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昼寝ネコの雑記帳

右目の中にギザギザの光が走るという、初めての症状を経験した

クミコ 我が麗しき恋物語

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 今日は朝から夕方過ぎまで、製作物の作成が連続した。その後、無印良品まで買い物に行き、帰宅してパソコンに向かった。するとほどなくして、ギザギザの光模様が目に浮かび、文字の判読ができなくなってしまった。こんな経験は初めてだったが、何かで聞いた記憶があったので、なんとかGoogle検索をしてみた。キーワードは「目の中に光が走る」だった。検索結果の1つを開き、拡大して何とか読むことができた。光の方向が一定だと、網膜剥離の可能性があるという、恐ろしい言葉が読み取れた。もし網膜剥離でたとえ片目でも失明したら、私のような仕事にはかなり致命傷である。

 もうひとつの記述は、まさに私の症状と酷似していた。
 「ギザギザになって稲妻やのこぎりのように見える光が数分続いて見えたあと、頭痛を覚える場合は、脳の血管障害によるものが考えられます。閃輝暗点と呼ばれ、片頭痛の持病を持っている人が繰り返し訴えます。片頭痛ならそれほど心配はいりませんが、念のため、ほかの脳血管障害などが隠れていないか、神経内科などを受診しておきましょう。」

 ん〜、まさにそのギザギザである。脳血管障害?・・・思い当たるのは、今日は作業に集中するあまり水分補給が十分ではなかったかもしれない。夕方といえどそのまま外出し、途中でペットボトルの水を飲んだのだが、水分不足が脳血管に悪影響を与えたのかもしれない。

 今日はちょっと無理が過ぎたかな、と反省していたら、いつの間にかギザギザの光は消えていた。しかし、パソコンの画面がぼやけてしまい、とても見えにくい状態だった。さすがに少し不安を感じたので、何もせずに体を休めることにした。少しうとうとして目が覚めた。そういえば、今日は水曜日なのでデータの照合をお願いしている人に、最新データを送らなくてはいけないことを思い出した。きっと待ちわびているだろうと思ったので、データの送信が遅れることを何とか伝えようとした。横になりながら、iPad Proを開き、メールを立ち上げたら何とかなりそうだった。状況をそのまま説明し、送信が遅れることを伝えた。目の状態は、かなり快復してきたので、ほっとしている。

 そんな状況なので、今日はすっかり無精をさせていただき、だらしない格好で記事を作成させていただく。すなわち、仰向けになり胸の上にiPad Proを立て、指を使わず音声入力で文章を作成している。どうやら、iPadとiMacとでは音声入力のソフトが異なるようで、iPadの変換にはミスがとても少ないので助かる。しかも、かなり早口で喋っても正確に変換してくれる。ちなみにこのiPad Proには、バーコフという名前をつけている。天才ハッカーでアメリカのテレビドラマ、ニキータに登場する。さすがに頼もしいバーコフちゃんである。

 夕方過ぎに、無印良品で買い物し、その帰りにエスカレーターで1階まで降りた。私の前には、お父さんが小さな女の子を抱きかかえ、その後ろにお母さんが立っていた。お父さんはその子をとてもかわいがっているのがよく分かった。お母さんは、お父さんの後ろから子供に顔を近づけ、子供が嬉しそうに笑うと今度は、反対側の方から子供に顔を近づけた。子供はすっかり喜んでケタケタと、嬉しそうに笑い声を上げた。私もそんな微笑ましい光景を見て、すっかり嬉しくなってしまい思わず、その小さい子供に大きな声でこう言ってしまった。「お父さんとお母さんと遊んであげてるの?えらいね」そう言うと、私のすぐ前に立っていたお母さんが振り向き、嬉しそうな笑顔を浮かべた。本当にのどかで微笑ましい光景だった。まさに平和な街、平和な国の象徴的な情景ではないだろうか。いつ敵が襲ってくるかもしれない緊張した不安な状況。いつ不当に逮捕されて強制労働に送られるかもしれない日々。そんな不安のない一般市民の生活を目にすると、心の底からとても平安な気持ちになる。

 これまで私は、健康のためにフランスキクイモを食べ、酸素水を飲み、次には電子水を毎日3リットル平均は飲んでいる。最近は、家内が友人から誘われて手作り酵素の講習会に参加した。海の精という酵素に梅を中心とする季節の果物を混ぜ、しばらく置いて毎日飲むようにしている。難病といわれた人たちにもかなり効果を実感しているらしい。それでは、私の深刻な妄想病も治るのかもしれない。いやいや、妄想こそが我が人生なので、それは治ってほしくはないと思っている。

 どうやら、目の異常も完全に快復したようだ。原因はさっぱり分からないものの、健康には注意して、世のため人のための邪魔にならないよう、慎ましく生き続けたいと思う。

 昨日の記事で紹介した、クミコの歌う「わが麗しき恋物語」を冒頭に掲載した。お時間のおありになる方は、原曲のシャンソン・バルバラの歌う「Ma Plus Belle Histoire d’Amour」と聴き比べてみていただきたい。同じ曲でも、こんなに雰囲気が異なるものかと実感していただけると思う。

Barbara Ma Plus Belle Histoire d'Amour 1967 (stéréo)


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by hirune-neko | 2018-07-26 00:42 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 昨晩は、ご心配いただきお礼を申... 今日はあれこれ選曲に迷ってしまった >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在

by hirune-neko
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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