昼寝ネコの雑記帳

過去の創作作品を読み返してみた

María Callas - Puccini "Vissi d'arte" (Tosca)

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 数日前、ある団体が世界中から短編小説を公募し、コンテストをしているという情報を目にした。日本語のまま投稿してもいいといいうことだが、ファイナリスト作品は英語で審査されると書かれている。元々Kindle本による外国語での出版に興味を持っていたので、英訳してくれる人物も探してみた。

 このブログを始めてから今までに書いた短編作品をリスト化してみた。2007年からになるが、22作品だった。1年間に2作品程度ということになる。連日仕事に追われているので、そんなに量産できる訳はない。

 ついでにブログを読み返してみると、ここ数年は、しきりに創作作品だけを収録した単行本を出版したいと、繰り返し書いている。意気込みだけはあるのだなと自覚した。しかし、それにしても、少し作品数が少ないなと思った。検索に引っかからない作品があるかもしれない。

 Evernoteに一作ずつノートを作成してブログからコピーし、文字数を自動計算してタイトルの横に記載した。さらに、段落替えの規則がバラバラだったので統一した。1作品、短いのもので2千数百字、長いのだと1万字ちょっとだった。応募は一人3作品までなので、とりあえずは公募団体の主旨に合いそうな作品を5点に絞り込み、改めて読み返してみた。自画自賛になってしまうが、そんなに悪くないと思った。自分で書いた作品なのに、すっかり感動してしまった。

 作品の舞台は、どういう訳か日本は数えるほどしかなく、北米、北極圏、東欧の架空の国がほとんどだ。決して和風味ではなく、完全に国際的な枠組みで書かれているので、国際的にどの程度通用するか、試してみたいと思う。そこで、とりああえずは英語で出版してみて、反応を確認してみたいと考えている。その前哨戦で、上記の世界相手の公募コンクールに応募しようと思っている。

 国際的な出版の経験はないが、国内での出版とてそんなに楽観視はできない。一定数の固定読者が存在すれば、ある程度の販売部数は読めると思う。出してみなかれば分からないというのが、無名作家の実情である。

 およそ10年前に出版した「昼寝ネコの雑記帳」の装丁は気に入っている。しかし、その装丁家が病死してしまい、デザイン事務所も閉鎖されている。幸いに当時、企画やイラストで協力してくれた皆さんは健在なので、装丁家さえ確保すれば、あとは自分で編集製作をすることができる。その装丁家にも心当たりがあるので、あとは金銭的なリスク計算となるだろう。

 遅延案件も徐々に片付きつつあるので、改めて短編小説家としての側面を意識し、作品数のノルマを課したいと思っている。大それたことは何も考えていないが、不特定多数の読者の皆さんの心に届く、そしてできれば感動と平安を感じていたける作品を、書き続けたいと希望している。

 いずれは中編や長編作品にもトライしてみたい。興味を感じている分野は、現実世界に馴染めず、重い過去を背負った主人公が、色々な国々との関わりの中で葛藤しながら、結末を迎えるというストーリーをイメージしている。結末はできれば、平安な心象を与えて終わらせたい。なんとなくだが、知らず知らず、国際的な陰謀に巻き込まれるような、まるで情報部員もどきのストーリーの方が書きやすいと感じている。それも、あくまでも見え隠れする程度に留め、あくまでも一般人を主人公にするつもりだ・・・今はまだ、言うだけの世界である。

 今年こそは、続・昼寝ネコの雑記帳出版の、メドをつけたいと願っている。


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by hirune-neko | 2018-08-15 00:06 | 創作への道 | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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