵攻マニュアルという文書の存在も話題になった。 一般的に見れば、確かに日本人は他国人に対しての警戒心が薄く、逆に親切に温情を示すという特質があるように思う。本質的には今でもそうなのかもしれないが、とくにインターネットの発達と普及によって、内外社会構造の実態を知る人が増え、徐々に国家の安全に対する危機感を持つ人の絶対数が増えてきていると思う。 私は永年にわたり、政治ブログランキングの上位から、割と丹念に読むことを習慣としていた。しかし、徐々に時間に追われる生活になり、基本的には見出しだけを閲覧し、興味を持った記事だけを読むようになってしまった。 ここ最近は、まるで「国際時事情報発信ブログ」とでも名付けたくなるような、個人ブログを日に何度か訪問し、国内外の動向把握に努めている。ブログ主は、国を擬人化した時事小説を書くだけあり、実に国内外の情勢だけでなく、歴史的流れも丹念に調べている。それと、文章も和の趣を隠し味にした、とても味わい深い仕上がりだ。 そんなブログ主が、相当数のブログや情報サイトを閲覧し、厳選して紹介しているのだから、掲載タイトルを閲覧するだけも、かなり広い視野で内外情勢を把握することができる。長い時間をかけて、情報源として信頼を置けるブログやサイトのリストを構築しているのだと思っている。時間に余裕がない方には、とくにお薦めである。 ・・・時々、私のブログ記事も紹介されているので、お返しに推奨するわけではない。実際に特異な構成の情報ブログである。文字通り、ブログ主の方による私心・私利私欲のない、純粋に使命感によって発信されている、労作の情報ブログだと評価している。 ブックマークされ、日刊新聞でも読む感覚で、朝夕閲覧されることを、改めてお勧めする次第だ。 【徒然なるままに by ちはや】 ・以下のURLをクリック
by hirune-neko
| 2018-09-21 00:28
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。 ・1969年 中央大学経済学部入学 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。 ・1974年 同大学卒業 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。 ・2006年 現在に至る プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。 ・2010年 宇宙の旅 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。 ・現在 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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