昼寝ネコの雑記帳

ちょっと不調の一日だった

(HD 1080p) Intermezzo from Cavalleria Rusticana, Pietro Mascagni

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 午後、外出先から戻ったものの、脳内疲労で思考力が低下してしまい、仮眠しなければもたない状態だった。うたた寝して少し時間が経った頃、電話の着信音で起こされた。出ると、ある高齢の女性だった。病名は分からないが精神を病んでいる。1週間に1度程度だが、いたたまれなくなると、電話をかけてくる。

 家庭内の状況や家族関係はある程度聞いて理解している。決して良好な関係ではないのだが、独りで何時間も過ごしていると寂しさが募るようで、電話をかけてきた。

 私は心理療法士などの資格は持っていない。ただひだすら相手の言う言葉を聞き、理解を示すようにしている。ただ、自分の内側に引きこもらないよう、外部世界に関心を向けるよう勧めている。何冊か画集や写真集を買って送り、それなりの効果はあったようだ。数十年前に、ミヒャエル・エンデの作品「モモ」をプレゼントされたが、読まないままになっていることを、今頃になって思い出した。

 心を病む人の、ちょっと大げさな言い方をすれば、避難所になることができるのなら、快く受けとめて上げたいと思っている。

 そういう私自身も、親身に話を聞いてくれる人がいるといいなと、今日のような悪コンディションのときには、そう思ってしまう。実際には難しいことなので、せめて音楽を聴いて神経を鎮めたくなる。

 改めて、クラシック音楽の良さを再認識している。しばし重荷を下ろし、神経を休めることができている。

 外出先で、ふと思い浮かんだことがある。このところ、懸案事項が錯綜してしまい、進行管理ができにくくなっていることが疲労を濃くしていると感じている。頭の中に浮かんだのは、いくつものプロジェクトの進行管理表だ。これからも増えるであろう案件が埋もれてしまわないよう、16ヶ月間に渡ってチェックする表だ。初めて作ろ構造の表なので、考えながら作り始めている。A3用紙を横置きにしてなんとか収まりそうだ。

 こんなときは溜息混じりに考えてしまう。まるで重力に逆らって浮揚しようとするかのように、加齢・老化に抗うように次々と案件を増やし、忙しくしてしまっている。引退とか隠居とかいう言葉が、まったく無縁になってしまっている。

 たまにはぶらりと、気ままな外出や小旅行ができるといいなと考えている。おそらくは、小旅行の代わりに営業出張が増えるのだろうと想像している。永年の人生の流れが、そのような目的地に自分を運んできたのだから、不平不満は言わないようにしよう。


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by hirune-neko | 2018-08-26 22:38 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< こんな漢字が存在するなんて知ら... 無頓着にもほどがあると思う >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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