昼寝ネコの雑記帳

ようやく脳内クールダウンをしている

Bill Evans - Some Other Time

いつもクリックを有難うございます。励みになっています。


 ある産婦人科クリニックから、赤ちゃん37人分の足形色紙が届いた。一週間で、ちょっとした産婦人科の一ヶ月分の分娩があったことになる。いつもは週末に届くのだが、数日ずれたため、同じぐらいの規模の、もう一カ所の産婦人科と重なってしまった。製作は次男の仕事なのだが、さすがにこなしきれない件数だったので、私が午前中からアルバムページ34人分の製作を手伝うことにした。画像が届いた分である。絵本には1冊ずつ固有の絵本番号を付けるので、細かい作業になる。延べで8時間はかかっただろうか。

 アルバム用の画像は、赤ちゃん単独のものと、家族揃っての2種類。そしてこのクリニックは、院長先生の画像も掲載するよう希望しているので、合計3枚の画像を使用する。

 家族揃っての、嬉しそうな表情の画像を次々と編集しながら、いろいろな境遇の人たちの顔が目に浮かんだ。離婚した人、生後12時間で赤ちゃんが他界した家族、先天性の障がいを持つ子どもを育てる両親などである。

 無事に赤ちゃんを出産した時点で、ほとんどの赤ちゃんは同じスタートラインに立つ。家庭環境や両親の価値観によって、子どもたちの成長経路も様々に異なる。幸せそうな笑顔の家族を見ていると、平凡でもいいから大過なく、平安・健康に人生を送ってほしいと思う。

 16年間に渡って、赤ちゃん、お父さん、お母さんの名前を目にしていると、起きてほしくないような事故や怪我、病気とは無縁で人生を送ってほしいという願いが、自然に湧き上がってくる。

 適切な情報を得ていれば、健康被害につながる食べ物を避け、子どもが小さいときから家庭内に佳き習慣が定着し、家族の信頼関係や絆を構築できる。結果的に、子どもたちは正直で思いやりがあり、信念と佳き感性を持った大人に成長して行くだろう。

 国の最小構成単位は、個人であり、その集合体である家庭だと考えている。瓦版ぐらいしか情報源がなかった江戸時代と較べると、今の私たちは情報洪水の中で、溺れそうになっている。しかも悪いことに、伝達効果の高いメディアを利用して広告を拡散し、販売につなげようという企業の動きとは別に、極めて政治的な意図を持って悪用しようとする勢力が存在する。昨今では、インターネットを中心に、印象操作、世論誘導といわれる動きが指摘されるようになっている。

 メディアによる恣意的な誘導が効果的に行われれば、選挙によって合法的かつ平和裡に政権を転覆させることができる。他国からの武力攻撃や侵略という、国際世論の非難を受ける手法ではなく、正々堂々と国家権力を手中に収めることができる。つまり、日本を敵視する外国政府が情報機関を使い、密かに籠絡や恫喝などの工作活動を行い、実効支配から属国化に至るシナリオが実現する。

 戦後からの長期間にわたり、日本のあらゆる分野に浸透した勢力は、水面下で効果的に勢力を拡大し、影響力を行使しつつあったのだが、その秘密の陰謀・謀略が白日の下にさらされつつあるのが、ここ数年の日本の特長なのではないだろうか。

 公開情報には大きな力がある。適切な情報源を確保し、そこからの情報を収集して精査・分析すれば、かなりの実態が浮かび上がると考えている。私には広範な人的ネットワークがないので、もっぱら公開情報に依存し、両論併記という原則を堅持しながら、一人でも多くの皆さんの最終判断のお手伝いができれば、十分な役割を果たすことになると思う。

 もう一つの基本原則は、いかなる思想・信条、国籍の人であったとしても、人間としての尊厳を受け入れるべきだと考えだ。たとえ、日本の国益を損なう言動のある人であっても、全人格を否定し、感情的に罵倒することはしない。冷静に主張を述べるだけである。

 つまり、どんな人間であっても、決意すれば生き方を変えることができるのが、人間に具わっている本質だと思うからだ。確かに、相手の間違いや言い違えを声高に非難し、いつまでも中傷する傾向の人たちが存在する。しかし、私はそのような人たちとも、できるだけ対立せず、友好関係を維持できるようになりたいと望んでいる。なんて甘い考えだ、という人もいるだろうが、自分の生き方なので、このままを通したい。

 さて、おかげでなんとか脳内のクールダウンができたようなので、これにて休ませていただく。


いつもクリックを有難うございます。励みになっています。

[PR]
by hirune-neko | 2018-06-06 00:46 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< 平面的・短絡的に判断できないが... 二つの選択肢を前に、思い悩んでいる >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
検索
ライフログ
最新の記事
最新のコメント
ちはやさん いえい..
by hirune-neko at 11:22
昼寝ネコ様 いつも..
by ちはや at 08:56
通りすがりさん コ..
by hirune-neko at 13:00
「仕込み tv エキスト..
by 通りすがり at 12:21
羽賀さん 貴重な情..
by hirune-neko at 23:17
記事ランキング
以前の記事
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
お気に入りブログ
ファン
ブログパーツ