昼寝ネコの雑記帳

少しずつ歯車が噛み合ってきたようだ

Astor Piazzola y Roberto Goyeneche - Vuelvo al Sur

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 課題の山を少しずつ崩している。目の前に立ちふさがる山を見上げてしまうと、意気消沈し、気力も失せてしまう。常に目の前の課題だけを見て、小さな達成感をひとつひとつ積み上げるしかない。

 そんな地道な努力を継続していると、いつかどこかで重心が移り始め、大きな山も崩れ始めるに違いない。そんな淡い期待と希望を心の支えに、日々を送っている。

 運送会社の具体名を書くことはできないが、話し好きの男性ドライバーが集荷に来る。今日の話題は地震だった。高校時代、地学が徹底的に退屈だったので、授業中は何やら別のことを考えていた。地層とか断層とかいわれても、ちんぷんかんぷんである。彼は最近、地震の専門家と話したそうだ。その専門家によると、千葉で地震が連続しており、いつ大きな地震が首都圏を襲ってもおかしくないといっているらしい。

 男性ドライバーは興味深い話を続けた。日本は大地震で壊滅的な被害を被るが、そこから立ち直るという。そして、日本人が互いに協力し合って国を再興する姿を見て、世界中の人々が絶賛し、日本を手本にするようになる、といったのだ。

 へえ、まるで預言者の言葉のようだな、と思ったが、確かに東日本大震災のとき、被災者の皆さんは整然と列を乱さず忍耐し、ましてや暴動などは起きなかった。ものいわぬ羊たちの、寡黙だが忍耐を甘受した、神聖な姿だったと思う。

 私は男性ドライバーに自説を伝えた。自然災害もテロや戦争も、いつどこで、どのように発生するかを予測するのは困難だ。しかし確かなことは、社会インフラが破綻し、お金があってもアメックスのゴールドカードがあっても、ものが買えない状況になってしまう。そのような状況を予測し、個人で食糧、飲料水、燃料、電源、医薬品などを備蓄することが重要だ・・・そのように述べた。

 アメリカで資産家向けに資産運用のコンサルタントをしている人間が、1年分の食糧が最も価値がある、といっているとも付け加えた。私は今でもそのように考えている。

 スペースと予算の許す限り、保存性を考慮した食糧、飲料水、燃料、電源などをストックされるようお勧めする。いうまでもなく、インターネットから情報を収集する手段を確保することもお勧めする。

 小さなお子さんをお持ちのご家庭なら、お子さんが不安感からパニック状態にならないよう、絵本やゲームの類いも確保された方がいいと思う。

 あくまでも、砂漠や極地などでのアウトドアサバイバルとしての視点だが、パニック状態になって闇雲に動き回り、死に至るケースが最も多いそうだ。冷静・沈着に周辺状況を判断し、生き延びていただくために、私からの提言を真剣に検討していただき、できれば速やかに実行に移していただきたい。心からのお願いである。


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by hirune-neko | 2018-07-07 00:33 | 現実的なお話し | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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