昼寝ネコの雑記帳

何それ?と言われると思うが、私には大発見だった

Bill Evans/Marc Johnson/Joe La Barbera. All Mine (Minha). 1979.

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 帖合いという言葉がある。一般的には、資料は片面にのみ印刷してホッチキスで留める。しかし、ページ数が増えると裏表の両面に印刷し、二つ折りにして真ん中を留める。いわゆる週刊誌のような製本で、中綴じという。そのままただ印刷したのでは、ページ順番が飛び飛びになってしまうため、ページ数が順番になるように面付けを行う。これがいわゆる帖合いという作業だ。

 数日前、家内がボランティアで手伝いに行く、子どものキャンプのしおりが、PDFファイルで送られてきた。開いてみたら、明らかにプロのデザイナーの手によるものだと分かった。注意書きに、印刷したら二つ折りにして綴じればしおりになる、と書かれていた。総ページ数は12ページだった。

 普段使用するのは、クォークエキスプレスというDTPソフトで、帖合い印刷をするときはサムネールといい、縮小したレイアウトにしてページの帖合い作業を行う。しかし、PDFでは経験が無い。どうやったらしおりになるんだ、と半分腹立たしく思いながら、A4判で12枚を印刷した。しかしどうも注意書きが気になり、PDFの印刷画面を注意深く見たら、「冊子印刷」というメニューがあった。さらには、表面印刷と裏面印刷の選択肢がある。もしかしてと思って試したところ、A4に見開きでA5に自動的に縮小されて、なんと二つ折りにして綴じたら、ちゃんとページ順にめくることができた。

 このような自動機能があったなんて、まったく知らなかった。私のように頻繁に資料を作成する人間にとっては、とても便利で時間と手間を省ける、まことに使い勝手のいい機能だ。

 昨日思い立ち、今日はかなりの時間を割いて読書計画表を作成した。まず手始めに、あるジャンルの読書計画を立てた。延べ5千ページを1年間で読む計画だ。ExcelでA4判7ページなった。最初はそのまま印刷してホッチキス留めしたのだが、ここでPDFの帖合い印刷機能を思い出し、ExcelをPDFに変換してトライしてみた。結論だけ書くが、A3判の用紙2枚に裏表印刷し、ちゃんとページ順になって綴じることができた。改めて、アプリケーションの高機能さに脱帽した次第だ。

 両面印刷をされない方にとっては、何それ?の内容だと思うが、私にとってはかなりの大発見だった。

 昨日、ブログ読者の方から、弊社の名入り絵本を書店ルートでは販売しないのか、という質問があった。書店流通させるにはISBNコードとJANコードを書籍に印刷するのが必須条件だが、1冊ずつ手作りの絵本なので、当初から書店ルートは視野に入っていなかった。しかしここ最近は、普及の手伝いを申し出てくれている皆さんから、産婦人科だけでなく、自治体や幼稚園ルートはどうなのか、という意見が寄せられていた。

 そこで、絵本の周知という視点から見直してみたところ、書店ルートの活用方法がありそうな気がしてきた。高校の同窓生が老舗書店を経営しているので、思い切って電話し意見を聞くことにした。お互いに気心は知れているし、同じ業界仲間なので話は早い。短時間のうちにいくつかの手法が候補として浮上した。

 さてそうなると、まだ手つかずになっている、ウェブサイトの制作ソフトのアップデートを早急に実行し、再び自在に新規サイトを作れるようにならないと対応ができなくなる。

 かくのごとく、処理案件や対応案件が次々と出現してしまう。でも、書籍や紙の印刷物製作、HTMLの知識無しでのサイト制作、Excelや4Dを使ったデータ管理など、ごく限れた範囲の作業ではあるが、10数年から20年以上は下積み経験があるので、おそらくではあるが、サポートに頼りながらなんとか乗り越えられるのではないだろうか。
 
 何かで読んだ記憶があるのだが、ひとつのことを最低1万時間以上経験しないと、プロとは言えないそうだ。ふ〜ん、と思った。これまで私は、妄想というひとつのことに費やした時間は、おそらく数万時間を軽く超えるのではないだろうか。そうなると、私は立派なプロの妄想家として認定されてもいいのではないだろうか。

 アホな話はこれぐらいにしておこう。次のカテゴリーの読書計画表を作成しなければならないので、とりあえずはダウンロー読状態のままのKindle本から選定し、優先度の高いものを読了したいと思う。

 身体機能は明らかに退化しつつあるが、妄想力=想像力はまだまだ捨てたものではないと自負している。依然として進化中である、と思い込むことにしている。


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by hirune-neko | 2018-07-23 23:42 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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