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昼寝ネコの雑記帳

既視感の対語はなんていうのだろうか

Stacey Kent - Double Rainbow (Audio)

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 インターネットで調べると、既視感という言葉を以下のように説明している。

 既視感:実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象である。 フランス語: "déjà-vu"よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 "déjà vu"よりデジャヴまたはデジャブなどとも呼ばれる。

 考えてみたが、既視感を感じたことはほとんどないようだ。逆に、未来に起こるシーンが脳内に思い浮かぶことが多い。ときどき同じシーンが思い浮かぶ。それは、国会に喚問され、左翼系の議員の先生から厳しい質問を浴びせられる情景だ。

 なぜ私が国会に?・・・ここからは妄想世界になってしまうのだが・・・それなりの年数をかけて、無料会員制の「みるとす」の登録会員数が数万人から数十万人になり、徐々に加速度がついて、とうとう数百万人の会員数になってしまった、と勝手に想定してしまっている。まだ正式に公開していないというのに、なんておめでたいのだろうか。いつもの妄想癖なので、お許しいただきたい。

 みるとす会員には毎週ニュースレターが送信される。基本的には、家族関係、とくに子育て中の親子関係が良好に推移するように、いろいろな情報提供を行う。以前、試験的に公開したときは、「子どもと楽しくつきあう365の遊び」から、毎回1ページずつをご紹介した。アメリカで出版されたものを、翻訳出版したのだが、すでに品切れである。

 健康に関する情報や、感性を育てていただくための音楽作品、子どものための童話動画などに加え、自然災害や有事に備えた基本備蓄の奨励、さらには国内外の動向を公開情報から選定してお届けする構想だ。

 インターネット上の情報を収集すると、いろいろな視点からの論旨が混在している。ひと頃、人権擁護法案が話題になった。人種差別や偏見を無くし、いろいろな国々の人たちに優しい共生社会を創る、という主旨だったと記憶している。なかなか理想的な発想だと思う。

 しかしその一方で、人権擁護委員には・・・記憶を頼りに記述するので間違いがあるかもしれないが・・・国籍条項が設けられていない上に捜査権を持つので、自分たちにとって不都合な相手に対し、証拠を捏造して恣意的な行動に出る危険性が懸念される、という主張もあった。つまり、両論を併記して初めて一般の方の判断の助けになると考えている。

 現実社会は情報戦争・プロパガンダ活動の渦中にある。世界中、どこの国でもそうである。できるだけ隠し通し、秘密裡に進めたい、偏向した、あるいは捏造した情報を流布させて自分たちに有利になるよう、印象操作や世論誘導を行う。それが現実の世界だろう。

 しかし、インターネットの発達と加速度的な普及により、個人ブロガーや情報サイトが無数に増えてしまっているので、今日では真実を隠蔽・秘匿するのが極めて困難になっている。そこで、自分たちに都合の悪い情報を流すブログやサイトがあれば、サーバー運営会社に集団でクレームを集中させ、閉鎖に追い込む。あるいはハッカー攻撃を仕掛けて閲覧不能にする・・・こういった行動が現実的に行われている。

 そんな状況下で、みるとすのニュースレターでは、公平客観的な視点から、両論あるいは各論を並記して提供する。上記の一例のように、人権擁護法案の理念上の高邁さと、法案の不備による現実的な懸念材料を並記することになる。どちらかに偏らず、真実を追究してお知らせするべきという使命感を持っている。

 そこで、数百万人の会員に対し、実態に即した情報を流すものだから、偏向した情報、捏造記事、世論誘導によって政権転覆、国家転覆を目論む勢力にとって、「みるとす」そしてその創始者の昼寝ネコは邪魔で仕方がない。せっかく外国政府・情報機関と連携し、主要な報道機関を影響下に置くことに成功し、日本の実効支配が成功しかけているのに、「みるとす」のなんと邪魔なことか。

 かくして、何らかの理由をつけて「みるとす」の中心人物と思われる昼寝ネコを国会に喚問し、過去の古傷を徹底的に調べ上げて、「みるとす」会員からの信頼を失墜させようではないか・・・とまあ、こんな経緯で私が国会に喚問されるシーンが、何度も脳内に浮かんでいる。

 私を厳しく問い詰めるのは・・・イメージとして浮かんでいるのは、女性議員の○○○○先生である。どんな風に私に対する信頼感を破壊するかというと、・・・小学生の頃の悪戯から始まり、中学生のときにアルコールを飲んでいたという証言があるが事実か、高校生の頃にはすでに喫煙したり、学校をサボって補導員につかまったりしていたではないか、最近は小さな子どもを見かけると近寄って話しかけ、誘拐犯ではないかという不安感を与えているではないか、紀元前に古代イスラエルで生まれ、3千年生き続けているというのは、明らかな経歴詐称ではないのか・・・などなど、半世紀以上にわたる私の間違い、失言、過ちを延々と並べ立て、なんとかして「みるとす」会員が呆れて、脱会するよう仕向けるのではないだろうか、というのが既視感の反対の、予知夢(ああ、これが対語だった)として見えるシーンである。

 国会の喚問であれこれ陰湿に過去をほじくられるのであれば、先手を打って、いずれは「昼寝ネコの懺悔録」という本を出版しようかなと、対抗策を考えている。何を指摘されても、「はい、それはこの本の第○章の中ですでに告白しています」という感じで受け答えすれば、相手も戦意を喪失するのではないだろうか。・・・そんなヤワな相手ではないと思うけれど・・・。

 過去に何か一度でも過ちがあれば、その人の人生はそれで閉ざされるべきで、一切の建設的な行動を行ってはいけないなのだろうか。失敗から反省して学び、灰の中から立ち上がって、より良い生き方を目指すために一歩を踏み出すことは許されないのだろうか。

 これまでの人生で、数多くの失敗、過ち、判断ミスを繰り返してきた。大いなる時間の浪費時代もあった。しかし、それでも自暴自棄にならず、生きることを放棄せず、手探りで何かを探し続けてきたと思っている。ときには過去を振り返って謙虚になることも必要だと思うが、人間は常に人生の途中を歩む旅人であり、過去から学び、未来に向かって自分自身を投企する気概こそが、全ての人間に与えられている、崇高で神聖な精神的DNAだと、今では確信を持って言うことができる。

 あらら、時間を見て驚き呆れてしまっている。どうも、書くことに夢中になると時間を忘れてしまう。ある収束地点まで一気に突き進んでしまうようだ。矯正しなければならない悪い習性だと反省している。

 左翼系議員の○○○○先生と、いつか国会で対峙し、議論できることを心待ちにしている。


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by hirune-neko | 2018-09-06 02:28 | 心の中のできごと | Comments(2)
Commented by 千波矢 at 2018-09-06 16:43 x
昼寝ネコ様

昼寝ネコ国会喚問、左翼系議員の○○○○先生対決場面を見てみたいです。
齢3000年の知恵が、反日左翼議員をどのように煙に巻くのか楽しみです。

ただ、対決シーン…を想像してみても、どうにも想像ができません。
高々、2700年程度の日本国の歴史的知恵では、昼寝ネコ様の叡知を想像するには、まだまだ修行が足りないようです。

というわけで、出直すことにします。 千波矢


追伸:予知夢は程々になさってください。
本当になりそうで恐いです。

  




Commented by hirune-neko at 2018-09-06 23:21
千波矢さん

コメントを有難うございました。

これから起きることを予測するのは、なかなか
難しいと思います。
ですから、ひたすら正しいと思うことを
積み上げていくしかないと思っています。

私の場合は予知夢も妄想もごちゃごちゃです。

昼寝ネコ
<< 人生を旅に例えるなら、人はいつ... 強風のため、途中で引き返してきた >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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