昼寝ネコの雑記帳

初めて英語だけのミーティングに出席し、自信を喪失した


Largo Tanginble - Astor Piazzolla

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 花粉症の症状があっても、床につくと治まっていたのだが、昨晩は酷い症状だった。鼻の奥に強い違和感があり、それが段々奥に侵入し、最終的には脳が侵されたような感じだった。眠れぬ時間を何時間も過ごし、疲れが抜けなかった。何か鮮明な夢を見たような気がするが、起きた瞬間に全ては消失していた。

 数日前に、あるミーティングに出席した。終了後、いつもはそのまま帰宅するのが常なのだが、直後に開かれた別のミーティングにも出席するよう要請された。初めて出席するミーティングだった。

 参加者は日本人、アメリカ人、韓国人で言語は英語が使われ、テレビ電話によって韓国とミクロネシアの人たちも参加した。日本人のために通訳のアメリカ人男性が同席していたが、初めて出席する私に、通訳は必要ですか、と訊いてきた。一瞬迷ったのだが、お願いしますと答えた。

 いざ始まってみると、アメリカ人以外の人たちの英語が聞き取れない。通訳の人の言葉も小声で聞き取れない。おまけに鼻水とクシャミが止まらず、テーブルの上にティッシュペーパーの箱を置き、持参したスーパーのビニール袋をくずかご代わりに使うほどだったので、具体的に何が話し合われたのかを把握することができなかった。ある程度は理解できると踏んで出席したのだが、すっかり自信を喪失してしまった。自信を喪失してみて、反省点を考えてみた。

 改めて自分を客観視してみたら、まるで自分が興味のあるものを手当たり次第におもちゃ箱に入れる、子どもと変わらないのではないかと思えた。子どもがバイキングのレストランに行き、食べたいものを片っ端から皿に盛って、自分のテーブルに並べてしまう、そんな情景が目に浮かんだ。到底食べきれないにも拘わらず、目についたものを次々と集めてしまう。私はもしかしたら、発達障害の老人なのかもしれないと思い至った。

 dropboxを開いたら、何種類のカテゴリーのフォルダがあるだろうか。EvernoteもiCloud Deiveも然りである。「語学学習」のフォルダを開いたら、一体何種類の言語情報があるかは、恥ずかしくてとても書けない。

 別に居直るわけではないが、果たしてそれはいけないことなのだろうか、とも思ってしまう。いろいろなことに興味を持つこと自体は、良きことなのではないだろうか。勿論、ひとつのことだけでも、それなりに達成するには時間を要する。しかし何歳になっても知識欲が旺盛で、向学心があるのは良きことなのではないだろうか。

 私はメールアカウントを50近く設定している。全てを頻繁に使用している訳ではないが、必要があってのことである。たくさんの要素をごく短期間で吸収できる能力は具わっていない。しばらくは混乱し、悪戦苦闘し、粘りながらあれこれ工夫を重ねるうちに、徐々に体得し、さらには一見すると無関係に思える、異なるカテゴリーの知識や技術が、有機的に結合するのではないかという予感を持っている。

 気力や体力を要し、神経もくたびれるし脳内が飽和状態だと感じるのは、常のことである。しかし気がついてみれば、脳内に新しい知識を吸収し保存できる機能が高まるよう念じて、自らを励ましている。

 齢を重ねてなお、興味を持って学びたいカテゴリーは削減していない。無謀なのかもしれないが、これは自分の気質なので、敢えて他の人たちの意見に従い、真似る必要はないと考えている。

 人付き合いが悪く、融通が利かず、相手が誰であっても自分の意見を主張し、妥協を嫌い、脳内には妄想が渦巻き、自制心が足りず意志薄弱で・・・こうして自分の属性と思われる要素を羅列してみると、かなり偏屈な奇人・変人ではないかと思ってしまう。

 改めて、長男、次男、三男、そして一番下の長女の生き様を見ていると、それぞれ全く異なる分野ではあるが、独自に道を切り拓いているなと感じる。どうやら私と同じDNAを受け継いでいると感じている。苦労は多いと思うが、いつか皆、報われる時が来ることを親として願っている。


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by hirune-neko | 2018-05-11 23:43 | 心の中のできごと | Comments(0)
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妄想から始まり、脳内人格を与えられた不思議な存在
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昼寝ネコのプロフィール
・1951年
 小さいころ、雨ざらしで目ヤニだらけの捨てネコを拾ってきては、親から小言をいわれる。小学校低学年の音楽と図工は通信簿が「2」。中学からバスケを始めるも、高校2年で部活を止め、ジャズ喫茶通いが日課となる。授業が退屈でがまんできず、短編小説を書いては授業中のクラスで強制的に回覧させ、同級生の晩学を妨げることしばしば。早く卒業してほしいと、とくに物理の先生が嘆いていたようだ。ビル・エバンス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンに心酔。受験勉強をすっかり怠り、頭の中は浸水状態。

・1969年 
 中央大学経済学部入学
 まぐれで合格するも、東大安田闘争・70年安保闘争などの影響で神田界隈はマヒ状態。連日機動隊がやってきて大学はロックアウト・封鎖の繰り返し。すっかり希望を失い、大いなる時間の浪費が始まる。記憶に残っているのは、ジャズを聴いたこと、大学ノートに何やら書きなぐったこと、ぼーっと考えごとをすること。数限りなく、雑多なアルバイトをやったこと。一応は無難にこなした・・・はずだ。いろいろ本を買いあさったが「積ん読状態」で、ただ、アルベール・カミュの作品には衝撃を受ける。それと、寮生活だったので、嫌いだった納豆を食べられるようになったのは、収穫だった。

・1974年 
 同大学卒業
 1年留年し、5年かけてなんとか卒業。理由は単位を落としたからだが、結局5年間の学生生活で授業に出席したのは、おそらく数十日ではなかったろうか。毎回レポート試験で単位をいただいたが、ほとんどは寮生仲間に「餃子ライス」を報酬に、作成を代行してもらった。今さら卒業証書を返還せよといわれても、もう時効だろう。白門同窓生の恥部であることは、重々自覚している。
     
・2006年 
 現在に至る
 プロポーズしたら1週間待ってくれという。そんなに待てないといったら、翌日ハート型のケーキを焼いて待っていてくれた。世の中には奇特な女性がいるものだ。おまけに4人も子どもを産み育ててくれて・・・育児放棄の夫に寛大な女性で・・・おまけに子どもたちは・・・三人の息子と息子のような娘が一人なのだが・・・父親を反面教師として、なんとか実社会に順応している。大したものだ。わが家には、「親の七光り」など存在せず、「子の七光り」で恩恵をいただいているようなものだ。

・2010年 宇宙の旅
 人生も、それなりに辛抱して生きていれば、悪いことばかりではないなと思っている。2010年には、どこで何をしていることやら。宇宙のチリになっているのか、地中に埋もれているのか、はたまた相変わらず時間を見つけては昼寝三昧なのか、こればかりは全く予測がつかない。

・現在
 このブログを始めた頃、2010年なんてずっと未来の存在だった。でも、気がついてみたら2010年はすでに過去のできごとになってしまった。2013年になり、もうじき2014年になろうとしているこの時期に、改めてブログに書き残された何編もの雑文が、自分の心の軌跡という遺産になっていることを感じている。6年前に「昼寝ネコの雑記帳」という単行本を出版した。最近は「続・昼寝ネコの雑記帳~創作短編集」を発刊しようと、密かに機会を窺っている。
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