昼寝ネコの雑記帳

一石を投じ、その波紋が拡大するのを見ているようだ

Chet Baker - "I Waited For You"

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 いつものようにYouTubeを開くと、「あなたへのおすすめ」というタイトルとともに、いくつもの動画が並んでいた。どうやら今までの視聴履歴をデータベース化して、似たような傾向の演奏を自動的にリストアップしているらしい。せっかくなので、その中の1曲を冒頭に掲載した。チェット・ベイカーの演奏である。

 仕事の合間に、いくつかのブログを閲覧した。その中でひときわ目を引いたのは【共産党が隠す実態】公務員に赤旗押し売りで資金源?【弱点はココ!】という、なんとも刺激的なタイトルだった。ブログ主は行橋市議会議員の小坪しんや氏である。

 共産党の市議会議員が、行橋市役所内で、市職員に対し共産党の機関紙である「赤旗」購読を勧誘している実体を指摘したのが、小坪しんや氏だった。

 小坪氏は、実態調査の名目で全国の市議会に対し、問題提起を行った。その結果、市役所内での市職員への赤旗勧誘を問題視する輪が拡大し、市役所内での勧誘を禁止する市が増えつつあるという。一年生議員だった小坪しんや氏が、一人単独で投げかけた問題が、全国的に輪を拡げた形だ。まさに一石を投じたわけだ。

 小坪しんや氏の記述によると、日刊赤旗は赤字で、それを補填しているのが赤旗日曜版だという。それでなくても赤字である日刊赤旗の購読部数が減少し続けるなら、継続発行が困難になるのではないか、とも述べていた。過去の報道記事を含む、これまでの経緯の詳細が記述されているので、興味がおありになる方は、直接小坪しんや氏のブログを閲覧していただきたい。

 いずれにしても、日本共産党にとっては耳の痛い話題であり、隠し通したい内容だったのではないだろうか。

・行橋市議会議員 小坪しんや
【共産党が隠す実態】公務員に赤旗押し売りで資金源?【弱点はココ!】

 
 今日のこのブログ記事を読んで思い出したのは、聖書の言葉だ、以下に転記させていただく。

「覆われているもので現わされないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。」(ルカ12・2)

「なんでも、隠されているもので、現れないものはなく、秘密にされているもので、明るみに出ないものはない。」(マルコ4:21~23)

 これまでに何度か、パスカルのいう「神学的発生」という概念から派生し、「神学的終焉」という言葉を使用している。試しにGoogle検索してみたが、最初のページでそのものずばりの「神学的終焉」という言葉がヒットしたのは、二つだけだった。両方とも、昼寝ネコの雑記帳、となっていた。

 現代社会の現象と聖書を結びつけるのは、荒唐無稽であり、こじつけでしかないと考える人が、圧倒的に多いだろうと想像している。しかし、聖書を通読し、深く考え、行間に隠された神意を嗅ぎ取れるなら、世界の大きな流れが見えてくるのではないだろうか。ときどき、そのように感じることがある。

 多くの情報が洪水のように溢れている現在、表層だけの情報に振り回されることなく、感情に流されて敵対心を抱かず、神学的終焉に向けての目に見えない善と正義の力を感得し、聖書を現代人に向けられたメッセージとして味わうなら、人生観、価値観のみならず、政治意識にもなんらかの影響が及ぶのではないだろうか・・・ぼんやりとそのように考えている。


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by hirune-neko | 2018-07-06 00:16 | インテリジェンス | Comments(0)
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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