昼寝ネコの雑記帳

ああ時間がほしい、と駄々をこねたい気分だ

bill evans trio - my foolish heart

いつもクリックを有難うございます。励みになっています。

 おかげさまで、花粉症の症状が治まり、鼻水もクシャミも出なくなってほっとしている。あとはボランティア最後の、大型遅延案件を終えてしまえば、プレッシャーが大幅に軽減されるだろうと思っている。

 現在、複数の異なる業種の企業に対し、提携のお願いの企画提案書を作成する段階にある。実務的な仕様説明書とは異なり、相手に対する説得力のある内容に仕上げなければならないので、創作短編を書く以上のイメージ創出時間が必要となっている。1日を24時間以上にすることはできないので、辛いところである。普通に計算すると、1ヶ月の残業時間は、軽く170時間を超えている。これで倒れたら労災認定をしてもらえるのではないだろうか。

 厚い壁で阻まれた迷路を歩き続けているような感覚だが、その壁の向こうに出口の光が射しているように感じ始めている。苦難の行軍の序章が終わりを迎えるのではないか、という希望を頼りに、なんとか歩みを続けようと、思いを新たにしている。

 すっと前方だけを見て毎日を送っていると、自分の年齢のことなど、いつしか視野の外に追いやられてしまっている。加齢による体力、気力、記憶力の低下など、まったく視野に入っていない。ちょっと無謀な領域に入りつつあるのだろうか。

 数字で確認できるような達成目標だけを設定してはいない。最も重要視しているのは、ある一定の環境に到達することだ。私が他界するか、あるいは引退しても、残った人たちで今の仕事を継続してもらえる、と思える環境を目指している。

 そのためには、製作や管理などの技術的なことや、一定の売上金額など具体的な要素は当然ある。しかし、最も重要なのは理念とかポリシーといわれる概念だと考えている。売り上げを上げる、営業上のテクニックも重要だと思うが、それ以上に、金銭では売り渡さない、妥協しない堅固な理念は、ずっと受け継いでもらいたいと希望している。

 ・・・今日は少々頭が重いせいか、遺言書の序章のような内容になってしまった。

 この年齢になってもなお、何かに取り憑かれたように負荷を負い続けている。その執着心の源泉は、どこにあるのだろうか。・・・若かりし頃からの愚かな行い、軽はずみな言動、いろいろな人たちの信頼に応えられなかったこと、誤った判断、過ち、それらへの悔悟や反省の気持ちを薄めるために、私心を捨てて人の役に立ちたいと、どうやらそのように考えているようだ。そんなことを考えたことはなかったおだが、確かに懺悔の気持ちは色濃くなっている。

 私はまだ生きている。思考力があり、こうして指が動いてキーボードを叩けるうちは、謙虚に自分の愚かな心と向き合い、心の赴くままに学び、知識と知恵を深め、できるだけ正しい判断を続けて行きたいと願っている。

 歩行が困難になり、体調も悪く、気が沈んで毎日を送っている高齢の女性がいる。ときどき心が苦しくなると、電話をかけてくる。私の声を聞くだけで、心が平安になるという。すっかり神格化されてしまっている。
 ときどきおかゆや、やわらかい食べ物、スープを送るように心がけている。家庭内で孤立しているので、何か気を紛らわせ、辛いことから目をそらせるよう写真集か画集を送る約束をした。なかなか本屋に行けないので、Amazonで調べ、「不染鉄之画集」と「日本の自然風景 50人の写真家達」の2冊を送る手配をした。ずっと昔、とてもお世話になった方なので。でめてものご恩返しである。

 なんの見返りもない相手であっても、心に平安と安堵を感じてもらえれば、それが私自身の歓びでもある。


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by hirune-neko | 2018-06-02 00:20 | 心の中のできごと | Comments(0)
<< どうやらようやく、機が熟してき... 月末を無事に終え、月越しの祭り... >>



妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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